大祭三日目
6/7(日)はれ
品川神社の大祭、最終日。
浴衣に着替えて、いざ出陣。
お昼、北品川商店街の鉄板焼き屋の出店をお手伝い。
行き交う人たちをじっくり観察できるのが、楽しい。
品川以外の半纏を着ている人が沢山いる。
彼らは、御神輿を担ぐのが大好きで、いろんなお祭を
渡り歩くんだそうな。
御神輿を担ぐと、コブができる。
立派なコブをお持ちの方が、あちこちに。
コブが首にある人は品川の人で、肩にある人は
他の地域の人なんだって。
山車や、大中小の御神輿、天狗の御一行も行き来して
旧東海道は熱気ムンムン。
夕方、クロモンカフェへ。
すっかり御神輿を担ぎ慣れた愛ちゃん、ナルちゃんとお茶。
店主の薄葉さんの旦那さんに挨拶。
旦那さんが、御神輿の宮入りに連れて行ってくれることに。
愛ちゃん、ナルちゃんも一緒。薄葉さんは後で合流するとのこと。
ドキドキ。。。
旧東海道は、人、人、人の海。
荒ぶる大神輿について行って、途中で追い越した。
休憩する大神輿の前で、撮影会。
柄の部分にそっと触れてみたり。
品川神社が近づいて来ると、大神輿がスピードアップした。
人波もゴオオオ~ッと動く。
神社を見上げると、石段に裃姿の役員がびっしり。
カッコいい~~。
神社の下で、大神輿から小神輿に神様がお乗り換え。
皆で手締めをした後、うちらは車道を上って、境内に先回り。
石段を上り切った御神輿が境内に到着。
神楽殿からお囃子が鳴り始めた。
待ち構えていた人々が、御神輿めがけて身体を寄せてゆく。
薄葉さんを筆頭に、うねりの中へ飛び込んでゆく面々。
おいらは、ちょっと高くなった場所から見物。
台風のようなうねりが、ひとつの生き物のように境内中を巡ってゆく。
神様も人も、歓んでいる。
命が生まれる瞬間に立ち会っているような心地だったよ。。。
手締めの後、御神輿は神殿の中に収められた。
人々は、並んで参拝を始めた。
みんなみんなニコニコ。
うちらも参拝し、境内の出店であれこれつまんだ。
石段にずらりと並ぶ提灯の中に、クロモンカフェを発見。
いいもんだな~。
来年は、御神輿が石段を上ってゆくところを見たいな。
クロモンカフェに戻って、夜担当のトチアキ氏の料理をいただく。
近所の友人夫婦らも勢揃いで、皆でワイワイ。
半纏は、鈴のデザインでカッコいい。
襟の部分に自分の名前を入れることができる。
欲しいねと語る面々。
地元の男衆は、自分の手拭を作って、それを名刺代わりに
配るんだそうな。
おいらが大越さんからもらった手拭、草色で大胆な柄がステキ。
愛ちゃんの首に、担ぎ痕の痣が見える。
みんな、半纏の中にうまく手拭を忍ばせて、首を守ってるんだって。
「明神さんも担いでみたらいいのに。」と愛ちゃん。
「見てる方が楽しいの。」と、おいら。
こちとら、右足に捻挫癖があるからなあ。。。
神様と一体化するのは、20代の時に奉納舞で経験できたし、
現在進行形の公演、『花音』で奉納に携わってるし。
なんて言いつつ、来年、挑戦してるかもしれないけど。
ハレの日が終われば、ケの日常が待っている。
早くも、来年のお祭に思いを馳せ始める面々。
は~~。濃ゆい週末だったな。
この町がもっと好きになったよ。
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