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三年


4/29(日)はれ


昨日は、クロモンカフェでのんびり常連さんとお喋りの日だった。

ずっと考えていたことを店主の薄葉さんに相談した。

「耳かき屋はライフワークとして続けたいけれど、台本を書く準備に時間を使いたいので、耳かきの日を週3日から週1日に減らしたい」と。

金曜の夜は近所の常連さんが来てくれている。

土日は、遠方からご新規さんが訪ねてくれることが多い。


「せっかく3年かけて根付かせたんだから、遠方から来てくれるお客様を切るのはどうかしら。」と薄葉さん。


5月はひとまず、週2日に減らしてみることになった。


耳かき部屋に籠って、資料を読んでいいよ。

気分転換にお喋りしたくなったら、部屋から出て来て、常連さんとお喋りすればいいとのこと。


書くための準備に集中したいという気持ちを汲んでくれて、ありがたいなあ。

施術料金の値上げを考えていることにも賛成してくれた。


今日来てくれた常連のお客様に、5月から日数が減ることと施術料金の値上げの話をした。

「また来ます」と笑顔でお帰りになられた。


今後もどうぞよろしくお願いします。




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ナルト


4/28(土)はれ


昨日、飛行機で東京に戻って来た。

さて。標準語モードで生活するぞ。


午前、美容院へ。

原宿駅は、臨時の改札口ができている。

担当の店長が「風邪ひいてます」と申告してくれた。

昨夜、熱が上がったけど、朝は下がったそうで。

それはしんどいですなあ。


客としては、菌をもらわないよう、お茶をマメに飲んで、喉を常に湿らせておく。

ヘナ染めをして、カットもしてもらう。

今までで一番短くしてもらったので、うなじにバリカンが入った。

テンション上がるわ~。


今日の発見。

うなじにあるツムジのことを「ナルト」と呼ぶそうな。

へ~~!

おいらには二つあるとのこと。

たくさんのツムジやナルトに出会い、毛の流れを生かしてカットしている美容師さん。

業界用語って面白いなあ。


キレイにしてもらって、ありがとうございます。

会計時、顔をあわせると、店長の顔が赤い。

休めないんだろうけど、身体、大事にしてね。


帰り、古着屋のシカゴに寄ってみた。

http://www.chicago.co.jp


男性の浴衣をチェック。

身長180cm位の方のキングサイズを探す。

見つかったけど、裄が極端に短い。

裄が短いと腕がニョキッと出て、カッコ悪い。


温泉地で着る、袖の短い安物の浴衣も並んでいる。

浴衣の形に詳しくない外国人観光客は、袖の長さを気にせず買っちゃうんだろうなあ。


さてさて。

午後からは久しぶりの耳かき屋。楽しみ~。



風の声


4/23(月)はれ


朝、会館を出て、善通寺駅へ。

タクシーで丸亀の岩盤浴室へ。

いっぱい汗を流してリフレッシュ。


丸亀駅へ向かっていると、大きな公園があり、ちょっと寄り道。

木陰で休憩。幹にもたれて、風の音を聞きながらのほほん。

小鳥たちの囀りが愛おしい。


このまま、芝生に身を横たえて、お昼寝したいなあ。。。


はるか向こうの藤棚の下で、ピクニック中の大人が数人。

ジャングルジムの並びのブランコで遊んでいる子どもとお父さん。

日傘をさして電話中の若い女性。


さて。

高速バスに乗って、高知へ向かおう。

立ち上がると、スカートは芝だらけ。

根元のヤニがお尻にべっとり。

よかよか。自然に身を任せると、おつりがくるものだ。


スカートをくるりと回して、歩き出す。


週末に東京に戻るので、それまで日記はお休みしますね。

初鰹を食べて、精力つけてきます。



温室


4/22(日)はれ


早起きして、ノトススタジオへ。

学生、仙石先生に挨拶。


二人一組になって横たわり、身体を緩めるエクササイズを開始。

余計な力が抜け、平べったくなっていい感じ。

人に触られるのが苦手な女子が涙目になっていたので、声をかけた。

「人に触るのも触られるのも、苦手なんです。」

「無理しなくていいからね。ちょっと休もうか。」


休憩時間中に、その女子の背景を仙石先生にリサーチ。

演劇経験なしの内気な子だそうな。

そうか~。じゃあ、昨日のいろんなエクササイズ、よく頑張ったなあ。


その子がそのまま見学するのか、合流するのかで、内容を変えなければ。

ニコニコ顔で合流したので、その後の作業を一人でできるものばかりに変更。

(ほんとは二人一組で作業した方が、客観的な視点が持てるからいいんだけどね)


午後からはいよいよ『花音』台本のシーン稽古が始まる。

好きなシーンを選んで、組みたい人にアプローチして、ペアになってもらう。


ランチは大学の隣のうどん屋さんへ。

レンコン天と鳥天が美味し~い。


シーン稽古開始。

以下の三点に留意して、10分で練習。


「舞台と客席の形状を決める」

「何を伝えたいかを二人で決めておく」

「始まりと終わりをキッチリ作る」


そして、皆の前で立ち稽古し、おいらがアドバイスをする。

「トップバッターでやりたいチーム」と問うても、誰も手を挙げない。

先陣を切る勇気のない、温室育ちの学生たち。

じっと誰かが手を挙げるのを待つ。

7チームが一巡したので「2回目のトップでやりたいチーム」と問うても、また誰も手を挙げない。

がっかりだなあ。。。


舞台空間をどう使うか、観客からどう見えるかを意識することがなかった学生が多く、脳みそをフル回転させてシーンを作り上げて行った。


2日間の集中授業が終わり、感想や今後への抱負を語る学生たち。

体の軸をしっかり舞台で立てることの大事さに気づいた子が多かった。

居残りして、フラフープを回したり、シーン稽古を続けるチームがいたので、仕上げを見せてもらった。


来週からは、プロの演出家による学生公演の稽古が始まる。

今回の授業で身に付けた技術や意識の仕方、生かしてくれたら嬉しいな。

それは、社会人になった時に大いに自分を助けてくれる宝になるだろうから。



素直


4/21(土)はれ


羽田空港から飛行機で高松空港へ。

後方座席の少年が「富士山だ!」とはしゃいでいる。

地球は7割が海。青い地球。美しいなあ。。。


空港に仙石先生が迎えに来てくれた。ありがとうございます。

車中で互いの近況を報告。

四国学院大学の近くのうどん屋さんでランチ。うまうま。


校内の会館で休んで、ノトススタジオへ。

今日、明日と演劇の授業を行う。

今日は、西村先生が同席してくださる。よろしくお願いします。


学生たちは2,3,4年生の男女13人。

彼らの出身地は四国だけでなく、福岡、広島、青森とバラエティに富んでいる。

身体の軸を意識するワークを重ねてゆく。


あっという間に下半身に重心が落ちて、足音をさせないで歩けるようになった。

仙骨を締めると、みんな、プリップリのステキなお尻になった。

素直って、すばらしいなあ。


最後は、フラフープを回して、回そうと力を入れるのではなく、下丹田に吸い付いてくる場所を探した。


明日は『花音』台本を使ってシーン稽古をしていく。

楽しみだな~。


西村先生が夕ご飯を誘ってくださったけど、喉を休ませたいので、またの機会にさせていただいた。

いっぱい寝て、体力を回復させて、明日の創作に備えよう。



視点


4/20(金)はれ


白洲正子著の『明恵』を読み始めた。

最初の章しか読んでないのに、トキメキが止まらない。

なんてまろやかな文章。ああ白州さん。


く~~っ!そうなのそうなの!

白州さんのおっしゃるように「もし明恵上人が芸術家だったら」と思わずにはいられない。


台本は、女性の視点で明恵上人を描こうとしていたのだけれど、別のアイディアがムクムクと浮かんで来てしまったよ。



夕方、着物に着替えてクロモンカフェへ。

え、店主の薄葉さん、怪我により臨時休業とな。

連絡してみたら、耳かきは今週全て休みだと思っていたのだそう。

足、お大事に。。。


急いで耳かき屋のFacebookにその旨を知らせる。


常連さんに連絡したら

「行ったら閉まってたので、帰りました」

とな。

すみませぬ。。。


友人とクロモンカフェで会う約束をしていたので、うちに寄ってもらった。

柏餅をいただきながら談笑。

主に恋バナ。

彼女はおいらの日記を読んでくれている。


「水が流れているというか。ゆれる笹が見えるというか。そういう文章で、読んでて癒されます。」


ありがたや。

水は溜まると腐るので、流れるような旋律は大事にして書いてるなあ。


さて。

明日は早いので、お開きにしましょ。



痛み


4/19(木)はれ


午後、自転車で近所の知人宅へ。

身体のメンテナンスで。


お宅のワンコに歓迎される。


奈美先生に身体を預ける。

足のツボを中心に全体のケアをしてくださる。


海馬を刺激するツボが、痛いのなんのって。

「ボケ防止にもなるのよ」と先生。


毎回、痛みを受け入れようと呼吸を深くするのだけれど、後半、我慢できなくなり「イタタタ」と言ってしまう。

メンテナンス、終了。


ポカポカになった身体で、目黒川沿いをチャリチャリ。

桜並木の緑の濃さに圧倒される。


図書館へ。

明恵上人関連の本を三冊借りた。

どれから読もうかな。

やっぱり、白洲正子からかな。


よし。家でゆっくり読もう。




4/18(水)雨~くもり


週末、四国学院大学で2日間みっちり演劇の授業をするので、旅の支度をしている。


天気予報をチェックすると晴れ。

最高気温は28度。最低気温は13度。

夜は冷えるわね。


近所のマンション工事も大詰めだ。

2年かけた工事も、7月には終わる予定。


棟梁の指示がダイレクトに聞こえてくる。


命がけの現場で、声が大きいって大事だなあ。

よく通る声。

聞き取りやすい言葉。


彼の声に、みんなの命を預かっている責任感を感じる。


建築作業に集中する大工さんたちの動きを想像しながら工事の音を聴いてみると、リズミカルに手際よく立ち回っていて、ニンマリしてしまう。


雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も、完成に向けて進む日々。

達成感を味わえる日も近い。


今日一日、現場で働いている人たちが安全に作業できますように。





4/17(火)くもり~雨


キモノ時間ソレカラの情報を外国人観光客向けの雑誌に載せてもらえることになった。

写真のデータが、家のネット環境だと重くて送れない。

とほほ。。。


セブンイレブンのイートインコーナーでノートパソコンを開く。

あっという間に送ることができた。



サッカー日本代表の新監督、西野朗氏の就任会見をチェック。

https://www.youtube.com/watch?v=3A-GpqflSrI



メディアがこぞって今回の監督交代劇を取り上げている。

サッカー好きの友人たちは、早くから前監督のハリル氏の解任を要求していたし、こうなったからには、日本人監督による、日本人選手の実力を出しやすい方法でワールドカップ本戦に挑んでいくしかない。


近いうちに、ハリル氏が日本で記者会見をするそうな。

真面目で激情型の彼が、どんな会見をするのか。


ハリル氏と日本サッカー協会の溝を確かめたい。



花音


4/16(月)新月


高知県立春野高校の安部先生からメールが届いた。

5月の演劇祭で、演劇部の生徒達が『花音』を上演したいそうで。


もちろんOKです。

上演許可証のサインをして、返送する。


そういえば4年前の秋、格技場で演劇部の子と『花音』台本を使ってワークショップしたなあ。

豪華な俳優陣と高校生が交流して、贅沢な時間だったな。

その時の子達は卒業しちゃったんだろうけど、台本が部室に残ってたのね。


安部先生は、春から演劇部の顧問じゃなくなるので、この大会で生徒達とお別れなのだそう。

4年前は顧問になりたてで初々しかった彼も、様々な苦楽を生徒たちと乗り越えて、いい顔になっているんだろうなあ。


第32回高知県高等学校演劇祭の公演日程はゴールデンウィークの3日間だそうで。

春野高校の『花音』は初日の一番最後の上演とのこと。

http://kochiengeki.blog.fc2.com


5/3(木)17:55~@芸術ホール


芸術ホールといえば、我が母校、高知県立高知追手前高校内の立派なホール。

いつかここで自分の作品を上演したいなあと思っていたのだった。

演じるのは高校生だけど、願いが叶うことになる。

嬉しいなあ。


4月末に帰省するので、稽古場に顔出そうかなと一瞬考えたけど、や~めた。

演出に関するシンプルなアドバイスを、安部先生に託した。

生徒たちが全身全霊で作品に向かって行けば、見えてくるものがきっとある。

そして、観客を心の旅に連れ出すことができるかもしれない。


高校時代の演劇部の仲間たちに知らせようっと。

みんなと連絡とれると思うと、ワクワクして来た~。




星のごときもの


4/15(日)くもり


昨日から『宗教を考えるヒント』を読んでいる。

著者の藤原成一先生の言霊はエキセントリック。

3ページずつ、様々な角度からどう生きるかのヒントが綴られている。


室生犀星の詩『何者ぞ』がグッとくきた。

何者か割れたり

我が中にありて閉ぢられしもの割れたり

かれらみな声を挙げて叫び出せり

桃の実のごときもの割られたり

星のごときもの光りだせり


そう。光は自分の中にある。

闇だって、自分の中にある。

光は産声をあげ、隠しておきたかった闇から溢れ出す。


アーティストは闇を見つめる勇気がある。

光は自ずと発光し、沢山の人の内なる光の発光を助ける。



求める


4/14(土)くもり


金土日と耳かき屋を休ませてもらっている。

前回、耳かきのお客様にインフルエンザをもらってしまったので、弱っている時は大事をとらせてもらうことにした。


午後、クロモンカフェへ。

常連のお客様がDVDデータをUSBに取り込んでくれたので、それを受け取りに。

Macユーザー同士なので、その機能(iCloud)を使ったデータの受け渡しかたも教えてくれた。

ありがとうございます。

お礼に、文旦を渡す。


店主の薄葉さんにお弁当を作っていただく。

ありがとうございます。夕ご飯にします。


家で読書開始。

『宗教を考えるヒント』藤原成一著


学生時代、藤原先生の日本文化史の授業が大好きで、単位を取った次の年も聴講していた。

卒業しても聴講してたら「目立つからやめて」と先生に言われて通えなくなった。

(今思えば、図々しい子だったなあ。)


先生の授業で、明恵上人のことを知り、光の道に向かってまっすぐに進む勇気をもらった。

改めて、教えを説く人に敬意を抱かずにはいられない。


ページを開くと、先生の情熱的なダミ声が再生される。


芭蕉の言葉に感銘を受け、ノートに記す。


「古人の跡を求めず、古人の求めたるところを求めよ」


史跡巡りも感慨深いけど、この部屋で想いを巡らせて、光の道を進んで行くことができる。

三十代の時、じっくり闇と向き合って作品を創ったので、恐れも迷いもなく、光へと進んでゆける。



ゆらぎさえも


4/13(金)はれ


風邪薬を飲んで、おとなしく寝ている。

ベッドの中で『明恵 夢を生きる』河合隼雄著を読了。

感慨深いわ~。

19歳から40年間、夢日記を書き続けた明恵上人。

彼の修行が夢と呼応し、悟りへの道を辿って行くことができる。


臨床心理学者の河合氏が、明恵上人を偉人としてでなく、一人の人としてゆれながら歩んだ様を解き明かしている。


次は、彼の和歌を中心に辿って行くかな。

並行して、仏教、華厳経、鎌倉時代の歴史や法然、親鸞との対比も明確にしてゆかねば。


念には念を


4/12(木)はれ


久しぶりにドッカ~ンと偏頭痛が来た。

喉の腫れも手伝って、ギブアップ。


昨日会った友は、この冬、インフルエンザのA、B両方にかかったそうで。

先日、整体の先生が「今年はAB両方にかかる人が多い」って言ってたなあ。


免疫力が落ちている今、誰かに菌をもらったら、来週飛行機に乗れなくなっちゃうわ。


ということで、明日からの予定をすべてキャンセル。

今週中に体調の回復を図り、来週末の四国学院大学の授業に備えよう。

(さすがに、二回連続休校というわけにはいかないわ。)


昨日のライブの続きをば。


クボケンジ氏は、親友である志村正彦氏を8年前に亡くした。

二人共、作詞&作曲、ボーカルを担い、それぞれのバンドを率いており、互いに深く分かり合える仲だった。

親友を失ったクボ氏は、しばらくは何も手につかなかったが、友の分まで歌って行こうと決意し、進んできた。

クリスマスイブにこの世を去った友。

クボ氏は去年のイブにやっと、楽しいことを考えられるようになったのだそう。


アーティストは、痛みを美しい言霊やメロディに昇華させる。

そして、沢山の人の心を慰める。





第一声


4/11(水)くもり


夕方、新代田のライブハウス fever へ。

友人のさっちんが席を確保してくれていた。ありがとう!

メレンゲのクボケンジ氏がソロ活動でツアー中で、それを観に。

観客は9割が女性。

夫婦、親子で楽しんでいる観客もいる。


彼の魅力は、なんといっても第一声が生まれる瞬間。

そこから命が始まる

そこから春が始まる


妖精が現れて、ふわっと花を咲かせるような絵を感じるのだ。

ある時は、首根っこをヒョイっと甘嚙みされて、ふんわり宙に浮かぶ感覚になったり。


どの楽曲も、彼独自の世界があり、心地よい。

詩人としての才能の素晴らしさ。

自分の弱さと向き合う勇気のある人、それがアーティストだなあと痛感した。

助っ人のギタリスト、キーボード奏者のお二人もノリノリ。

心地よいグルーヴが生まれる時は、動的な瞑想状態なんだろうなと想像しながら楽しんだ。


ライブの後、カフェでさっちんと談笑。

彼を支えている女性は、どんな人なのだろう。

彼が永遠の少年であり続けられるよう、サポートできる人なんだろうなあ。


「そこには興味ない」と彼女。

ギュンギュン仕事をする日々から、彼の世界で自分を解放できることが幸せなのだそうな。


そうね。彼の声で、何度も生まれる瞬間を味わえる。

なんて幸せなことだろう。


以前、ミュージシャンの及川恒平氏に

『あなたは「ありがとう」の「あ」を言おうとする瞬間に「ありがとう」が届く言霊の持ち主』

と言われて嬉しかったことを思い出した。


それは、互いに言霊を大事に生きていることが根底にあるから。

彼は、第一声が放たれる瞬間に、観客に言霊が伝わるよう、日々精進している人。


明恵上人の声は、どんなだったのだろう。

想像力を働かせて、作品の準備をしていこう。




4/10(火)くもり


就寝時、口にテープを貼るようになって3日目。

目覚めた時、ちゃんとテープがくっついている。

緩めに貼ってあるので、苦しくない。


方法は、サージカルテープを5cmの長さに切り、唇に当たる部分はテープを二重に貼って、くっつかないようにして、テープの上下1cmの粘着力で、口の上下に縦に貼り付ける。


就寝時、3回中1回はマスクを外してしまうけど、テープはくっついているので、喉の腫れが広がるのを止めることができる。


花粉の時期が終わるまで、続けてみようっと。


日本サッカー協会の田嶋会長からハリル監督の解任の理由が挙げられ、周囲の声が次々と出ている。

http://www.jfa.jp/samuraiblue/news/00016810/


会長は「信頼関係がない」ことを理由とした。

監督と選手たちのコミュニケーションがうまくいってないことは3月の親善試合で顕著に出ていたし、今までもそうだった。

ハリル監督は、ヨーロッパでは当たり前にやっている技術(縦に速い攻撃、一対一に強い)を日本人選手に落とし込もうとしていたが、うまくいかなかった。


今後は、西野技術委員長が監督を務める。

組織的にパスをつなぐ、日本人の特性を生かした戦い方に回帰することになるが、それは4年前のブラジル大会で一勝もできなかったレベルに逆戻りすることにもなる。

それでも、選手たちが全身全霊をかけて戦えるチームにすることを選んだということだ。


ハリル監督としたら、5月の3週間の合宿に全てを賭けていただろうから、志を果たせなかったことが残念でならないだろう。

彼のやり方は日本人には合ってなかったけれど、その課題を克服しないと次の段階には進めないし、彼を監督に選んだのは協会なのだから。


選手たちは、いろいろな思いがあるだろうけど、選ばれたら、やるしかないよねえ。

W杯で戦うことは、少年の頃からの夢。

どんなゴタゴタに巻き込まれようとも。


W杯のグループリーグでのFIFAランクは、日本が一番下だ。

日本より強い3ヶ国と、どんな戦いを見せてくれるのか。


現地観戦する気力が落ちてきたけど、応援は続けます。



決断

4/9(月)はれ


朝、妹からLINEが届いた。

サッカー日本代表監督のハリルホジッチ氏が解任されたとな!

今までも度々解任の噂はあったけど、ワールドカップまであと2ヶ月。

このままの体制で行くものと思っていた。

日本サッカー協会は、なぜこの時期に決断したのだろう?

午後、田嶋会長が記者会見する模様。


クロモンカフェのランチタイムのお手伝い。

店主の薄葉さんに挨拶。

亀のジョージをお店の外に出して、お隣さんの井戸水をもらって、水槽の水を入れ替える。

ジョージは近所の子供たちの人気者。


12時に開店し、あっという間に満席。


13時になると、のんびりタイム。

近所のイケメンお爺ちゃまがご来店。

毎日いらっしゃる常連さん。

薄葉さんが「耳かき、やってみたらどうですか?」と勧めてくれるがスルーされる。


シンガーソングライターの阿部ちゃんがご来店。裸足だ。

全身全霊で歌う、魂の塊みたいな人。

阿部浩二:http://ucoa.web.fc2.com/


彼の席で一緒にまかないをいただく。

話題はハリル監督解任や、イチロー選手など。

彼は、ライブ活動の傍ら、シアトルにマリナーズの試合を観戦しに行ったそうな。

イチロー選手の名前が呼ばれるとスタンド全体が唸り、鳥肌が立ったとのこと。

素晴らしい体験だな~。


サッカーのどの層が好きなのかと訊かれたので

日本代表入りを目標にする選手たちは、Jリーグだとスピードや球際の激しさを磨けないので、ヨーロッパのクラブに武者修行に出る。

そこで成長していく姿を見守るのが好きと応えた。


「わかるわ~」と阿部ちゃん。

自分を磨くために、今よりもレベルの高い場所へと飛び込んでいく姿勢。

己がちっぽけであることを身をもって体験し、もがいている姿は尊い。


普段、飲み歩いたりしないけど、クロモンでいろんな人と話ができて、ありがたいなあ。


阿部ちゃんが階段を降りていく姿は、ふわふわ軽やかで妖精のようだった。



ハズレ


4/8(日)くもり

先日、外付けのDVDディスクをアマゾンで購入。
今まで、DVDやCDを再生する時は、友人に借りて用を済ませていた。
めったに使わないので、そんなに必要性は感じていなかったけれど、ネットで調べてみるとappleの製品でなければ、三分の一の値段で買える。

アマゾンで一位の商品を選んだ。
レビューを読んでいると、快適という人もいれば、返品という人もいる。
中国製なのが気になるけど。

届いたので、さっそく使用。
問題なくDVDを鑑賞できた。

昨日、DVDを観ようとMacBookに接続したけど、無反応。
別のMacBookに接続してみたけど、やはり無反応。
なぬなぬ~!?

仕方ないので、返品の手続きをした。
ハズレだったよ~。

今朝、郵便局の集荷係の人が、DVDを回収しに来てくれた。
よし。これで一段落。

今後、同じ機種を買うか、日本製にするかは後日考えようっと。

さて、針仕事しよう。
草履の鼻緒の縫い目がほつれてきたのが気になってたの。
縫う前に、草履裏を拭く。
乾いた桜の花びらが二枚、くっついている。胸キュン。
ここまで連れて来ちゃったのね。

YouTubeでブッダ関連の動画を見ながら、チクチク手を動かす。
片方を縫い終え、残りを手に取ったら、すでに繕い終わっていた。
そうか。
右の鼻緒が先にほつれて、今回は左の鼻緒を繕ったというわけね。
右足に重心がかかっているってことなんだなあ。

草履を磨きながら、重心の取り方を再認識している。



白い花


4/7(土)くもり


朝目覚めたら、マスクが外れていて、喉の腫れが広がっている。

マスクの外れ方は、両耳に紐がかかって、顎にずれている状況。

とほほ。。。無意識にずらしてるんだろうな。


今までの経験だと、マスクが外れる時は、枕元ではなく、ベッドの下に落ちている。

(投げ飛ばしているんだろうか?)


一緒に仕事した女優さんは、口に絆創膏を貼ってからマスクして寝ているって言ってたな。

絆創膏をネットで調べてみると、サージカルテープでもよいそうな。


着物に着替えてクロモンカフェへ。

常連さんと談笑しながらランチ。

口テープの話をしたら、経験者だった。

1週間くらいやったら、鼻呼吸をマスターして、その必要がなくなったそうな。


よし、自分もやってみようっと。


常連さんのお耳をかきかき。

いただいた木瓜(ぼけ)の花が咲いたので、写真を見せて報告。

白い花びらがふわふわと可愛らしい。

先週の耳かきの時は、葉っぱしか見えないと話していたのになあ。

1週間で見事に花を咲かせた。


そろそろ朝顔を植えようとしていることも報告。

朝顔は葉っぱが大きくて、日よけにもなり、花も次から次へと咲いて、楽しい。

あんなに小さな種の中に、美しい螺旋のリズムが備わっている。


次の耳かきの時は、芽が出た話ができるかしら。



春生まれ


4/6(金)くもり~小雨~くもり


夕方、着物に着替えてクロモンカフェへ。

風が強くて、まっすぐ歩けないよう~。

店主の薄葉さん、常連さんと談笑しつつ、夕ご飯。


話題は、愛ちゃんの子どもが無事に生まれたことについて。

4週間も早く出て来たんだけど、母子共に健康。

愛ちゃんが息子さんの耳の写真を送って来てくれた。

洞窟みたいで、ワクワクする~!


目が開いたら、愛ちゃん似か旦那さん似か分かるなあ。

愛ちゃん似だったら、お目目まん丸だなあ。

母になった愛ちゃんと、息子さんと会える日が楽しみ~。


常連さんのお耳をかきかき。

昼間、御殿山さくらまつりでランチを食べて来たそうで。

いろんな出店があって楽しかったそうな。

桜はもちろんすっかり葉桜。


週末のしながわ運河まつりの天気が心配だなあ。

去年は最終日が大雨。

今年は明日の夜遅くから雨、日曜は昼過ぎから晴れるそうな。

明日の夜は花火があるから、なんとかお天気もちますように。


先々週初めて耳かきしてくださったお客様が手ほぐしを体験してくださった。

今まで、大きな怪我も病気もしたことないそうで。

接骨院やマッサージの経験もないとのこと。

健康であることって、すばらしいことだなあ。

今後、いろいろ試してみたいとのこと。

ぜひぜひ。


近所のNPO法人「おばちゃんち」の方々が、どやどやと帰って行く。

「今度寄らせてね~」と声をかけてくれる。

お待ちしてま~す。



ヒマヤラ山脈


4/5(木)くもり


喉の腫れが強くなってきた。

これ以上ひどくならないよう、ケアを行う。

もちろん、睡眠&栄養はたっぷりと。


ここ何回か、お風呂に塩を入れて入浴している。

いろんな種類の塩が溜まってしまったので、有効に使う作戦なり。

(お塩はミネラル成分たっぷりで浄化作用がある。)


以前、知人からもらったネパールのお土産で、Himalaya BLACK SOLT ってシールが貼ってある。

お湯に溶かすとトロリとして、お肌がスベスベになる。

ゆったり塩湯に浸かりながら、ネパールに想いを馳せる。

インドの上にある山深い国。民族衣装もキレイよねえ。


お湯を流す時、バスタブの底に黒い砂が溜まる。

東京の浴室で、ヒマヤラ山脈とつながったような心地になる。


そして、明恵上人が紀州沖の苅磨島で修行をした時、弟子たちに「この海は天竺とつながっている」と説いたことを思い出している。


シャワーでネパールの砂を流し、その渦を眺めている。

ふと、お釈迦様の生誕地がネパールであることに気づいた。


小さな共時性を体験し、ニンマリしてしまう。


ヒマヤラの砂は、渦の中に消えて行った。

私の中には、まだ言霊にならない蜜が溜まりつつある。

集めて、混ぜて、発酵させて、よき時に取り出せるよう、準備をして行こう。



水田


4/4(水)はれ


暖かいなあ。


先日送られて来た宅急便の段ボールを解体する。

パラパラと籾殻が出てきた。

思わず、ニンマリしてしまった。


去年は野菜にカタツムリがくっついてたもんな。

こうして、種や虫たちが海を越えて、分布してゆくんだなあ。


床に散らばった籾殻をほうきで集める。


子供の頃、稲刈りが終わった田んぼに入って、刈られた茎の根元を踏んで遊んだなあ。


月末、高知に帰省するので、飛行機から水田を眺めるのが楽しみ。

晴れていれば、空や雲が鏡のように映り、風が吹けば、その模様がツツツ~とゆれる。

頼りない青い苗たちもサワサワとゆれる。


もちろん、窓際の席は確保してある。ムフフ。


さてさて。

先週分の日記をブログにアップするとしよう。



真珠


4/3(火)はれ


お昼、近所の友人からお花見の誘いを受けた。

今、読書中で外出モードじゃないんだよなあ。。。


何時までやっているか訊いたら「昨日でした」と返事が。

あらら。一日気づかなかったのね。

今年の権現山公園の桜、どのくらいもったのかしら。


そういえば、以前にも友の誘いに数日気づかなかったことがある。


遊ぶ日の2,3日前に連絡されても気づかないことが多いなあ。

1週間位前に誘われないと、人に会う体力を計算できないかも。


先日、音楽好きの友人からライブの誘いが来た。

ライブは来週なので、日数的にも余裕がある。

ライブハウスでオールスタンディングだと辛いけど、早めに行けば座れるとのこと。


昨日、読書している時に、いい出会いがあった。

インドの音楽家、ハズラト・イナーヤト・ハーンの言葉。


「とうとう、あなたを見つけた。

 私の心の殻の中に。

 ひとつぶの真珠のように隠れているあなたを。」


読書メモ用紙に赤ペンで書き写す。

何度も声に出してみる。


なんて美しい情景。美しい詩。

真珠のように小さな光。

すべての人の中に隠れている、内なる光。

それは、私であり、あなたでもある。


『花音』公演のラストシーンで、追いかけっこをしている男女のセリフを思い出した。


女「み~つけた」

男「みつかった」


ソウルで公演する時は、女のセリフは韓国語で、男のセリフは日本語で発していた。

韓国語の字幕を極力減らすため、こんな工夫がなされた。


女「チャーガッタ(みつけた)」

男「チャーガッタ(みつけた)」


男も韓国語で、女の言霊を復唱したのだ。


実際、男は、隠れていた場所から女の前へと出てくるので、お互いに「みつけた」と同時に発してもいいくらいだ。


二つの魂が共振する幸せ。

それは、壮大な宇宙そのものでもある。


たくさんの魂が共振する歓び。

それは、音楽のライブ会場で体験することができる。

来週のライブが楽しみだな。


魂が喜ぶ体験を日々の中に。




4/2(月)はれ


庭先の雑草がモリモリ生えてきたので、抜き取る。

春だなあ。。。

これからどんどん出てくるわね。

君たちの生命力に敬意を表します。


一面の苔の上に桜の花びらがチラホラ。

緑色に薄桃色の丸い花びら。

胸がキュンとしちゃうわあ。


二年前、知人にいただいた木瓜(ボケ)の鉢に蕾が付いている。

わ~お!去年は咲かなかったんだけど、今年は咲いてくれるのね。

嬉しいわ。


紫陽花の葉っぱもモリモリ出てきたなあ。


そろそろ朝顔植える準備しなくちゃ。

去年は地面から自力で出てきた子を育てたけど、花の種類と色が好みでなかったので、今年は桔梗朝顔をメインに植えようっと。

(自力で生えてきた子は、小さな鉢で欲しい人にあげよう。)


去年の初冬、玄関先で羽化してすぐに死んでしまったクロアゲハの亡骸が、朝顔の鉢に横たわっている。

雨風で羽はボロボロになってしまったけど、黒地に赤の斑点が美しい。

越冬に成功したサナギ達が、これから羽化するんだろうな。


花咲き乱れる春。

美味しい蜜がいっぱいの春。



赤い線


4/1(日)はれ


ロシアワールドカップ熱の影響で、世界地図をじっくり見ている。

高校時代の地図帳を出して。

30年前のものなので、ソビエト連邦だし、ドイツが東と西に分かれている。

自分自身が半世紀近く生きていることに、胸を熱くしながらページをめくる。


国境線は赤で引かれている。

鳥たちはそんな線など気にすることなく空を舞う。


自分が生きているうちに、北朝鮮と韓国の国境がなくなる日が訪れますように。


演劇活動をしていると、創ることに全てのエネルギーを注ぐので、外国に行く余裕がなかった。

数年前からサッカーのおかげで、外国に行きたいと思えるようになった。


ワールドカップの準決勝が行われる都市、サンクトペテルブルグは文化的な都市で、バルト海に面している。

サッカー観戦に行く友人が行きたいと言っていた通り、美しい街だなあ。

それに、フィンランドがすぐ近くじゃないか!

ムーミンが生まれた国、行ってみたいなあ。


4年前、危険を厭わずに渡ったブラジル。

赤い土。夕日で金色に染まった世界の美しさ。


ロシアの空、土、風、植物、生きとし生けるものたちの織りなす模様を肌で感じたいなあ。

そして、豊かな芸術を鑑賞したいなあ。


さて。

明恵上人の本、読もう。

800年前の彼の歩みにシンクロしてゆこう。



ロシアへ


3/31(土)満月 


午後、着物に着替えてクロモンカフェへ。

品海公園の前を通ると、桜の木の下でお花見中の人たちが見えた。

カフェに到着すると満席なので、耳かき部屋を作るのをしばし待つ。


常連さんのお席にお邪魔して、談笑。

いつもロールケーキを差し入れしてくれる常連さんがカステラをくださった。

袋詰めになってるので、切り分ける必要もないし、後で食べることもできる。

ありがとう~!


今日はロシアワールドカップのツアーの仮申し込み締切日。

なので、常連さんと一緒にどのツアーがいいか話しながら地図をチェック。


ロシアの会場は、主にヨーロッパ寄りだけど、いかんせん広い。

日本がグループリーグで対戦する国はコロンビア、セネガル、ポーランド。

観戦するとすれば、セネガルかポーランドだな。

(コロンビアには4年前、ブラジルでボッコボコにされたトラウマがある。)

セネガルの会場は、仮設で客席を足した部分が外部が猛烈に高くて、スタジアムからはみ出している。

高所恐怖症のおいらには無理。。。

日本人は、南米やアフリカ系には力負けするけど、ヨーロッパの国とは相性が良い。

好試合になるのはポーランドだろうな。


ひとまず、ポーランド戦と、他の2試合、ブラジル×セルビア戦、デンマーク×フランス戦の合計3試合のコースを予約した。


まだ、ツアーの金額も出てない状態なので、仮申し込みして様子を見るべし。


常連さんのお耳をかきかき。

明日から4月かあ。。。

ゴールデンウィークの予定を訊くと、半分静岡、半分東京だそうで。

その頃になると、喉の腫れも引いて、マスクなしで生活できる。


あと1ヶ月、がんばりすぎずに生活しようっと。



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日記を書くという行為は、一日一日、己の生を記すということでもあります。

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