隣の国


1/30(月)はれ

電車の駅をいくつか乗り過ごした。
時間は戻ってこないけど、その場所には戻ることができる。
何度でも。

駅を降りて、一本道を歩く。

ライターさんと待ち合わせて、大宅壮一文庫へ。
初めて足を踏み入れた。
いろんな雑誌が閲覧できる。
国会図書館だと、本や雑誌が出てくるまでに
めっちゃ待たされるからね。

二階のガラス戸から街並を眺めてきゅんとした。
広がる景色にふっと気持ちも広がった。

これからちょくちょく来ることになるから
四季折々の景色が楽しみだな。


日韓演劇フェスティバルのクロージングパーティーに顔を出す。
韓国の太鼓の踊り「サンモ・パンクッ」の最中だった。
チェッサンモ(帽子に長い紐がついている)の紐が
太鼓の音に乗って弧を描いて宙を舞う姿にうっとり。

二週間の演劇フェスティバルが幕を閉じる。
たくさんの人が関わり、支えて、そしてつながり、広がってゆく。

これから、大阪、福岡とフェスは続きます。
『トンマックルへようこそ』、ぜひ観ていただきたいです。
http://jda.jp/festival01.html

ああ、隣の国、韓国。
また行きたいな。
またしばらく住みたい。


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大きな力


1/29(日)くもり

洗濯をして、ごきげん。
衣類を整えるときの、無心になる感じがいい。
友人は「冬、太陽の光を浴びながら、洗濯物から湯気が
立ち上るのを見るのが幸せ」って言ってたな。


あうるすぽっとへ『トンマッコルへようこそ』を観に。
映画の方が有名だけど、元々はチャン・ジン氏が演劇作品として2002年に上演し、
10万人の観客を動員した話題作。
http://www.owlspot.jp/performance/120127.html

作:チャン・ジン 
演出:東憲司(劇団桟敷童子)

一枚の写真がある。
敵対する兵士たちが村の人々と一緒に写っている。
なぜみんな笑顔なのか・・・?
朝鮮戦争が激化した、1950年秋の暮れ。
南北朝鮮軍兵士や国連軍のアメリカ人兵士が
山奥の平和な村「トンマッコル」で出逢い、友情を育んでいく物語。


北と南の兵士たちが敵対し、一晩中にらみ合うのを
休戦に持ち込んだのは、ハルモニ(おばあ)の仕業。
汚れた兵士の顔を、朝が来たとばかりに
たらいの水に浸けた手でなで回し始める。
兵士たちは武器を構えて、ハルモニの為すがまま。
大の大人が、母親にそうされている子供のようになってしまう。
そこですかさず村長が「休戦」に持ち込む。

泣いた。
っていうか、それ以降泣きっぱなし。
緊張していた兵士たちの心が溶けてゆく姿に涙した。

最後に、彼らは村人たちのためにその命を使うことを決心する。


二年前、おいらはひとつの国を分断した線をこの目で確かめに
DMZ(非武装地帯)のツアーに行った。

ずっと続く鉄条網の上を鳥たちが自由に渡っていた。
追いかけっこをして遊んでいる鳥たち。
鳥のように自由に心を飛ばす。
それが表現者の役割なのだと再認識した。


終演後のトークで、チャン・ジン氏は
「この作品は、自分が書いたというより
 旅先で出逢ったハルモニたちのおかげ。」
と言っていた。

大きな力で、書かされてしまう物語がある。
それは、国境を越えて、みんなの物語になってゆく。


探しながら進む


1/28(土)くもり

手袋を買った。
アンゴラの黄色いの。
きゅっと締め付ける感じがよい。

ENBUゼミリーディング講座三日目。
今日もドイツ人俳優、スラミトさんが来てくれた。

じっくりゆるめて、エロい声を出して、みんないい感じ。
あきらかに表情が変わった女子が数人。

宿題の「三角廻り」を二組ずつやってもらった。
(あぐらになって、頭の重さを利用して
 側面に三回転して元の場所に戻ってくる)
あぐらをかける人なら、老若男女、誰でもできる動きね。

「どうやったら空間をうまく使えるか、考えてやってね。」

そう伝えて、作業を始めたが
回を重ねても、誰ひとりとして空間を工夫して使おうとしなかった。
そして、動きをマスターできてない面々が多数。
ENBUゼミ、六年やってるけど、こんなクラス初めてだよ。

どんな人でもマスターできる方法を実施して、時間切れ。

いやはや。。。このクラスは、教え合ったりしないのね。
周りを意識できない面々で、発表まで行くのは難しい。

その旨を生徒に伝えた。
彼らは、まとめの時間にそれぞれのことばを発した。

男子「途中でどう空間を使えばいいか気づいたけど
   言おうと思えなかったことが悔しい。」

女子「結局、私たちは一日目の状態から変われていないんだ。」

変わるためには、変わろうと蠢き続ける日々が下敷きにある。
どうなりたいのか。
そのために、具体的に何をしてゆくのか。

ふと、過去の情景が浮かんだ。
おいらは大学生のとき、立った状態から一発で片膝をつく動きを
体得したくて、日舞コースの女子に教えを乞いに行ったことがある。

彼女は言った。

「教えるわけにはいかない。」

おいらは引き下がった。
そして、一発で着地できるポイントをひたすら探した。ひたすら。
このときに、ポかメソッドの基盤が生まれてきたな。
彼女のおかげだ。


さっき、気づいていたのにことばにしなかった男子が言った。

「戯曲、読んだんですけど、正直よく分かりません。
 何かヒントを下さい。」

おいらはヒントを渡さなかった。
『垂る-shizuru-』は、次元の移動が曖昧なので、難解な戯曲だ。

若者よ。悩みながら進め。



尊厳がゆらぐとき

1/27(金)はれ

白梅の丸い蕾がやわらかくなってきた。
渓谷に鶯の囀りを聴きに行きたいな。

四月末の週末、演出者協会の高知ワークショップに関わることに。
わ~い。楽しみだ。
初鰹。。。


昨日の韓国戯曲『ちゃんぽん』は、スープが真っ赤なのを
政治の「赤」に重ねて物語の背景が重層的になっていた。

そういえば、二年前、ソウルで作品創ってたとき
俳優さんたちが「ちゃんぽん食べに行こう。」って言ってて
「おいらも行きたい!」ってアピールしたら
「やめといた方がいい。」と。
韓国人が「めっちゃ辛い」という代物。
未知の世界だったので、やめておいた。
ポかリンメンバーの中島は、納豆チゲを食べた翌日、体調崩してたし。

彼らはストレスが溜まると、猛烈に辛い物を食べて
大汗をかいて発散するんだって。

おいらは岩盤浴がいいな。。。


カレー屋、香菜軒へ。
鰹のスモークカレーをもぐもぐ。
うんま~い。
お店が忙しくなる前の時間帯ゆえ
店主の三浦さんとゆるゆるおしゃべり。
奥さんの稔さんの手作りクッキーとブラマンジェを買ってと。
今度、母校の日芸の演劇公演を
先輩の三浦さんと観に行くことになった。
楽しみ。。。

美香さんちでのほほん。
彼女は先週、腰を痛めてしまい、ポかリン上映会に来れず。
その時の旦那さんの献身的なサポートの話を聞いて感動した。
動けない人が「すまない」という気持ちにさせない
仕掛けをもっている人ってすごいな。

「好き」なことって、できるのよね。。。
旦那さんは、人が喜ぶ顔を見るのが好きなことなんだって。
まっこと、いい人選んだにゃあ。(土佐弁)


笑い飛ばす力

1/26(木)

黄色いチューリップがプリプリ話し出した。
葉っぱの曲線も音楽みたいだ。
かわいいな。


戯曲『冬の穴』の韓国語版のテキストがデータで届いた。
翻訳はミョン・ジンスク先生。

2010年3月、ソウルで公演したとき
うちらの創作テキスト『ブレヒト-旅の軌跡-』を
訳して下さったミョン先生は、近松門左衛門の研究者。
日本語すらすらで、歌舞伎作者の研究者と聞けば
ことばのリズムや韻を大事にしたおいらの戯曲も安心して任せられる。

演出したときのギャラを翻訳料として支払って
何を訳してもらうかで頓挫していたままだったのを
昨年末、ポかリンメンバーと相談。
戯曲賞を受賞した作品にするか悩んだけど
2010年11月に公演した『冬の穴』にした。

韓国人は感情をしっかり動かす民族なので
おいらの初期の作品より、最近のものがよいと考えた。

『冬の穴』は葬儀場のロビーのお話。
三つの葬儀が行われていて
それぞれの物語が交差し、つながってゆく。

韓国で上演される日が来るといいな。
準備は淡々とやりますとも。


夕焼けを眺めながら、あうるすぽっとへ。
日韓演劇フェスティバルのリーディング公演『ちゃんぽん』を聴きに。
http://www.owlspot.jp/performance/120118.html#w04

作:ユン・ジョンファン
演出:広田豹
1980年、韓国は軍事独裁政権下にあった。
5月18日の夜、全国に戒厳令がしかれ、翌日、軍と学生が衝突した。
多くの死者が出た光州事件。
中華料理屋「春来園」を舞台に
家族が翻弄されてゆく姿に胸打たれる衝撃作。


限りなく演劇上演に近いリーディング公演。
魂をもっていかれた。
生き延びることを選ぶのか、銃弾の中に飛び込んでゆくのか。

すべてを失った店主に、死者が「笑って」と語りかける。

韓国人の中にある「恨 -ハン-」は、それを笑い飛ばす強さなのだと
在日韓国人で俳優のホン・ミョンファさんが言っていた。

死者への供養は、生きている人が幸せになること。
逝ってしまったことを受け入れられず
生きてない人がたくさんいるけれど。

目の前の小さな光=幸せを、春の公演で描こう。


間にあるもの


1/25(水)くもり

あのですね、宣伝をひとつ。
いつも一緒に作品を創っている照明デザイナーの木藤歩さんと
作曲家の木並和彦氏が組んでワークショップを行います。
脳みそが溶ける体験をどうぞ~。


「音楽と光の鬼ごっこ~光と想像力で世界が変わる2~」

真っ暗になった体育館で、みんなの想像力や五感を駆使して
空間を楽しむワークショップです。
今回は音楽家の木並和彦さんをゲストに招き
題名のない音楽から物語を紡ぎだし照明をつくります。
さらにそこから、どんな新しい音楽の物語が生まれるでしょうか。
舞台照明のつくりかた、音楽家のアイディアを体験してみませんか?

アーティスト 木藤歩

日時 2012年2月4日(土)13:00-17:00
会場 にしすがも創造舎 体育館
対象   小学生以上~大人まで
参加費  1人1,000円 / 親子1組1,300円(1ドリンク付き)
定員    20名
予約  メールにてお名前・人数・電話番号をお知らせください。
       sozosha-info@anj.or.jp

アーティストプロフィール・詳細はこちらから
http://sozosha.anj.or.jp/blog/?p=1906


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残雪が氷になって道路の隅で光っている。
おいらは白い息を吐く。
水はいろんな形になって循環してゆく。


仕事の前に、カフェでゆったり。
後ろ側の女性の声がどうにも耳障りなので、分析してみた。
語頭に爆発音が常に入っている。
100m走のピストルの音が常に鳴っている感じ。
ことばのリズムはアッパーカットを常に振り回している感じ。
相手の女性は、彼女のエネルギーには乗っていない。
乗ったら疲れるしね。。。


ENBUゼミリーディング講座二回目。
四回目に発表を控えている。

ドラマトゥルクの中島那奈子嬢と
ドイツ人俳優のスラミトさんが来てくれた。
ありがとうございます。

見学のつもりだったようだけど、参加してもらった。

長期欠席をしていた女子が合流したら、めっちゃ勘のいい子で
あっさり馴染んで、リードしている。
さすがやね。

みんな、拇指丘と踵への体重の乗せ方を研究してきていた。

今日は声をいろんな骨に響かせた。
みんな、エンジンかかってるので食いつきがいい。
自分の、他者の声が変わるのを実感し、盛り上がっている。

スラミトさんは、たどたどしい日本語だけど
自分のことばがあるから、みんなに通じる。
みんなは日本語は喋れるけど、自分のことばをまだ獲得できてないから
焦点がぼんやりしている。

毎日日記を書いて(自分と向き合って)自分のことばを獲得するよう
みんなに勧めた。

宿題を出して帰ろうとしたら
どんどこ生徒に呼び止められて質問の嵐。
真剣な若者は美しい。

今日は那奈子嬢の誕生日。
イタリアンのお店でワインのボトルを開けて乾杯!
那奈子さんとスラミトさんが参加してくれて、いい刺激になったよ。
二人と出逢えたのは、照明家の木藤歩嬢のおかげ。
あ~り~が~と~う~。

オイリュトミーや、リトミック、鈴木メソッドの話で盛り上がる。

スラミトさんも那奈子嬢もおいらも
ことばとことば、動きと動きの間にあるものを大事にしている。
またゆっくり話したいし、動きたい。


切り開いてゆく人

1/24(火)はれ

すがすがしい朝だ。
残雪はあっという間に道の脇へ。

チョコレートを食べていたら、歯の詰め物が取れた。
あらら。
歯医者へ行って元通り。
一年以上行ってなかったからちょっと緊張した。


あうるすぽっとへ劇団太陽族『異郷の涙』を観に。
日韓演劇フェスティバルの二作目。大阪のカンパニー。
http://www.owlspot.jp/index.html

1960年代の日本、力道山に憧れ、韓国から密入国して
プロレスラーとなった大木金太郎と
裏街道を歩くことになった親友の物語。
大阪、在日韓国人街での人間模様が繰り広げられる。


終演後、ポかリンメンバーの中島と話した。

出演した韓国の俳優さん二名はすばらしかった。
日本の俳優さんたちはねえ。。。
まず台詞が聞こえてこなかった。体温が、感じられない。。。
日本人、がんばろうよ!

どんな時代であろうと、自分の人生を切り開いてゆく人がいる。
自分の夢を形にできたとき
そこまで辿り着けなかった人たちの魂も救われる。

そんな風に思えた。


雪の休日


1/23(月)雨~雪(新月)

目覚ましをかけずに存分に寝た。
雨の音を聴きながら、布団の中でゴロゴロ。。。

近いうちに岩盤浴に行こう。
そういえば、一年近く行ってないかも。。。

昨日は、記憶の蔵での防寒対策として
友人が送ってくれたダウンブーツを履いて参戦した。
室内スリッパのもわっとしたタイプ。
うきちゃん、ありがとう。

作曲家の木並和彦氏に「やりすぎじゃな~い?」と指をさされ
「いいじゃん。」と返し。
(そんな木並氏も、足裏にカイロを貼って寒さ対策をしていた)

先日届いた電気座布団も大活躍中。
これで今年の冬は大丈夫!

窓を開けると、雪。。。
町が白くなると、心も染まるね。

春公演の主人公を男にするか、女にするか悩み中。
コラボレーションする陶芸作家さんの作品が繊細ゆえ。。。

早めに寝て、寝ている間に脳に整理してもらおっと。


記録と記憶とこれからと


1/22(日)雨~くもり

団子坂を上って「記憶の蔵」へ。
坂を上りきると、達成感あるな。

映像作家の高木聡氏が『ワンダリング』DVDを持ってきてくれた。
わ~い。
上映の操作方法を教えてもらってっと。
画面が大きいと、迫力あるなあ。
彼は自分の仕事にとんぼ返り。
ありがとう~!

蔵の寒さは京都を思い起こさせる。
しんしんと底冷えするよ。。。

受付は、友人のさっちんとポかリンメンバーの中島とで。

14時、16時の二回上映。
生姜湯を配って、内側から温まる作戦。
前半は、終演後に作品の解説を少々。
後半は、関係者の回だったので、上映中にコメントしながら
どひゃっと笑いながら公演を振り返った。

ご来場、ありがとうございました。

記憶の蔵、冬は寒いけど気に入ったよ。
管理の山凬さんにもよくしていただいて。

蔵を出て、居酒屋「彬」へ。
ここは、瞳孔が開く美味しさで評判の店。
わいわいとざっくばらんな宴を楽しんだ。

ポかリンメンバーが揃ったのも今年初。
春の公演のことなども確認しつつ。

苦楽を共にした人々とこうして杯を酌み交わせる幸せ。

『ワンダリング』のDVDは五分くらいのトレーラーを作って
来月以降、YouTubeにアップする予定。
お楽しみに。。。

さ~て。次に進むよ。



ポかリンWS六日目

1/21(土) 雨

ENBUゼミのリーディング講座一日目。
始めてみると、ことばを聞けていないクラスだった。
前の授業でも「講師に言われました。」と悪びれなく応える面々。
何回か問いかけたものの、返答や意思表示がないので、授業を中断。
彼らはすぐに「やりたいです。」と答えたが
蚊帳の外の人物がいたので
ここでどうしたいのか話し合ってもらった。

職員の諸田さんとじっと待つ。
なんせ、このメンバーで半年後に公演をするんだからね。

諸田「無関心なんですよね。目の前のことに。」
みょ「愛の反対語は無関心ですもんね。。。」

50分後、彼らはモチベーションを整えてやって来た。
全員じゃなかったのは残念だけど、それも意思表示のひとつだ。

授業再開。
自覚している状態なので、作業がどんどん進む。
瞳キラキラ。めっちゃ反応もよい。
宿題を出して、教室を出る準備をしていると
さっそく練習を始めていた。

あの50分は、長い人生の中でなかなかできない体験になっただろう。


ポかリンワークショップ最終日。
ちょっと遅れて到着。
お客さんも、俳優陣もスタンバイ状態。

一回稽古をしてから、本番。
しっくりきてないチームは、役を入れ替えた。
と、活き活きと世界が回り始めた。

それぞれのチーム、奮闘してたな。
お客さんからも感想をもらって。
六日間を振り返り、これからへと抱負を語る面々。
気づいたことや悔しさから、どう進んでゆくか。
それぞれの2012年が豊かな日々になりますように。

飲み会でほっこり。
は~~~濃い六日間だったよ。
みんなもおいらもがんばった。
ありがとう、また逢える日を楽しみに。。。


ポかリンWS五日目


1/20(金)霙~雨

小田急線の中で爆睡。前傾していたぜ。

ここ数日、ネット環境が悪く、日記のアップが遅れまして。
ご心配おかけしました。

大きめの傘で街を歩く。
霙が傘に当たる音を聴きながら。

ポかリンワークショップ五日目。
稽古場に入ると、メンバーの中島がいろいろアドバイスしている。
いいねいいね。

各チームで時間を等分してシーン稽古。
今までやったエクササイズをすっかり忘れている面々。
あんなに丹田のことやったのに~。
歩くと左右に身体がブレている。。。

歩くって、基本だから。。。
生き物としての美しさは提示してほしいあるよ。
基本、大事だよね。
基本がなってないと、積み重なってゆかない。

ポかリンメンバーの中島は、台詞はないけど
どのチームにもチョイ役で関わっている。
寝転がっているだけで、目が離せない。
やわらかく存在しているから、邪魔になってないし、
ちょっとした動きが効果的。

韓国での稽古場で、中島が段に登って、景色を観ただけで
「お~~~~」と溜め息が漏れたのを想い出した。

去年参加して、顎が出ていた女子が、今日はいい感じ。
だいぶ顎も収まってきたし、視野が広がって毛穴が開いてきた。
すっと入ってきたときに、光を放っている。

掴もうと進む人と、「それ、いつも言われるんですよね」と
言い訳を繰り返す人の違いは、時間が経ったときに
大きな差になるにゃ。

さあ。明日、発表会。
まずは明日のゴール目指して進む。



ポかリンWS四日目

1/19(木)くもり

電車の中でアーミーファッションの中年男性が
あえて辛い体勢で立って本を読んでいる。
腹筋、側筋が震えている。
何を読んでいるのか、気になる。。。

稽古場へ。
今日から戯曲を使ってシーン稽古。
ゆるめて声を響かせて、人に触れながら声を届ける。

うまくいかないチームは、ポかリンメンバーの中島と組んで
すっと乗る感覚を体感する。

数種類ある戯曲から、やりたいシーンを選んでもらう。
悩みに悩んで、やっと決まったよ。

とにかく動いてみる。
台詞がまだ入ってないので、いろいろぎこちないけれど
台詞が入れば、動きもなめらかになるね。
明日に期待。


おいらはそそくさと池袋へ。
17日から日韓演劇フェスティバルが始まった。
韓国でお世話になった演出家協会の会長
キム・ソンノ氏が来日している。
挨拶に行かねば。
居酒屋では、すでにかなり盛り上がっており。
自己紹介が始まったので、おいらも紹介してもらえた。

キム・ソンノ氏とも話せて、よかったな。
(なんちゃって英語で)
とっても気さくで、頼りになるお方。
おいらの稽古場にも度々来て下さった。
(進みが遅いから心配だったんだろうけど。。。)

キム「去年韓国で公演した広田淳一氏は、お酒をもってきたぞ。」
みょ「送ります!高知公演のDVDと一緒に。何のお酒がいいですか?」
キム「日本酒。」

日韓演劇フェスティバルの初代会長、イム・ヨンウン氏が
日本語で語って下さった。

「今は、フェスティバルでなくても
 あちこちで日本と韓国の演劇人が交流しています。
 ここまで来るのに40年かかりました。」

じーんときたぜ。
日本語教育を受けた世代のお方。

半世紀近く、情熱を傾けてきてくださった方々のおかげて
おいらは一昨年、ソウルに滞在して作品を創ることができた。
おいらも、橋になりたいと日本語で伝えた。

よっし。
じっくり腰を据えて行くわよ。


ポかリンWS三日目


1/18(水)はれ

部屋のチューリップが光の方へ重心を移してきた。

稽古場近くの商店街で、演出家の夏井孝裕氏とばったり。
わおう。
もうすぐリーディング公演だね。
http://www.owlspot.jp/performance/120118.html#w03

商店街の金物屋でやかんを購入。
思い切って、赤い子を。


ポかリンワークショップ三日目。

身体言語チームは今日が最終日。
身体をゆるめて、声を乗せてゆく。
いろんなバージョンで、他者に命を預ける作業を行う。

エロい声を出すバージョンでは、ドイツ人のスラミトさんが大ウケ。
日本人はむっつりスケベだからね。

フラフープで下丹田のバランス感覚を磨いて
最後は八の字エネルギーのダンス発表。

そのときのみんなの顔がもうにっこにこで愛しかった。

飲み会で、わいわいと。
昨年秋の高知公演、観に来てくれている人がいた。
う~れ~し~い~な~。

明日から三日間は戯曲に取り組むコース。
人数が半分になるから淋しくなるな。

21日(土)の発表会には、身体言語チームも観に来てくれることに。
そして、また一緒にわいわい飲もう!
一般のお客様も観劇できます。
ぜひいらして下さいね。
http://www.pocarine.org/mt/archives/2011/12/2012.html

スラミトさんが
「日本人は食べ物をみんなで分けるのがいい。
 ドイツは、自分は自分の分だから。」
と言っていた。

分かち合うって、生きてる歓びの大きな部分だな。

さてさて。
明日から使う戯曲を選ぶとするかにゃ。
みんなの顔を想い浮かべつつ。。。


ポかリンWS二日目


1/17(火)はれ

たっぷり寝た~。
もうちょっと、もうちょっととうだうだするのが好き。

夢の中で、おいらは雑貨屋を営んでいた。
どうやら、お店をもちたいらしい。
(小西良さんの工房に影響されている模様。)


『ワンダリング』映像をチェックして
タイムを確認して高木氏に送る。
電話で話しつつ、要所を確認。
二日目の映像を編集してるけど、あのシーンをあの角度で入れたいとき
それを初日の映像から入れるかどうか。。。

高木「初日は勢いあるけど、二日目はまとまってるよね。」

そりゃそうだ。
高木氏がどう応えてくれるか、楽しみ。。。


宅急便が届いた。
電気座布団!
衣裳デザイナーの工藤恵子嬢が勧めてくれた品。
さっそく使ってみた。
お~、ほっかほか。


稽古場へ。
ワークショップ二日目。

今日はたっぷりゆるめる日。
ぐっと変化してくる人がちらほら。
風邪気味の人が何人かいて、辛そう。

仙骨から動くことをていねいに行う。
あっさり掴めたのは、俳優ではなく、社会人のやっさん。
輝いている。

昨日・今日を経て、感じた変化と明日の抱負をそれぞれ語る。

やっさん「仕事場で体感している、自分の軸を持ちつつ
     他者に任せる感覚と同じ。」

とのこと。
いい職場なんだろうな。

「流れや、相手に身を任せられるようになりたい。」と女性。

あいあい。
明日はどんどん流します。


ポかリンWS一日目

1/16(月)はれ

よ~く寝た。
二度寝をしたら、夢にメンバーの中島が出てきた。
一緒におでん屋を経営している。
楽しかった。

『ワンダリング』の映像が編集できて
高木聡氏からデータが送られてきた。
とっても細やかに全体の動きが取り込まれている。
さすがやな。
もうちょっとこうしたい的なことを返信すると
「タイムでお願い」と高木氏。
ごもっともでござる。

ポかリン記憶舎の一月恒例のワークショップが始まった。
ドイツ人俳優のスラミトさんも参加してくれた。
去年の九月から奨学金で滞在して
日本人の身体言語を習得中なんだって。
合気道を習っているので、受けも発信も自在でパワフル。

三日間の身体言語コースと
六日間の戯曲発表コースが一緒になって作業する。

みんなの手に触って、一番温かい人と、冷たい人を選ぶ。
どんどん触ると、人に触れるのが苦手な人のガードが取れる。

目を閉じて歩いてパートナーを捜すときは
やはり、男性は女性に触れたとき
そのやわらかさにうれしくなったそうな。
そういう自然な感覚をことばにできるって、いいな。

持ち物の中に「おやつ」とあって、休憩時間にみんなで食べる。
いろんなお菓子が集まると、楽しいのよね。
そして一気に仲良くなれる。

ポかリンメンバーの中島が活き活きとリードしてくれる。
足の調子もよさそうで、よかったよかった。

今回、男女が半々でいい感じ。
スラミトさんと中島のセッション、濃密な空間だった。

さあ、始まったぜ。
水曜と土曜の飲み会を楽しみに、進むわよ。


ONとOFF

1/15(日)はれ

木場公園を横切って、東京都現代美術館へ。
昨日、友人から招待券を三枚もらったので
作曲家の木並和彦氏とグラフィックデザイナーの松本賭至氏を誘って。

「建築,アートがつくりだす新しい環境ーーこれからの“感じ”」展
の最終日。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/129/

建築家たちの様々な試みを堪能した。
ガラスが空気圧で膨らむのとか、岬に岩の家を創る映像が面白かった。
スモークを炊いた建物の階段を上って、地面を眺めて鳥肌立ったり。
観に来ている人たちが、佇まいの美しい人が多い。

建築って、どうやって光を取り入れるかなんだよな。。。

松本「明神は、建築家と知り合いになって
   そこで公演ができるといいね。」
みょ「お~、いいね。ここにも建築家の人たち、いるんだろうな。」
木並「着物着て来ないと。明神は。婚活婚活。」
みょ「ぶっ。」

久しぶりに一緒に回れて楽しかったな。


二人と別れて、下北沢へ。
陶芸家の小西良さんのお店「工房一粒」を訪ねた。
http://www.1tsubu.jp/

わおう!
タイサンボクが立っている。

店内は狭いけど、居心地の良さに鼻の下が伸びてしまう。
小西さん、雪兎のように輝いている。

夫婦が買い物に来ていて、そのやりとりを楽しく聞いた。
その後も、婚約中の二人が来店。
結婚式の引き出物として、大事な人に贈りたいとな。
予算も含めて、どの器にするか、いろいろ悩む二人。
共に生きる場所に、お気に入りの器があるって、豊かだな。。。

お隣のアクセサリーショップ「MEQUIN」にも行ってみた。
田中衣野子さんが笑顔で迎えてくれた。
http://www.mequin.jp/

最近、アクセサリーの魅力にハマっているおいらにとって
目の前で作っているところを観られて感激!
オーダーメイドかあ。いつか作ってもらいたいな。

田中さん、公演観に来てくれるって。
うれしいな。


小西さんとカフェご飯。
ONとOFFの話で盛り上がり。
今はてろんとしてるけど
そういえばさっきはふんわりしつつ、凛と輝いていたな。

来月も工房にお邪魔することに。
肩の力が抜けてる人って、ステキ。
だから土が応えてくれるんだろうな。



ドライブ

1/14(土)はれ

>Mitsuさん、コメントありがとうございます。
 新シリーズ、いい予感がします。


友人の美香さんが車で迎えにきてくれた。
美術館の帰りで、丁度おいらを乗せてくれた。
ドライブ、わくわくする。
ゆれが気持ちよくてうとうと。

美術館の招待券もらっちゃった。
「明神はこれ行った方がいい」と旦那さん。
彼が力説するときは、行った方がいい。

二人の家でゆったり。
春の公演の新しいシリーズの名前を色々出してみる。
頭の中で巡らせていることをことばにしてみる。
どんどん。風呂敷を広げるように。

二つの方向で大枠が決まった。
ちょっと寝かせて、最終候補が出たら
ポかリンメンバーに相談しよう。


カレー屋「香菜軒」に寄ったら、もう閉店だった。
残念!
ケーキやクッキーを買った。
美味しいのよ~。

店主の三浦さんは、いつもおいらのブログを見てくれている。
ありがとうございます。

三浦さん夫婦の息子さん、春から京都で大学生!
小さい頃から知ってるから、感慨深いぜ。
京都で学生生活かあ。。。
いろんな出逢いが待ってるね。

三浦「俺が住みたいよ。」
みょ「ですよね~。」

おいらも月一で京都に通いたいな。
あちこち自転車で巡りたい。
そしてそして、今度こそ大文字山に登りたい。

スキヤキ


1/13(金)はれ

空に吸い込まれそうだ。

お買い物。
近所の肉屋ですき焼き用のお肉をば。
おいらは牛肉を食べないので、おじさんがいろいろ説明してくれた。
美しい霜降り。

ポかリン記憶舎を始めて
作品の世界観と自分の血の気の多さのバランスがとれなかったので
十年以上、肉を食べるのをやめていた。

一昨年、韓国での仕事に合わせて、鶏肉と豚肉を食べ始めた。
牛肉は、味が濃いのと、内臓が重くなるから苦手。

おじさんが
「このお肉を食べたら、牛肉が好きになるよ。」
と太鼓判を押してくれた。

魚屋でさつま揚げともずくを仕入れてっと。

今夜のすき焼きは、昨年の高知公演で大活躍した演出助手の
カゲちゃんをねぎらう会です。
彼のお陰で、初日に辿り着くことができたよ。
参加できなかった音楽の木並和彦氏がお酒を送ってくれた。
ありがとうございます!

ポかリンメンバーの中島とカゲちゃん
そしてドラマトゥルクの中島那奈子嬢と四人ですき焼き。

の前に、肉屋のおじさんが言った通り、
さっと火を通して、醤油だけでいただいた。

全員「溶ける~~!」

ある程度落ち着いてから、ドイツ話で盛り上がった。
那奈子嬢の知人の俳優さん(ドイツ人)が
ポかメソッドに興味をもっている。
近いうちに会うことになりそう。

カゲちゃんは二月は俳優で、三月は自分の作・演出で
公演が続いている。観に行こうっと。
http://sonswo.web.fc2.com/next.html

メンバーの中島は、来週からのポかリンワークショップに来るそうな。
助かる~。

火の用心の子供たちの声が近づいて来た。
念願だった「窓から手を振る」をみんなでやってみた。
びっくりしつつも、手を振り返してくれた。
イェーイ。

今日も、お餅かうどんには辿り着けなかった。
デザートは別腹。

「今度はお好み焼きにしよう!」と中島。
いいね。粉もの。
ホットケーキも焼きたいな。


追伸:土佐弁で告白するときは「好きやき」


全力で走れ


1/12(木)くもり

春公演の題名を探っている。
映像は浮かぶけど、まだことばにならない。

近所の花屋でチューリップを買った。
チューリップ、初めは大人しいけど、最後は妖怪のように広がる。
その姿、結構好きなの。


志村正彦氏の日記『東京、音楽、ロックンロール』を読了。

ミュージシャンとしてメジャーデビューする24歳から
29歳でこの世を去るまでの日記。
ブログとしてアップしてあるので、前向きに書いてあって。
ある程度の分量の後に「実はあのとき」と、裏のことも書いてある。

24時間、彼は音楽の中にいて
夢の中で作曲したときは
それを忘れないように繰り返してから目を覚ましている。

自分に、嘘がつけないこと。
孤独を保つための彼のスタンス。
かつてのおいらもそうだったことを想い出す。
そうやって走る方法しか知らなかったし。

中学生の頃に描いた夢を着実に実現させてゆく歓び。
内側では、長く長く続くスランプの日々。
とはいえ、日記の各所に未来の目標がしっかり記されている。

30代からが豊かなんだよ。。。
余裕や色気が出てきて、彼の世界がどんな風に広がってゆくのか
体感したかった。

身体、もっと大事にしてほしかったな。
とはいえ、休めない環境だったからね。。。

読み終わった後、何度も「彼は死んだ」と言霊にした。

いやいや。彼は充分生きた。

そして、たくさんの人の心に彼が生きているのだと実感した。

おいらも生きるぜ。
そのしるしを毎日ここに記すぜ。


氷の想い出


1/11(水)くもり~小雨~くもり


午後からしんしんと冷えてきたね。

築地の新聞社へ。
長野のライターさんが仕事をおいらにふってくれたので
やってみることにした。

活気に満ちた社内。
編集部長に仕事の内容を伺う。

まずはやってみるべ。

築地といえば、市場。
そして、2004年の初夏を想い出す。

二公演『煙の行方』『煙ノ行方』を同時上演したときのこと。
http://www.shinobu-review.jp/mt/archives/2004/0720234917.html

東京都の助成で築地市場の中の広いスペースを借りて
稽古できたのはいいけれど
冷房ないし、ゴキブリはブンブン飛んでるし。

毎日、男優四人、女優四人の稽古を四時間ずつ。
おいらは合計八時間そこにいることに。
あまりの暑さに命の危険を感じたおいらは
膝上のパンツを履いて、氷を食べながらの演出。

救いは毎日お寿司を食べたこと。
それぐらいしないと続けられないくらい過酷だった。
必然的に、すっかり常連に。
うれしいことに、店員さんが公演観に来てくれた。


命の危険といえば、公演中、半裸の男優陣が光り始めた。
おかしいなと思ったら、汗だく。
なんと!冷房が壊れて、外気(40度)がそのまま入り込んできていた。
照明もチラチラとおかしくなって。
もちろん、お客さんも汗ぐっしょり。
(その夏一番の暑さだったんだな)

二公演の合間に換気をしつつ
お客さんに、隣のコンビニでアイスを食べるよう促して。

冷房機器が直るまで、劇場の制作さんが
「ポかリンさんは、冷風機じゃなくて、これでしょう。」
と、氷柱を手配して下さった。
粋な計らいに感激したぜ。
溶けた水滴の音がおしゃべりで、意表をつかれたけど。

懐かしいな。。。

本番の直前、男優さんが交通事故に遭って、負傷。
全身打撲で傷も深く、足を引きずっている状態。
「今後のあなたの俳優人生が大事だ。」と降板を勧めたら
「命にかけてやります。」と彼。
彼は傷口の上にファンデーションを塗り
怪我人であることを微塵も感じさせず、乱闘シーンも乗り切った。

俳優って、すごいね。

昨年の高知公演のとき、公演五日前にメンバーの中島が足を負傷。
膝が伸ばせなくなり、動けなくなった。
「動けなくても出たい。」と中島。
そして、彼女はそこに居続ける女神になった。

「存在する」ということが俳優の姿なんだなって
改めて実感した公演だったよ。

再演のときは、おもいっきり動いてもらうわよ。
心身健やかであることが一番の財産だわ。


コロコロ笑う

1/10(火)はれ

昨夜ご一緒した大学の先生が
「こわれ者の祭典」の話をしてくれて、じわ~っと盛り上がった。
http://koware.moo.jp/


午後、ドラマトゥルクの中島那奈子嬢宅へ。
窓から林が見える。
いいないいな。

照明デザイナーの木藤歩嬢もいる。
二人の出逢いはドイツ。
那奈子嬢は春にドイツに戻ってしまう。
その前に、うちの稽古場に遊びにきてくれるそうな。
うれしいな。

お鍋とスイーツでほっこり。
二人はよく笑う。
笑う門には福来る。。。


「こわれ者の祭典」のキャッチフレーズがねえ

「ビョウキを、ショウガイを笑い飛ばせ!」

ですねん。
笑えるかどうかなんだよなあ。。。
エナジーは共振して、広がってゆくからね。

スクールカウンセラーの知人が言ってた。
ずっと世界が白黒だった。
みんな死ねばいいって毎日思っていた。
ある日、世界が総天然色になった。
そして、やっと彼女は生き始めた。

覚醒の瞬間がいつ訪れるのか。

雲はずっとそこに留まってはいない。
光は、七色に飛び散って、世界を染める。

ある日、その瞬間がやってくる。


ひいふうみい

1/9(月)満月

よ~く寝た。
昨日うちに来てくれた陶芸作家の小西良さんも
「寝るのが好き」と言っていた。

「冬は冬眠したいよね」と共感し合う。
リスや熊みたいに。

彼女がくれた器を作業机に置いて、眺めている。
花器を買いたいと伝えた。
来週、彼女の工房を訪ねる予定。
楽しみだ。。。
http://www.1tsubu.jp/access/


おいらの新しい名刺が届いた。
ちょっぴし文字の配置を変えた。
うんうん。いい感じ。


着物を着て阿佐ヶ谷へ。
衣裳デザイナーの工藤恵子嬢と HI FU MI へ。
今日は恵子嬢も着物。
http://www.eat-main.com/?p=140

恵子嬢の知人と三人でおしゃべり。
「おもてなしの心」についてかなり盛り上がって話した。
日本人の誇りだよね。

おまかせで出てくる料理は、器も楽しめて
すべての品がすんばらしい美味しさ。
お酒もいろんな種類がすすっと出てくる。

あっという間に終電の時間。
豊かな時間だったよ~。

恵子嬢曰く
「今度はカウンターでね。大将の動きがすばらしいから。」

月一で通いたいな。
満月の夜、満喫した。。。


色と形

1/8(日)はれ

午後の根津駅。
観光客がわっさわさ。

陶芸作家の小西良さんと待ち合わせ。
春の公演の、コラボレーションを申し出た。
そして、ご一緒できることに!
http://ryokonishi.exblog.jp/

ギャラリーKINGYOまでてくてくと。

小西さんは照明作家の井上弘子さんの友達で
二人展を観にいって、おいらが彼女の器に一目惚れ。
いつか彼女の器を買いたいなって思ってた。
(それには暮らしを変える必要がある)

ギャラリーをどう使うか、アイディアを出し合う。
ここはやっぱりガラス窓をどう使うかだよねえ。

豆腐屋さんで焼き豆腐を買って、我が家に向かう。
お鍋の支度を手伝ってもらいながら、ゆるゆるとおしゃべり。

彼女の器は、天と地をつなぐエナジーが見える。
しっかり地に着いているのに、飛んでるみたい。

「宇宙の色を形にしたくて」

するっとそう言った。
おいらの深い処で誰かが静かにうなずいた。

なんと、器を二ついただいた。
大感激!
早速日本酒を注いで乾杯!
そして、両手でそっと包んで厳かな心地に浸る。
そう。
この器の中に、お客さんが自由に想いを浸すことができる。

いい公演になるよ。。。


otya.jpg

( ↑ クリックしてね)


小西さんは、2008年の公演『鳥のまなざし』を観てくれている。
うれしいな。

お互い、闇の時をくぐり抜けてきたことを実感する。
光は、今、この手の中に。
この光を、広げてゆく。彼方まで。



春の七草

1/7(土)はれ

七草粥を食べた。
おいし~い。
今年は季節の行事を大事にしてゆきたい。


年賀状を書き上げた。
ほっ。
届いた年賀状を読みながら、その返事として書けるので
新年に書くのは気に入っている。

親友の娘が大学に合格。
京都での新生活が始まる。
自転車でどこにでも行けるし、学生にやさしい街だし。
おいらも安心だ。


長野に移住したライターさんと電話で話す。
「ブログ、時々見てますよ。」
ありがとうございます。うれしいな。


明日は陶芸作家さんがうちに来るので、近所の魚屋でお買い物。

「お鍋にするんですけど。」

おじさんは、真鱈と牡蠣を勧めてくれた。
そして、海老たっぷりのさつま揚げを購入。

お肉屋さんは閉まっていた。
じゃあ、魚介のみにしよう。
(最近、スーパーには行かない)

作家さんに嫌いな食べ物を聞いたら「ない」って。
ステキ。
準備をするのって楽しいな。


志村正彦氏の日記(五年分)を読み進めている。
あと一年で彼は死ぬ。
司馬遼太郎著『龍馬がゆく』を読んだときと同じ感覚。
読みたいけど、辿り着きたくない。

眠る前に、少しずつ。。。


一声 二顔 三演技

1/6(金)はれ

梅の蕾がぷっくりしてきたね。

春の公演会場をほぼ決めた。
う~ん、いろいろワクワクしてきた。。。
(場所から物語が立ち上がってゆくからね)

ポかリンメンバーにも相談してっと。
正式に決まったらお知らせしますね。
るんるるるる~~ん。


こんな日は、麿さまの声を聴こう。
NHKアナウンサーの登坂淳一氏。
北海道に転勤して、淋しい思いをしている人は多い。
北海道、住みたい。毎日麿さまの声を聴きたい。
ラ行と「ん」のグルーヴ、シビレます。

昨年の震災直後
麿さまが東京に戻ってきたとき、体温上がったもんね。
(ニコニコ動画の会員にならないと観れません。すまぬ。)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14078378

北海道の番組では、笑顔もいっぱい。
http://www.youtube.com/watch?v=k8lXCe6dr1A&feature=related


高校生のとき、兄がMTVのビデオを入手して
洋楽のPVを観るのが楽しみだったことを思い出した。

あとねえ、ラジオで「クロスオーバーイレブン」を毎夜聴いていたよ。
津嘉山正種氏の語りの余韻(特に語尾)は
今のおいらに大きく影響している。
もうねえ~、タ行がたまらん!
http://www.t3.rim.or.jp/%7Echika/tuka/

声は、その人の呼吸そのもの。
おいらも、聞いている人が心地よくなる声を響かせてゆきたい。



春の仙台 夏の富山


1/5(木)はれ

おいらは年賀状をお正月に書く。
12月中に書ける人、尊敬します。

年賀状に混じって、おいらの出身校の
追手前高校の演劇部の後輩からの手紙が。

昨年秋の『ワンダリング』公演の感想や
年末、県大会一位で四国大会に出場したこと
全国大会には同じく高知の土佐高校が出場したこと
二位だったので、夏の全国大会(富山)出場はならなかったけど
春の全国研究大会(仙台)で上演できることが丁寧な字で連ねてある。

よかったね!

一昨年の夏、照明デザイナーの木藤歩嬢と組んだ猛烈ワークショップ。
去年の夏、プロの俳優四人とじっくり取り組んだワークショップ。

二つのワークショップで、作品への取り組みが深くなったとのこと。
ワークショップでは、視野を広げて、自分で考えて
観客に何を届けたいのかを
部員全員が共有できるように進めていったからね。
(なんとなくやっているだけだと、なんとなくしか観客に届かない。)

おいらの代で全国大会に出場したときは
井の中の蛙だったことを思い知った。
っていうか、会場の名古屋の道路の広さに驚いた。。。
そして、今も演劇を人生の中心に置いて歩んでいる。

みなで手探りで探求した時間は、必ず作品に反映される。
どんどん失敗して
人と人の間にあるものや時空間の奥行きを育てていってほしい。

大会で他の団体の作品もたくさん観られるといいね。
上演会場の富山も仙台も、豊かな街だ。
仙台は、足を伸ばせば震災の爪痕が残る場所があちこちにある。
その目で確かめられる時間があるといいね。

高知の高校生たちの活躍、応援しています。
おいらも励みます。



雪国から


1/4(水)くもり~吹雪~はれ

夢は見ているけれど、思い出せない。
窓を開けると雪景色。そして厚い雲。
これが金沢の冬。

帰り支度をして、朝ご飯。
子どもたちには「遊びに行っていい?」と
電話がジャンジャンかかってくる。
うんうん。遊びに行きたくなる家だ。
絵本、本、漫画がいっぱいあるし。
いつもぐっとくる音楽が流れてるしね。

旦那さんが駅まで送ってくれた。
濃い三日間だった。
ありがとうございました。

ズワイガニたっぷりの駅弁を買って、待合室へ。

特急はくたか号の自由席に無事座れた。
吹雪いてきたにゃ。。。
横浜の友人と駅弁食べつつ雪景色を楽しむ。
真っ白だよ~。
反対の窓は、ぬめっと線路まで侵入してきそうな日本海。
は~~海は生きている。

通路は立っている人でいっぱい。
越後湯沢で新幹線に乗り換え。
いくつかトンネルを越えたら、雪は消え
平らな街並になってしまった。
そして、見慣れた景色が飛び込んでくる。
上野駅でタイ料理を食べたら、すっかり東京のモードに戻った。

「よし!この一年どう動くか、やるべきことが決まった。」

キリッと宣言する友人。
おいらの五倍くらいパワフルで、感心しちゃう。

おいらもやるべきことをやるわよ。
そのためには、一緒にやってゆけるメンバーが欲しい。
2012年、よい出逢いがありますように。。。

(1月半ばからのワークショップ申し込みはこちらからどうぞ)
http://www.pocarine.org/mt/archives/2011/12/2012.html




温泉三昧


1/3(火)はれ~くもり~雨~くもり

ゆっくり寝た~。
金沢では冬場の晴れは珍しいことだそうで、みんな喜んでいる。
と思ったら、すぐに曇って雨。

お雑煮を食べてから家族で出発!
能登半島を車で北上。
日本海、荒れてる~。

しびれるほど美味いお蕎麦屋へ。
大将の背中を観察。
右半身が発達している。

海を眺めながら和倉温泉へ。
マスコットのわくたまくんがあちこちに。
http://matome.naver.jp/odai/2128695612827742201
http://www.wakura.co.jp/


持って来た卵を温泉に浸けて、足湯をしながらのんびり待つ。
ここの温泉はかな~り塩辛い。
そして、出来上がった温泉卵をいただく。
んにゃ~とろける~。

温泉街をぶらぶら。
岸壁から海を眺めてのほほん。
向こうには能登島。そして大橋が見える。

温泉に入ってぼへ~。
足湯でしっかり温まっていたので、すぐに湯だってしまった。

塩サイダーを飲みながら車で能登島大橋へ。
いい眺め。。。
島には降りずに家路へ向かう。

女三人で居酒屋へ。
海の幸、山の幸を楽しむ。
大学時代のことや、ここ数年のことを振り返りながら
未来へと想いを馳せる。

かえこ「友達っていいねえ。」
うき「やっぱり三人揃わないとね。」
みょ「すまぬすまぬ」

この先、白髪になってもこうやって、何でも話せる友がいる喜び。

そして、本日のメインイベントの準備。
友人の娘(13歳)に振り袖を着せて写真を撮るため
ヘアメイク&着付けを行う。
友人のお母様も登場し、キャイキャイと。
着物がきらいにならないよう、ゆるめに着付ける。
うお~~、美人だ!

金屏風の前で撮影会。
みんなとっても幸せな気分。
下の階のひいばあちゃんにも晴れ姿を見せに行った。
は~~お役に立ててうれしいわ。

娘の髪をほどこうとしたら、しばらくこのままでいたいとのこと。
女の子やなあ~。

夜、雷鳴を聴いて驚く。
ほんとに雷神がドラを叩いているような。。。
北陸は、雪が降り出す前にいっぱい雷が落ちるんだって。

明日、帰京。
濃いお正月休みでした。


自家製双六


1/2(月)雨~霙~くもり

朝、金沢駅に到着。
友人の旦那さんが車で迎えに来てくれた。
ありがとうございます。

仮眠をとって、朝ご飯。
娘(姉)は中学一年生。
息子(弟)は小学四年生。
八年ぶりの再会なので、そりゃ~大きくなったわな。

お菓子の中に入っているおみくじを引いて大盛り上がり。

女友達三人で、金沢21世紀美術館へ。
http://www.kanazawa21.jp/


体感型の作品でかな~り楽しかった。
雨の中のタレルの部屋も、よかった~。
ここで公演するのが夢です。

兼六園へも足を伸ばした。
高校の修学旅行以来だよ~。
今日は無料開放!
おいらは苔好きなので、大興奮。
冬はほとんど曇り空で
いつ雪になってもおかしくない日が続くんだって。
(もちろん、洗濯物は部屋干し)
日本海の気候だね。。。

お寿司を食べて、デパ地下をうろうろ。
金沢の和菓子文化、豊かだにゃ~。
加賀百万石の奥行きを痛感。。。

夜は家族で手作りの双六。
一回休み、振り出しに戻る罠があちこちに。
そして、ダンスタイム、にらめっこなどパフォーマンスもいろいろと。
いや~、何回も踊りました。

夜が更け、大人だけの時間に。
こうして一緒にいられる不思議。

そうそう。
霙が窓に当たる音がねえ、軽やかな鉄琴の演奏みたいで感動した。

明日は温泉!


2012年!


1/1(日)元旦

初日の出を見ようと早起き。
不忍池の弁天様に初詣。
しか~し、雲に隠れてなかなか拝めず。
流れる雲の隙間から光がぶわ~~~っと。

さっさか餌を探す渡り鳥たち。
堅い蕾をキラキラさせる桜の枝にうっとり。

生かされていることを実感しつつ
自分のやるべきことを再確認。

井の頭公園で初日の出を観ている友人と画像を交換。
美しい。。。
太陽はすべての生き物に光と熱を与えてくれる。


おいらは毎年、お正月に年賀状を書く。
水彩画で、ゆっくりと手書きで。
去年中に書ける人たちって、偉いなあ。
クリスマス辺りに「ぐお~」って言ってた人たち、多かった。


今夜、夜汽車に乗るので、その準備もしている。
夜汽車って、二十代の時に大垣行きに乗って以来だよ。。。

大学時代の友人が金沢に住んでいて
毎年「遊びにおいで、蟹食べ放題だよ」と誘ってくれていたけど
すっかりご無沙汰してしまっていた。

小学校に上がる前だった子供たちも、思春期を迎えようとしている。
友人も、母としていろいろ悩ましいこともあり。。。
そんなときに、こんな変な大人に会うのは大事なことだ。
そして、蟹が食べたい。

横浜在住の友人は毎年訪問していて
「子供たちが明神の顔が思い出せないと言ってるよ。」
と、列車の手配をしてくれた。

出発まで、うちでお鍋。
お節もちょこっと。
すっかりリラックス。

上野駅から急行能登号に乗る。
ホームにゆっくりとやってくる能登号。
かっこいい~~。
ワクワクしてきた。

どんな初夢になることやら。。。


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