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連なる

10/30(日)くもり~雨

午前、青山をてくてく。
あ~~学園祭の季節なんだな~。
先日の亜矢子さんのパフォーマンスで出逢った
木戸寛孝氏の事務所へ。
日本語の光や色、エネルギーに詳しいので、
東京にいる間に、色々教えてもらうことに。
文字記録担当で、かげちゃんも一緒。
http://www.spiritualvoyagers.jp/interview_vol020.html

熱い三時間だった~。
日本人がどこから来たのか、漢字が入ってくる前の文字についてや
五十音の色、エネルギーの法則や言霊の曼荼羅について学んだ。

いろんな解釈があるんだな。。。
そして、このまま進んでよいのだなと再確認した。
出逢いに感謝。

講義の模様は、かげちゃんの記録が秀逸。
http://pocarine.blog17.fc2.com/


かげちゃんと稽古場へ。
昨日創ったシーン『生け贄』のブラッシュアップ。
具象のシーンから、忘れられない一瞬の画が生まれた。
この一瞬の抽出のために、創っているのだ。

作曲の木並和彦氏、音響の尾林真理嬢が揃った。
あれこれと話しつつ、いろんな音が稽古場に広がっている。

『連なって移動する』動きを創る。
いろんな命が旅をするエナジーを重ねてゆく。
シンプルに歩くこと、そして、リズミカルに連なってゆくことが
こんなに美しくて、ワクワクするなんて~。

明日はお休み。
韓国人の俳優さんたちは、早稲田大学の演劇博物館に行くそうな。
通訳のジヨンさんの案内で。
ありがとう~。

木並氏、尾林さんと中華料理店で打ち合わせ。
舞台図面がまだなので、スピーカーの仕込みについてもまだ何とも言えず。
11/6には俳優チームが高知に移動するので、足繁く稽古場に通うこともできず。
(11月半ばの通し稽古には
 東京からスタッフさんが高知にやってくる)

木並「もうさあ、出たとこ勝負だよ!」
尾林「ですよね。」
木並「今までのポかリンになかった音、出していくからね。」
みょ「ぜひとも。」

大変だから、みんなが馬鹿力を出してくれる現場。
ありがとうございます。

今夜はたっぷり寝よう。
またみんなと「めくるめく世界」を立ち上げるために。

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恵篤さん合流


10/29(土)はれ

目覚ましが鳴る前に、夢と現が混ざった状態で
作品のことを考えている。
この状態は、公演が終わるまで続く。

稽古場の窓辺に、ギウォンさんがいる。
手を振ると、振り返してくれた。

恵篤さんがいる!
これで俳優さんが全員揃った。
うれしい~。

ペアになって身体をゆるめる。
今日も風君が来てくれた。
彼は整体の学校に行っていたので、ペアになった中島も夢心地。

マントの衣裳で動けるシーンをみんなで創作。
観ているおいらもぐんぐん引き込まれるおもしろさ。
あれこれと試して、5分のシーンが出来上がった。
うれしい~~。

シーンの中身は、目新しいことがあるわけではない。
重要なのは、みんなで達成感を味わったこと。

みんなが揃ったので飲み会へと。
通訳のジヨンさんがいないので、深い話はできなかったけど
お互いの慣習についてワイワイと話した。
結構英語が喋れるかげちゃんと、ハナちゃんが頼り。

明日も創るぞ。
公演初日まで、一ヶ月を切っている。


雲は動いている

10/28(金)はれ

さっそく昨日の出逢いが、週末に顔を合わせられることに。
おいらはビビッときたら行動早いよ。

稽古場まで歩く途中、音楽の木並氏から電話が。

木並「どんな感じ?」

昨日の作業を説明。
そして、オープニングができたら報告すると伝えて電話を切る。

今日は稽古場にENBUゼミ生の木内風君が来てくれた。
高知公演も観に来てくれるって!
うれしいぜ!

開演前からオープニングのシーンづくりに四苦八苦。
「予感」を匂わせてゆく動きが
お客さんに緊張を与えてしまうのはイヤだしな。
色々試して、保留にしてっと。

照明デザイナーの木藤歩嬢が来てくれた。
感想が豊かで、アドバイスが的確。
手作りのバナナケーキ、ありがとうございます!

ジュニョンさんは早上がりで、NHKホールに歌舞伎を観に行った。
おいらの大学時代の先輩が、招待券を一枚譲ってくれたので
韓国の俳優さんの中から
ジャンケンで勝った人に行ってもらうことにした。
外国をひとりで歩くって、ワクワクするよね。。。

歩嬢が「創作のときのヒントに。」と写真集などをもってきてくれた。
ありがとうございます。
視覚以外の感覚を使って楽しむ絵本に触って大興奮。
仔細は演出助手のかげちゃんの日記からどうぞ。
http://pocarine.blog17.fc2.com/


稽古の後、歩嬢と、かげちゃんと、中華料理店でぶっちゃけトーク。
今は雲の中だけど、その先に光があるのは分かる。

明日は恵篤さんが合流する。
ガラッと場の色が変わるだろうな。
隊長として、もう少し地図を明確にしておこう。




コトタマ

10/27(木)新月

ゆっくり支度をして稽古場に向かう。
アトリエヘリコプターの近くで、五反田団の代表の前田司郎氏に遭遇。
「快適に使わせてもらってます。」と挨拶。

今日は稽古場に衣裳担当の二人が揃う。
工藤恵子嬢とベッソン・マーク氏。

まずは、恵子嬢の新しい衣裳をメンバーの中島が着て動いてみる。
驚きと、喝采と。
前回の衣裳をハナちゃんが着て、二人でコラボレーション。
マーク氏の考えも足しながら、いろいろ試す。
羽織る衣裳と中の衣裳と二種類になるので
どちらの状態が長いかで、色味や模様も変わってくるな。

初めて二人が会った日にマーク氏が出したびっくりアイディアが
恵子嬢を刺激し、現在の衣裳が出来上がった。
二人の方向性が同じで、今後が楽しみ。

オープニングを創る。
っていうか、開演前の30分から創り始める。
マキマキが開発した動きをシンプルにしてやってみる。
かなりキツい動き。

各国の鬼ごっこを紹介。
新しい鬼ごっこを創りながら
鬼=マイノリティの浮き立たせ方を模索。
わほ~~~。
俳優さんたち、おいらの想像をはるかに超えて
価値観を反転させてくれるぜ。

稽古の後、赤羽橋へ移動。
地下鉄にゆられつつ
みんなといるのが自然になっていることに気づく。
夜の東京タワーはいいね~。
みんな、歓声をあげている。

東京タワースタジオへ、亜矢子さんが出演するパフォーマンスを観に。

『KOTOTAMA WRITING DANCE』

http://esquissepour.jugem.jp/?eid=190

書道家とインドの古典舞踊家のセッション。
いや~~~~、来てよかった~~。
うちらがやりたいことと、つながっている。
それをみんなで共有できた。。。

そして、新たなご縁もつながった。

今日は多くを語りたくないにゃ。
秘めつつ、発光の時まで温めます。


筆を落とす

10/26(水)はれ

いい天気なので、日陰を探して歩く。

稽古場では、おいらが着く前に、俳優さんたちで
カポエラダンスをして遊んでいた模様。

通訳のジヨンさんがいる。
それだけで歓び増大!

身体をゆるめて、今日も身体言語の抽出をする。

稽古場に作曲家の木並和彦氏が来て下さった。
スタッフの皆さん、
稽古場日誌を見て、あれこれと想いを巡らせていたとのこと。
前もっての台本がないからね。

木並「筆を落としたいんだよね。」

「つながる」「模様」と抽象度が増してきた課題に
果敢に取り組む俳優陣。
発表のとき、木並氏がその場で音を入れてくれた。
オドロオドロしいものや、むき出しの感情も出てきて
おもしろかった。

十文字の好きなことばを選んで、新しいことばを作る。
二組やってみて
「短い台本があれば、それを土台にことばを当てはめて話しやすい。」
と俳優陣から提案が。
よっしゃ。叩き台を書きましょう。

帰りがけ、いつも行列ができているワンタン麺のお店が空いていた!
迷わずみんなで入る。
木並氏と公開稽古の準備について話す。
っていうか、この店、ワンタンも麺もおいし~い。

韓国人俳優とジヨンさんたちは、他の店に飲みに行く模様。
行ってらっしゃ~い。

帰り、電車の中で
木並氏が作曲をするときの方法を聞くことができた。
長い付き合いだけど、こういう話をするのは初めて。

明日は新月。
恵篤さんの合流を待っていたけど
明日から舞台のシーンを創り始めよう。


仲間する

10/25(火)はれ

空の雲が透き通るように広がっている。
あわわ。
稽古場を通り過ぎてしまった。

今日は、通訳のジヨンさんがいない日。
そして、ジュニョンさんが合流する日。
衣裳の工藤恵子嬢が、試作品をもってくる日。

身体をゆるめて、ポかリン定番の「空気かき」を行う。
ジュニョンさん、初めてなのに自然に混ざっている。
さすがやな~。

石踊達哉展の画集を見て、どれがお気に入りか各自話す。
皆、英語で話し出した。
演出助手のかげちゃんが「煩悩」を伝えようとして四苦八苦。
グーグルの翻訳で解決した。
ハナちゃん「仏教用語ね。」と、さらっと返す。
見えないものを見えるようにすることを皆で共有する。

恵子嬢到着。
舞台装置の説明をして
マキマキ(本多麻紀)とギウォンさんに代表で衣裳を着てもらった。
俳優陣が一斉に「お~~~!」と声をあげた。
いろんな動きをしてみる。
俳優たちから様々な感想や要望が出た。

今日の動きは「飛ぶ」。
素晴らしい身体言語がたくさん出た。
あまりにもおもしろいので
その場でそれを使ってパフォーマンスを創る。
恵子嬢も楽しんでいた。
はあ。。。豊かだな。。。
動きに必ず声を乗せている中、今日は響き合う歌が生まれた。

前回からの続きで、お気に入りのことばをいろんな国のことばに翻訳して発音。
みんなで音にしてみる作業って、地道で、愛おしい。

稽古は早めに終わって、マキマキがもってきてくれた
画集(日本画の女性たち)を見る。
身体の直接的なラインは見えないけれど、気の流れがはっきりと見える。
皆で溜め息をつきながらページをめくる。

「仲間する」「分かち合う」「共有」して、進んでゆく。


エナジー

10/24(月)くもり

近所の柿の実が色付いてきた。

今日は稽古休み。
午前中、モノレールで羽田空港へ。
通訳のジヨンさんと、昨日まで公演だったジュニョンさんを迎えに。
去年の韓国公演では、ラストシーンを彼に託した。
熱いのに、深い深い地下水を持つ、心から信頼できる俳優さん。

ハグして、再会を歓び合う。

ジュニョン「昨日公演が終わって、ほとんど寝てないので
      まだ頭が働いていません。」

だよねえ。
とはいえ、稽古で何をしたか、気になっている様子。
さっそく切符をなくすジュニョンさん。
おもしろい。

五反田の宿泊施設に荷物を置いてっと。
ギウォンさん、ペックン、ハナちゃんの歓迎を受ける。

みんなで日本橋の三越へ。
石踊達哉氏の個展を観に。
みんなで地下鉄に乗っているとき、胸が熱くなった。
うれしい。
絶対みんなを日本に呼ぶんだ!って、ずっと想っていた。。。

最終日だから、混んでるな。。。
一枚目の絵から動こうとしないみんな。
おいらも、鳥肌が立って動けなかった。
ギウォンさん「エナジー」とつぶやいている。
通訳のジヨンさん、進みながら
「抽象的な絵、大好き!」とキラキラしている。

じっくり楽しんだ後、屋上でのんびり。
すぐに子どもと仲良くなる男優陣。

そして、三重県の物産展でわいわいとつまみ食い。
臨時食堂で、松坂牛の定食や鯖、穴子、秋刀魚のお寿司、
牡蠣の炊き込みご飯などを食べた。
韓国の人たちは、分け合って食べるのが当たり前。
いろんな味が楽しめるし、いい習慣だにゃ。

「今まで食べた中で一番おいしい!」とみんな。
よかったよかった。
高知は、もっと美味しいからね。。。

ジュニョンさんに「マンションで休んだら。」と言ったけど
「日本のエナジーを、感じたい。」と彼。
は~~~シビレる。。。
ハナちゃんのリードで、彼らは銀座とお台場に行くそうな。
任せたよ。


家で制作仕事をしていたら、衣裳デザイナーの工藤恵子嬢から電話が。

恵子「明日稽古場に行くけど、その前に試作品を見せたい。」
みょ「ん?明日でいいのでは?」
恵子「方向性が違ってたら、作り直してもっていきたいから」
みょ「了解!」

いつもはデザイン画を描いてから仮縫いに入る彼女が、試作品とは?
うちの近所の喫茶店で、衣裳を見せてもらった。
お~~~~、一枚の衣裳で二つの顔をもつとは!
明日、俳優さんに着て動いてもらおう。

炎の女、恵子嬢のエナジーがおいらに伝染する。
石踊氏の個展に連れてってくれたのも彼女の導き。

生きるって
他者のエナジーを受け取ることなんだって、ひしひしと感じる。
それは、おいらが仕掛けた遊びゆえだけど
貰うものがいっぱいで胸が熱くなるよ。

すべては、劇場で一期一会の時を過ごして下さるお客様へと。


脱皮

10/23(日)くもり

六本木のアクシスギャラリーへ。
東京タワーに向かって、てくてく歩く。
「水戸岡鋭治の大鉄道時代展」は今日が最終日。

稽古場常駐の面々(俳優陣、通訳のジヨンさん、
演出助手のかげちゃん)で繰り出した。
会場は、鉄道好きの人たちで熱気ムンムン。
九州の新幹線や汽車、夢のような楽しい列車を
たくさんデザインしている。
実際にシートに座ることもできて、快適~。
列車は景色が動く、わくわくする旅の装置。

水戸岡氏は
「子どもの頃にいかに豊かな経験をするか」
を大事に仕事を重ねている。
その熱量は、子どもも大人も、みんなを幸せにする。

パネルの前で、男の子が「古代錦、これに乗ったよね。」と
シートの柄を指さして母親に伝えている。
自分が乗った車両のシートの柄を憶えていること。
身体の底から熱いものがこみ上げてきた。

カフェで昼食をとって、バスで五反田へ。
通訳のジヨンさんと震災のときにどうしていたかを話しつつ。
彼女は「ここにいるのも運命」と帰国することなく
勉強を続けたそうな。

五反田駅から川沿いに歩く。
公園や芝生があって、子どもたちが遊んでいる。
川風はいいな。

衣裳担当のベッソン氏が稽古場に来てくれた。
身体をゆるめて、ゆらぐエクササイズをじっくり行う。
新しい身体言語を開発。
今日もおもしろい動きが出てきた出てきた。

自分の好きなことばをいろんな国のことばに訳して発表。
ギウォンさんが「配慮」と言ったとき
彼のやさしい空気の素を感じた。
みんな、いろんな国の「配慮」を発音して楽しんだ。

今日やったことをパフォーマンスにして発表。
薄い布を使った女優陣三人が
脱皮をするように美しい瞬間を生み出した。
そして、世界を反転させて、去っていった。
毎日、いろんなインスピレーションをくれる俳優陣。
俳優ってすごいな。

稽古終わって、駅に向かう。
韓国の俳優陣は、これから新宿に行くとな。
ジヨンさんが案内してくれるので安心だ。

明日は稽古休み。
おいらは、ジヨンさんと空港にジュニョンさんを迎えに行って
韓国の俳優さんたちと石踊達哉氏の個展を観る予定。
ジュニョンさんは、今日がソウル公演の千秋楽。
明日会えるのが、楽しみだ。。。

クルー

10/22(土)くもり

お待たせしました。
百花繚乱 高知ワンダリングツアーの詳細、アップしました。
ぜひぜひ来月末、高知を丸ごと体感していただきたいです。
http://www.pocarine.org/mt/archives/00_news/index.html


山手線で稽古場に向かう。
光が差してくる電車はいいな。

稽古二日目。
今日も身体をじっくりゆるめてっと。
至福の表情の俳優陣。
「楽しい!」と恵篤さん。

通訳のジヨンさんも、演出助手のかげちゃんも
みんなでポかメソッドを体感する。

今日もいろんな身体言語を出した。
なんちゃってで適当な外国語で話したり。
新しいことばを作り出す仕組みの素が色々出てきた。

ほんとにいい面子が集まったなって胸が熱くなる。

宿題は、自分の好きなことばを
世界のいろんな外国語に翻訳してくること。
その土地の環境や文化で、音の響きはそれぞれ違う。

飲み会へ。
英語、韓国語、日本語が飛び交って、アホ話で盛り上がる。
明日はみんなで稽古前に六本木へ。
水戸岡鋭治の大鉄道時代展を観に。
六本木と聞いて、ギウォンさん、テンション上がってます。

帰り、電車の中で恵篤さんと今後の展開について話す。
大尊敬する俳優、演出家の恵篤さんのアドバイスで
やるべきことがはっきり見えてきた。
どんな地道なことも、しんどいことも楽しんでやれるクルーばかり。

よっし。一歩一歩。


稽古開始!

10/21(金)くもり~雨

うは~、稽古が始まるよ。
電車にゆられながら、今日やることを頭の中で回す。

みんな、各自でアップしていた。
稽古場はアトリエヘリコプター。
五反田団の制作の榎戸さんに稽古場の使い方を説明してもらう。

自己紹介をして、ニックネームを決める。
名前の後には日本式で、さん、ちゃん、くんをつけることにした。
身体をゆるめるエクササイズをやって、みんなふにゃふにゃ。
体重を足裏に何割ずつかけるか、それぞれ発表。

今回の公演の題名は『WæNDERING』ワンダリング。
不思議な、驚きの意味の他に
さまよい歩くという意味も入っている。

なので、歩きます。とにかく歩きます。

俳優さんたちがめっちゃ楽しそう。
新しい生き物に見える歩き方、走り方を発表したら
面白くて笑いっぱなし。
稽古初日から、いい予感がするぜ。

通訳のジヨンさん、二つのグループの作業を見ながら
すいすいどちらも訳している。
素晴らしい!

若手の気鋭演出家、演出助手担当のカゲさん(カゲヤマ気象台)が
稽古場日誌を毎日アップします。
こちらもよろしくどうぞ。
http://pocarine.blog17.fc2.com/

稽古終了!
俳優陣は、夕ご飯を食べに行った。

おいらは、舞台美術ミーティング。
照明デザイナーの木藤さんと、傘さしててくてく。
舞台美術家の杉山氏の家へ向かう。

杉山氏の新居、完全に内装を改造してあって、ステキ~。
壁一面が本棚!

舞台空間のイメージを擦り合わせをする。
写真集や絵画集をどんどん広げて「こんな感じ」と言い合う。
おいら、木藤さん、杉山氏、三人のイメージがびたっと一致。
来た来た来た~~っ。

杉山「すごいことになるよ。」

そこに舞台監督の寅川氏が合流。
具体的な構築方法を詰めてゆく。
客席はフラットに座布団で観劇することになった。

は~~よかった。
木藤さんと帰り道、さらに話を進めつつ歩く。

木藤「今までずっとやってみたかったけど
   どうやって再現すればいいか
   見えてなかったことが、今回できます!」

一歩踏み出そうとすると
スタッフのみんなも新しい領域に踏み込んできてくれる。
うが~~!わくわくする~~。

迎える

10/20(木)くもり

モノレールに乗って、羽田空港へ。
国際線の乗り入れで、便利になったな。

通訳の李 知映(イ・ジヨン)さんとキャイキャイ話しながら
到着ロビーで韓国の俳優陣を待つ。

大きな荷物を携えて、ギゥオン氏、ジョンスン氏
ハナちゃんの姿が見えた。
一年半ぶりの再会をハグ&握手で喜び合う。
ギゥオン氏は、出口でギタリストさんと偶然の再会。
後で聞くと、ハナちゃんも飛び上がるほどの
人気ミュージシャンのメンバーらしい。
ご縁だね~~。

ハナちゃんは日本は三回目。
ギゥオン氏は日本初めて。
ジョンスン氏は海外初めて。

モノレールからの景色を子どものように眺める男性陣。
余裕のハナちゃん。

ギゥオン「空港に着いたとたんに、海の匂いがしたよ。」

五反田駅に着いて、ウィークリーマンションに入って
生活に関することを説明。
スーパーや薬屋、もろもろを説明。

みょ「今日はごちそうするよ。何食べたい?」

駅ビルのレストラン街をぐるり。
鉄板料理のお店に入って、いろいろ注文。

初海外のジョンスン氏は、お酒を飲もうとしない。
生活基盤が変わることに、なかなか慎重だ。
おもいっきり冬支度だし。
ギゥオン氏は「パチンコパチンコ~!」と騒いでいる。

ハナ「台本はないんですよね。」
みょ「そう。今回もない。大変だよ~。」

気分転換の方法、いくつかあるといいよね。
韓国の人たちは、午前中にサウナや銭湯に行くんだって。
朝、そこで気合いを入れて働くんだって。
日本は疲れを癒す方だね。

これから渋谷か新宿に行きたいギゥオン氏を
ハナちゃんたちがなだめて、マンションで休むことに。

っていうか、みんなを無事に迎えることができてよかった。。。
ジュニョン氏は今、ソウルで公演中。24日に合流する。

明日からは稽古開始!
始まる。大きな車輪が動き出す。



場の匂い

10/19(水)くもり

いよいよ明日、韓国から俳優さんたちが来日する。
なので、今日が最後の休日だ。
必要以上にゴロゴロする。

うれしいな。。。熱い魂の人たちに再会できる。
ハグしちゃうだろうな。。。

スタッフさんたちとギャラや必要経費の確認をしたり。
高知公演の契約書の最終確認をしたり。
韓国語の会話帳を引っ張り出したり。

照明デザイナーの木藤歩嬢と電話で話したとき
またまた作品のエネルギーが形になって見えてきた。
歩嬢は、劇作家や演出家の世界に「匂い」を感じて
それを元に陰影や密度を広げてゆくそうな。

おいらが石踊達也展の話をすると
その日のうちに展覧会へ行ってくれた。
そして、泣きそうになったそうな。
なぜ、震えてしまうのか。
なんだか分からないものが、そこに確かにあるのだ。

俳優さんたちとまた観に行こう。
ことばで説明できないことを共有するには、体感するのが一番だ。

制作の鈴木氏から、ワンダリングツアーの叩き台が送られてきた。
<舎長のひとこと>をあちこちに挿入。

おいらの生まれ故郷を、舞台美術家の杉山氏は
「高知、日本じゃない。独立国だ。」と言い放った。
あの空気、ぜひぜひ体感していただきたいの。

ご来場、お待ちしてます。心より。


命の柱


10/18(火)くもり~はれ

衣裳デザイナーの工藤恵子嬢に誘われて、日本橋の三越へ。
石踊達也展を観に。
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/ishiodori/

入口に立った瞬間に、鳥肌ゾワワ~~~ッ。
太ももからビリビリと感動が上がってくる。

先日、石巻の海岸で感じた命の柱が、眼の前にあった。
昇華された、音楽のような旋律で。

見えないものをここまで描けるって、すすすすすごいな~。
恵子嬢は「参りました!」と潔く屏風絵に礼をしている。

作品のバリエーションが豊かで、挑戦を恐れていない。
陰陽の奥行きが、ネガポジみたいに浮き出てくる。

植物好きのおいらとしては
こんなに描き込んであるのに、うるさいと感じない、
豊かだな~感じる枝振りは初めての体験。

恵子嬢のコメントがいちいち面白い。

「これ、着物にしたい。」
「かわいい~。柳大好き。」
「絵っていうより、テキスタイルみたい。」
「あっち側の世界に飛び込みたい。」
「人間ってすごいね。(その後、唄い出す)」

石踊氏本人が会場にいた。
さらさらとした感触の声で、屏風絵の説明をしている。
集まる人々。
うわ。妖精の匂いがする。
美しい背中。足から頭まで気が通っている。
石踊氏の声をもっと聴いていたかったけど
他の絵のコーナーが空いたので、チャンス!と空いた処に回った。

おいらが三次元で描きたいエネルギーを
二次元で軽々と表していることに深い尊敬の念を抱いた。

そして、舞台美術のイメージがすっと出てきた。

恵子嬢に心からお礼を言った。
『WæNDERING』公演を共に形にしてゆくクルーとして
彼女は、おいらをこの場に導いてくれた。

図録を見るより、実際に立体の屏風で体感するのをお勧めします。
24日(月)までです。


その後、日本橋で二人して機嫌良く呑んだ。
絶妙な流れで日本酒を選んでくれるお兄さんに釘付け。
肩甲骨がやわらかくて、波のようにふわふわ動く。
声もさざ波のようで、気配も消せる。
ただ者ではないと感じ、頃合いを見計らって正体を問うた。

みょ「本業は何ですか?」
お兄「本業です。」
みょ「失礼しました。音楽の方かと思いました。」
お兄「若い頃は。」
恵子「ボーカルでしょ。」
お兄「はい。」

そのふっきれた明るさ、色気、清潔感、まさに磨き上げたお米のような魂の持ち主。
影になれるのに、半透明に輝いている。
二人して「いい男だったね~」と語りながら神田駅まで歩いた。
半月に照らされて。。。


小さな幸せ


10/17(月)くもり

栗を茹で、リスの心地で秋の恵みをいただいている。

今日は地道に制作仕事。
キャストやスタッフの交通費や食費を計算する。
東京稽古、高知稽古に分かれてるから、いつもより複雑。
めげそうになると、みんなの笑顔を想像して
にんやりしてから画面に向かう。

銀行に行こうと自転車をすっ飛ばしたけど
三時ちょっと回っても~た。
あ~ん。残念。
汗が吹き出る。。。

すると、おばちゃんがトコトコやってきた。
キョトンとしたけど、すいっと切り替えて去って行った。
さすがやな~。切り替え上手。
キョトンとしたときの顔が、金魚みたいでかわゆらしかった。

近所の神社にお参りに。
犬や飼い主たちが集まって談笑している。

そういえば、出雲大社の境内も、散歩する犬たちが多かったな。
気のいい処は植物も動物も生き生きしてる。
もちろん、人も。

は~~。
心の中を風が吹き抜けたよ。

神社に行くのは、ご機嫌になる方法のひとつだにゃ。
(大きな木があるからね。。。)

近所のお肉屋へ。
おばちゃんがおまけしてくれた。
ラッキ~!

っていうか、おいらもおばちゃんだよな~
と突っ込みながら、自転車を走らせる午後。


祭りの仕掛け

10/16(日)はれ

午前中、制作の鈴木氏とカフェで打ち合わせ。
「百花繚乱 高知ワンダリングツアー」の叩き台を話し合う。
旅の達人なので、話していると
広場のような空間が脳内にぐんぐん広がってくる。

詳細はもう少しお待ち下さいね。
土曜に観劇して、次の日、日曜市を楽しむのがよいと思います。

打ち合わせの帰りに、足元のどんぐりに気づいた。
わーわー喜んでいたら、鈴木氏がいそいそと拾い始めた。

みょ「どうするの?」
鈴木「家に飾る。」

ラブリーな人だなあと思った後で、実りの秋に感動した。
高知からそろそろ新米も送られてくる。
秋、秋、秋の恵み~。


友人の美香さんちに行く途中、富士山が見える。
は~~~、美しいシルエット。
秋の夕空はいいなあ。。。

いつもはゆったり迎えてくれる美香さんが興奮気味。
田中宏和さん(同姓同名)が日本全国から七十人集まって
ギネスブックの記録を達成した話で盛り上がる。
会場は田中宏和さんの関係者で満員。
このイベントを二万人の方々がネット画像で見守ったそうな。
http://www.1101.com/e_tanaka/
http://www.tanakahirokazu.com/

名前は親の願いがこもったお守りのようなもの。
そのお守りが同じ人たちが集まって(苗字も一緒!)
歓びと興奮を分かち合う。

大人になって熱くなれる仕掛け=祭りを作れる人たちって、ステキだな。
巻き込まれてゆく楽しさに乗れる人もステキ。

何をキーワードに、どうつながってゆくのか。
絆を結び、その和を広げてゆく愉快な方法を実践している人たちが
世の中を明るくしてゆく。

そろそろおいらも、わくわくスイッチをONにするぞよ。



削られた崖からコスモス咲く

10/15(土)雨

東京駅真夜中発の夜行バスに乗って、宮城県沿岸部へ向かう。
なの花交通 http://www.nanohana-bus.com/

照明デザイナーの木藤さん、ポかリンメンバーの日下部の
三人旅の予定だったが、木藤さんが来られなくなった。
(残念。。。)

朝、石巻のボランティアセンターで今日の作業を聞いて、担当地区へ。
なの花交通の三台のバスが、ひび割れて、所々陥没した道路を進む。
海岸線は崩れ、各所に土砂崩れ、そして集落があったであろう処は
砂に埋もれて、跡形もない状態が続く。

日下部「これが何百キロも続いてるんですね。」
みょ 「そうだね。。。」

今日の作業は、瓦礫の片付け。
雨だから、粉塵は舞うことがない。
幸い、小雨になってきた。

目の前が海で、見晴らしのよかったはずの四階建てのマンションは
二階まで波にさらわれて、空っぽになっている。
そこから海までのすっかり砂に埋もれた場所に
百名ほどの人員で片付け開始。

削られた山の崖に、いろんなものが引っかかっている。
勇敢な男性たちが崖に登って作業をしている。
(日下部も)

巨大な冷蔵庫や、根っこがついたままの倒木を
力を合わせて運ぶ人たち。
からまって大きな玉になった網や綱を剥がす人たち。

おいらは堤防の近くで、ガマの林に埋もれた小物を黙々と集めた。
波の音を聴きながら、木切れや、生活雑貨を拾う。
お父さんの股引、ガンダムのフィギアが、砂から顔を出している。
長くて黒いビニールがあちこちに埋まっている。
(畑だったのかな。。。)
雨でゆるんだ砂地に、長靴がズボズボはまる。

近くの仮設トイレへ。
道の途中で、崩れた崖の片付けをしている地元の消防団の方々がいた。
挨拶をすると「ありがとうね~」と皆返してくれた。
日焼けして、明るい笑顔だった。

トイレの帰りに女性と話しながら歩いた。
何回か片付けに参加しているそうな。
学生はもちろん、仕事場の仲間で来ている人もいるし
ひとりで来ている人もいる。
年齢も様々。

おいらが小一まで暮らしていたあの町も、南海大地震で
こんな風に津波で飲み込まれてから再生したんだな。。。
と想いながら片付ける。
祖母が
「この川を越えられなかった人は、津波に呑まれて死んだ」
と語ってくれた。
今日も、その境界線が各所ではっきり見えた。

砂と泥のヒビの間から、スギナが芽を出している。
アリンコが、わっさわっさと動いている。

昼過ぎまで作業して
ボランティアセンターへ戻って昼食をとることに。
バスに乗る前に片付けた場所を見渡す。
まとめられた瓦礫を美しいと感じた。
汗ぐっしょり。。。
その場で着替える人、長靴の泥を落とす人。。。

仙台から調達したお弁当を食べる。
お腹がすいていたので、ぺろりと平らげた。

日下部が、手作業の積み重ねを実感しながら
日本人は再生に強い民族であることを語っていた。

昨日、舞台美術家の杉山さんも言ってたな。
「日本人は流れ着いた民族だからね。
 木と紙でできた家に蝋燭で暮らしてたんだから。
 すぐ燃えるし、すぐ再建できたし。」

帰りは、街の海岸線を走り、うとうとと。
四角に固められた瓦礫のビルが続く。
三段に積み上げられた自動車がぎっしりと並んでいる。

途中、仙台市内の温泉で汗を流してほっこり。
露天でぼへ~っとしていたら、おばちゃんに
「何時出発でしたっけ?」と聞かれた。
(そのおばちゃんは、安達太良のインターで
 行きも帰りもソフトクリームを食べていた。ラブリー。)

渋滞にひっかかりつつも、その日のうちに帰宅することができた。
アテンドしてくれたなの花交通のお姉さん、運転手さんに
皆、お疲れさまの拍手を送る。

人は根底に「役に立ちたい」という気持ちがある。
自分の時間、命をどう使うかは、人それぞれ。
まずは自分自身が健康であること、それが一番大事。

その場所に立つ。
そこにはすべてがあった。
自然の脅威も恵みも、命の儚さも、再生の希望も。

行ってよかったな。


ワンダリング

10/14(金)くもり

柳の木の近くで考えごとをする。
風の形が見えて、楽しい。うっとりしちゃう。

そういえば、子どもの頃、よく遊んでいた川沿いにも柳があった。


夕方、新宿の珈琲店へ。
高知公演『WæNDERING』のスタッフさんが勢揃い。

今、考えていることをすべて話した。
やりたいことがありすぎて
基盤になる舞台空間の形や素材が定まらず。
まさに題名通り、ワンダリングでさまよいつつ
あらゆる可能性を出し合った。

決め手が出なさそうなので
稽古初日の夜に再ミーティングを設けることになった。
顔合わせ飲み会は、次の日に動かしてっと。
(すまぬ。。。)

舞台監督の寅川さんが「こんな日もあるよ」と言霊にした。
いろんなことが決まらない現場を多く踏んでいる人ゆえに。

今日はお開き!

とはいえ、流れで舞台美術家の杉山さんと二人で、移動。
根源の話をした。
そして「決めすぎないこと」とアドバイスをくれた。

未踏の地に踏み出そうとするとき、彼はいつも背中を押してくれる。

魂がす~っと落ち着いた。

「歩きながら探す」

それが、まさにワンダリングなのだ。

自分が生まれてきたこと、進む姿までつながって見えてくる。
創ることは、進むこと。生きること。

花より団子


10/13(木)はれ

身体が「いくらでも寝られます」と言っている。
久しぶりに寝だめした。

岡山の友人、みやびちゃんから、フリーズドライフラワーが届いた。
(生花を瞬間冷凍してるから、花の美しさを数ヶ月楽しめる)
しっかり梱包されている。うれしいな。
さっそく玄関に飾る。
クッキーも入っている。
みやびちゃん、花より団子のおいらをよく知っている。

差し入れで一番うれしいのは、やっぱりチョコレート。
おいらだけでなく、みんなの顔が変わるのが分かる。
酷使した脳みそにとろ~んと快感物質が広がるのよ。。。

ポかリン公演の定番差し入れは、高知の「ごっくん馬路村」。
宅急便でどど~んと届くと、みんなの歓声が上がる。
飲みやすくて、のどにいい。
http://www.yuzu.or.jp/products/gokun.html

以前、イカした差し入れだなあ~と感心したのは、入浴剤。
裸のときって、一番ゆるむからね~。
鼻唄出ちゃうよ。。。
高知でのホテル生活を想うと、入浴剤も欠かせないな。

もとい、差し入れして下さる方の気持ちが、一番うれしいです。


大型電気店にファックス電話を買いに行った。
インターネットで機種や価格の相場は下調べしてある。
シンプルでコンパクトなもの狙いで。

いろんな顔を眺めながら、愛嬌を感じるものにした。

前回、雷で電話機が壊れてしまったので
雷ブロック用の電源タップも購入。
備えあれば憂いなし!

それにしても、お店、明る過ぎ。
影がないよ。。。

鳥の劇場の居心地の良さを想い出す。
光のための闇があったなあ。
そして、皆に愛されている空気で満たされていた。

いつか、あの場所でやってみたいな。


冬対策


10/12(水)満月

先日、遠藤さん宅に遊びにいったとき
「ガスストーブいる?」
と聞かれ、とっさにうなずいた。

冬に向けて、石油ストーブが売れていると聞いていた。
おいらも、電気ではなく他の方法で
暖をとろうと考えていたところだった。

遠藤「新しいのよ。」
みょ「やった~!ありがとうございます。」

今日、ガスストーブが届いた。
うれしいな。
冷えてきたら、使ってみよう。

部屋に冷暖房機はあるけど、苦手なので、夏も使わなかった。
こたつを生活のメインにすると、歩かなくなるので
テーブルとして使っている。

身体の芯から温まる食事をして、内からも温めよう。

ガスストーブの他に、着物や小物もいただいた。
ありがとうございます!
おいらの好みを知っている遠藤さんのセレクト。
梅の着物は、お正月に着ようっと。

今年もあと二ヶ月弱。
寒くなるのが楽しみだ。
(寒いのは苦手だけど。。。)


歩くために


10/11(火)くもり

日々の暮らしに戻った。
見知らぬ人に駅までの道を聞かれる。
昨日までの自分の姿を懐かしく想う。

十日後から『WæNDERING』の稽古が始まる。
今日はのんびりするけど、明日から本エンジン、かけるわよ。。。

洗濯をしたり、秋冬の衣類を出したり。

数日続いていた、高知県立美術館の入り口に置く立看板の
校正も一段落。


膝まである長靴を買いにアメ横へ。
ギラギラと気さくな街。
数件靴屋を廻って、品揃えをチェック。
最近の長靴はおしゃれだね。。。

ガーデニング用の足首までのしか持ってなかったので
買うことにしたの。
(この靴は、仙台に夏、十日間滞在したとき、雨続きでたまらず購入。
 寒くて長袖の衣類も数枚買った。)

数年前からブーツが流行ってるけど、おいらはブーツが苦手。
足首が自由に動かせないのがちょっと。。。
そういう意味では、靴よりも草履がいい。

鳶の人たちが履くような地下足袋もいいなあ。

一年前、韓国に行く前に、零下の世界に対応するため
スポーツメーカーの編み上げのブーツを買った。
さすが、動きやすい。温かくて雪道も歩けて、重宝した。

もとい、長靴を買うぞ。
ぬかるみの中を進んでゆけるように。


月は東に日は西に


10/10(月)はれ

昨夜泊まった旅館、山紫苑、よかった。。。
http://www.sanshien.jp/

酔いが醒めるまで待ってから温泉に入った。
かけ流しで、透明のお湯。お肌つるっつる!
真夜中の露天風呂は怖いので、朝に再チャレンジ。
岩風呂で、気の早い落ち葉と一緒にのへり~ん。
新館の展望風呂はまたの機会にしよう。

朝食、美味しかった!
この辺りは
キノコの菌を全国に届けているキノコの産地なんだって。
キノコ入りのお味噌、かなり気に入った。。。

県外から来て、鳥の劇場で観劇する場合、一番近いのがこの宿で
あとは鳥取市内の宿だそうな。

バスで海岸線を走る。
白兎(はくと)海岸へ。
波の音を聴いて心を整えてから、白兎神社へ。
入り口は観光化されてて、引いてしまったけど
境内は階段を上ってかなり奥に社があって、落ち着いている。
さすが海の近くの神社。足元は砂。
この感じ、直島や小豆島の神社を想い出した。
高い処にあって、明るくて、空と海に近い聖域。

観光客がとぎれることなく石段を上り下りしている。
そんな中、地元の人が犬を連れて散歩している。
毎日こんな景色のいい処を歩けるなんて、いいなあ。

もう一度海岸に出て、砂浜をうろうろ。
流木にちょこんと腰を下ろして、ラムネを飲む。
日本海の波の周波数をじっくり味わう。

バスで近くの無人駅へ。
ホームの向こうは砂っぽい土の畑。
おばあさんが畑の真ん中でちょこんと休んでいる。
まだ瑞々しい柿が、軒先に吊るされている。

のんびり汽車を待って、出雲大社へ向かう。
稲羽の素兎伝説の地を訪ねた後は
兎を助けた大国主命を祀る出雲大社へ。
(遠いけど。。。)

宍道湖を眺めながら、うとうとと。
出雲大社は、三年前、平成の大遷宮(六十年に一度の茅葺き屋根
の入れ替え)のとき、本殿の天井絵の八雲を見て以来の訪問。

大鳥居をくぐり、松並木の参道を感無量で歩む。
神官さんたちが走り回っている。
(神在月だからね)

本殿は工事中なので、仮殿に鎮座されている大国主命様にごあいさつ。
そして、秋の公演の取り組みをご報告。
すべてはご縁でつながってゆく。
人は分かち合うときに幸せを感じる生き物。
おいらは演劇でそれを広げてゆく。

出雲阿国のお墓へお参り。
歌舞伎の創始者、阿国さん。
出雲大社の建て替え資金を集めるために
全国を勧進したとは、頭が下がります。

稲佐の浜で夕日を堪能。
ここの波は寄せては返すじゃなくて、寄せ寄せ寄せのリズム。
八百万の神々がこの浜に降り立つイメージがぶわっと浮かぶ。

あ~、赤い夕日が水平線に落ちる前に雲に隠れてしまった。。。
振り向くと、十三夜のお月様。
ここは青い地球。

濃い三連休だったな。。。
旅はいいね。心が軽くなって、命が更新される。
駅前の温泉に入ったら、帰京しよう。



鳥の劇場訪問

10/9(日)はれ

せんとうさん、コメントありがとう。
普段は表に出ないから、宣伝してなかったの。
ごめんね。。。

遠藤さん、いろいろありがとうございました。
遠藤さんに帯を締めていただくときは
いつも気=愛をいただいています。


岡山、離れ難いな。。。
高速バス乗り場で想いを馳せる。
いざ、鳥取へ。

立派な瓦屋根の家が多いな。。。
わ~お。町中温泉だらけ。
テンション上がる~!
鳥取駅から汽車で浜村駅へ。
車窓から海が見えそうで見えない。
海の気配はムンムン感じるんだけど。。。

鳥の劇場の劇団員、俳優の牛迫さんが車で迎えに来てくれた。
温泉の話で盛り上がる。
おいらは、地元の人しか行かないような共同浴場が好き。
刈り取りが終わった田んぼを抜けて、鳥の劇場本拠地、鹿野町へ。
http://www.birdtheatre.org/


到着して、目の前の小さな川に反応していると
「蛍がいるんですよ」とな。
いいな~~~。
しばらく見てないな。。。

この辺りの三つの小学校が統廃合されたので
この小学校の体育館と保育園の部分をリフォームして
劇場や事務所、カフェにしている。

演出家、芸術監督の中島諒人氏とは夕方に会うことになっているので
劇団員の皆さんに、内部を案内していただく。
さっき運動会が終わったばかりで、皆さん参加していたそうな。

一週間前に「鳥の演劇祭」が終わったばかり。
皆さん、いそいそと後片付けをしている。

バルコニーにリス二匹。威勢がいい。
金魚もいる。
あちこちに鳥の人形が座している。
町の皆さんが持ってきてくれて、いつの間にか増えてきたんだって。

衣裳や、野菜、お米もどんどこ差し入れがきて
食べ物には困らないそうな。
町の人の気持ちがうれしいよね。。。

この場所の温かさに、すっかりほぐれてしまった。
公演があるときに来れなかったのは残念だけど
皆さんの素顔に出逢えたのがうれしい。

俳優の齋藤さんと、のんびりぶっちゃけトーク。
この五年で、どのように地域に根付いていったのか
おもしろ話をいろいろと伺った。

ちなみに、トイレの便器が保育園児用だから、小さい!
大人用のも設置してあるけど、あえて、園児用にチャレンジしてみた。
スリリング~。
手を洗う水道も膝の高さだよ。

小学生の女の子と、リスに向日葵の種をあげて、食べ方を観察する。
(後で、中島さんの娘さんだと分かる)

夕方、鳥取駅に帰る劇団員の方々の車に同乗させていただく。
行き方が山道と、海沿いの道とあって、車が少ない山道をゆく。
狸、鹿、猪が出るそうな。

劇団員の方々は
中島さんが東京で活動していた頃からの人がほとんど。
中島さんは、鳥取の出身。他の方々は他府県の生まれ。
「演劇」の力で町を豊かにしてゆく作業を
まさに人生をかけて行っている。
みなで力を合わせて。ここに根を下ろして。

胸が熱くなるよ。。。

中島さん宅前で車は止まった。
そこから自転車で帰るスタッフさんたち。

中島さん、奥さん、下の娘さんが迎えて下さった。
そして、夜の街へ繰り出す。

芝生の広場で
美術家のきむらとしろうじんじん氏が野点のイベントを行っていた。
http://mcnk.exblog.jp/13952179/

器に自分で絵付けして、器が焼けるまでのんびりして
出来上がった器でお茶を飲む。
彼とは宮城県のえずこホールの仕事でご一緒したことがある。
声をかけると、驚きつつ、再会を喜び合えた。
また会える日を楽しみに。。。

パン屋さんのカフェでゆったり食事。
おいらも中島さんもイベントが終わって、いい感じに腑抜け状態。
秋の高知公演のトーク出演をして下さることに感謝を伝えてっと。
ゆるんでるから、ぶっちゃけトークが弾む弾む。
奥さんの合いの手が絶妙で、励ますのが上手い。
すっかりやる気満々になってしまったよ。

上の娘さんに小さな小さな折り鶴をいただいた。
うれしいな。。。
羽ばたけ!心!
昨日みやびちゃんがくれた冷凍花と一緒に、玄関に飾ろう。

気持ちよく酔っぱらってしまったよ。
高知では、おいらが接待するからね。。。

自分にかける言葉


10/8(土)はれ

朝、自転車を返しに駅へ。
ブラブラと散歩。
川沿いの緑地公園で、ベリィダンスの練習をする女性たち。
岡山は美人が多いなあ。
一時間後に仮設舞台で、ダンスを披露する模様。
カメラおじさんもにっこにこ。

おいらは川端の階段で、水面を眺めながら詩の朗読。
久しぶりにことばのアクセントなども気にしつつ。
ふっと気が動いたのを感じて見上げると
マンションの窓から布団が干されたのだった。
ほわ~っと胸がふくらんだ。
今日は洗濯日和だね。

ホテルに帰って、着物にアイロンをかける。
心にも平野が広がってゆくのが分かる。


午後、オリエント美術館へ。
草履を履いて、大理石の館内をゆっくり歩く。

今夜、及川恒平氏のコンサート『遠音』に
リーディングで出演することになっている。
いつもは客席で、ほくそ笑んでいる側なので、勝手が違う。
それゆえ、気づくこと、得ることは多い。
http://okayama-sc.jp/oimf/2011/216/

控え室に戻ると、ひょいっと演出家の福井泰二氏がいらして下さった。
びびびびびっくり!

みょ「実家が岡山なんですか?」
福井「いえいえ。観にきたんです。」
みょ「うわ~~!緊張する~。」

福井氏は、及川氏の大学の先輩。
学生時代から劇作家の別役実氏や、俳優の流山寺祥氏らと
時代を牽引してきたお方。

場当たりで、立ち位置やきっかけ、目線決めをサポートして下さった。
福井氏の美声にしびれながら
空間の掴み方、磁場の押し引きのアドバイスをいただいた。

着物に着替えて、プロデューサーの遠藤さんに帯を締めていただく。
そのときに、遠藤さんの気もいただく。

公演が始まった。
静けさの中、言霊が流れを生み、満ちてゆく。

脂汗をかきながらの出演だったが
至福の時をご一緒させてもらったことに
感謝の気持ちでいっぱいだった。
お客様も集中して聴いて下さっていた。
ご来場、どうもありがとうございました。

控え室で一息。
高校時代の同級生、みやびちゃんが来てくれた。
五年ぶりの再会。うれしい~~~。
ここから土佐弁。
張りつめていた緊張が一気に流れ出した。
人格が変わったので、周りの人とも一気に仲良くなった。

製作のレディオモモの井内ご夫妻がお寿司屋さんに案内してくれた。
スタッフのみなさん、みやびちゃんも一緒に乾杯!

ことば遊びを繰り広げながら、宴の夜を満喫した。
舞台監督の中小路氏が
「自分がご機嫌になる方法20」を書き出してみることを薦めていた。
お~、やってみよ。
きっと、ちいさなことに幸せを感じる種が隠れている。

生まれてきたことについての肯定観を
県民性で語るのもおもしろかった。
みやびちゃんは生まれてきた自分にひとこと
「よろしく」
と言った。
すべてを受け入れた穏やかで頼もしい一声にしびれてもうた。
さすが三児の母であり、栄養士。
(入院患者の方々の食生活を守り、回復をサポートしている。)

終演後、瞳をキラキラさせて「初めて経験する世界です」
と語るみやびちゃんの乙女チックな状態は、高校時代のままだった。
十代の頃、未来を語り合った友と
こうして熟成のときを分かち合えるなんて。
幸せだ。。。

そして、うちらが生まれた頃に学生だった方々と
コラボレーションできる歓びを噛み締めつつ、夜は更けてゆきました。

は~~、公演終わってホッとした。


水のように


10/7(金)はれ

新幹線で岡山へ。
いろんな人が乗り降りする。
楽しいな。

途中、京都で降りたくなったよ。。。

岡山駅の噴水の前に、舞台ができている。
今、おかやま国際音楽祭の真っ最中で
街中でライブやコンサートが繰り広げられている。
駅で自転車を借りてオリエント美術館へ。
地図を片手に、路面電車を横目で見つつ、す~いすい。

明日の及川恒平氏のコンサート『遠音』に
リーディングで出演することになっている。
http://www.orangenotes.jp/oikawa/yotei/diary.cgi?no=437

大理石のロビーが静けさを際立たせる。
着物で歩くので、草履を履いて歩いてみた。
裏の釘が、結構響くな。。。

アーケードをブラブラ。
草履の裏に貼るフェルトを購入。

川を渡って三木記念ホールへ。
及川氏プロデュースの「フォークハーベスト2」を聴きに。
http://okayama-sc.jp/oimf/2011/207/

音楽の力ってすごいな。。。
最後は客席全体で合唱。
濃密な時間だった。

楽屋へ行って、及川氏に挨拶。
明日の公演についての軽い打ち合わせをした。
飲みに誘われたけど、明日に備えてホテルに戻った。

岡山城がライトアップされている。
時間があったら、後楽園に行きたいな。。。
いやいや。
水のように歩くことと、詩を届ける準備をすべし。


一体感

10/6(木)はれ

車窓から雲の流れを追いながら、取手へ。
風にゆれるコスモスたち。
花は可憐だけど、根元はどっしり。
秋なんだなあ。。。

お墓がいっぱい。
彼岸花ずら~り。
生と死が同じ敷地にあるのが落ち着くよ。。。

東京芸大取手校舎へ。
学バスを降りて、歩道ではなく、草むらの中を進む。
バッタが出てくる出てくる。
赤とんぼがふ~わふわ。

気の早い鈴虫と、ツクツクボウシが鳴いている。
自然に囲まれた学び舎だね。。。
胸の底が熱くなる。

今日はやや厳しく行くぞ!と思ってたけど
みんな集中してついてきたので、やさしいキャラで続けた。

はじめに「五つ以上の音を聴く」ことをやったので
いつも五つの音が聞こえている状態をキープできたのかも。
足音、お腹の音、空調の音、いろんな音が聞こえてきた中、

「静けさの音がする」
「草の音がする」

なんてことを言う芸大生たち。
詩人やね~。

身体をゆるめて、丹田と仙骨を意識して歩く。
頭にペットボトルを乗せて、グループで舞いながら歩いたり。
みんな楽しんで作業していた。

箱割りの姿勢をしっかり体験し、空気かきにチャレンジ。
中丹田の真ん前で、空気の玉を飛ばす!
グループで発表したら、空気の玉が見えるチームがいくつか出た。
「気持ちいい!」と彼ら。
一体化すると、気持ちいいのよね。。。

三角廻りの発表。
唄いながら床をゴロンゴロンと回る。
頭の重さをうまく使うのがポイント。
最終的にみんなマスターして、回る仕組みを体感した。

眼を閉じて、部屋の隅を歩き続けたり、
眼を閉じたまま、早足でまっすぐ、相手の胸に飛び込んだり。
自分自身でブレーキをかけてしまうことに気づいて悔しがる面々。

恐怖の先に、四次元レベルの歓びが待っている。

すいすいまっすぐ歩ける女子にインタビューすると
「茶道やってたので、まっすぐの感覚は分かるんです。」
とな。
落ち着いてて、眼を閉じてると思えないくらい美しい歩みだった。
「道」のつく修行は奥が深いね。

最後はグループで、ひとつの生き物に見える歩き方を発表。
グループ毎に、ゆっくり動かざるを得ない「状況」を注文して
それを体現してもらった。

うまくいったチームは、生き物としての動きの中に核が見えた。
人間の身体でいうと「丹田」だわね。

二日間を振り返る。
多くの学生が、眼を閉じたときの恐怖と不自由さを話していた。

「作業をしてる人を観ている人を観るのが楽しかった」
「みんなの性格が色々見えてきて、おもしろかった」
「合わせるって、大変なんですね」
「楽しいのも、怖いのも、いろんなドキドキがおもしろかった」

それぞれの気付きが、これからの授業で
どんどん膨らんでゆくのが楽しみだ。
関われたことに、心より感謝。。。

夕焼けと、満ちてゆく月を眺めながら、家路へと。
自分をねぎらうため、和菓子屋さんでかりんとう饅頭を買ったら
おばちゃんがひとつおまけしてくれた。
ラッキ~~! うまうま。。。

その気持ちがうれしい。


銀河


10/5(水)雨

雨の音で目が覚める。
心もしっとりするね。。。

電車に乗って取手へ向かう。
川を越えてゆくのは楽しいな。

東京芸大のパフォーマンスの授業を今日、明日と担当する。
学バスは満員。
若者の熱気に包まれて、稲が刈り取られた田んぼを眺めながら
呼吸を深い処に降ろしてゆく。

研究室で挨拶。
一年生三十人の男女比を聞いて、ピロティへ。
やはり、男子が少ない。
(成績順で合否を決めると、女子が多くなるんだって)

わっさわっさと元気な輩たち。
挨拶をして
自分の意志を達成するために、社会に貢献するために
この身体をどう使うか。
(自分を運んでくれる身体のメンテナンスも含めて)

二日間で、生きる上での基本
「立つ」「歩く」
を探求してゆくことを伝える。

エクササイズ開始。

みんなの手に触って
「温かい」「ほどほど」「冷たい」チームに別れた。
わいわいといろんな手に触れる面々。

指紋の模様をひとつひとつ観察して
ひとつひとつに銀河系が渦巻いているのを想像した。
あっという間に手がほっかほか。
「冷たい」チームのコたちが歓声をあげている。

意識することで末端にも血が巡るようになる。

身体の各所の骨を意識し、重心をかけたり、声を響かせたり。
胡座(あぐら)になって立ち座りをグループで発表したり。
映像の先生が
「拍手は控えていただけますか。隣の部屋で撮影中なので」
とのこと。
なので、指一本で拍手したり。

男子たちは、すぐはしゃいでしまうけど
真面目な話には真剣に耳を傾けてくる。

内気で一歩引いていた女子も
いろんな人と組むうちに笑顔になっていた。

今日やったことを振り返り、全員でやってみる。
仙骨を締める感覚を掴めているコがたくさん出た。
若いってすごいな。

ひとりずつ、感想を伝える。
「身体を動かすのは楽しい」
「自分の思い通りにならないのがくやしかった」
「使ってない筋肉をいっぱい使いました」
「この先何十年先も、仙骨を使っていきたい」
「人に触れられてうれしかった」

宿題を出す。
恒例の三角廻り。
授業が終わっても、作業を続ける面々。

マスクをしていたり、声が出ないコもいたので
明日元気に来られるよう、祈りつつ。

帰りの学バスで、女子とおしゃべり。
危険から身を守ることについて、あれこれと。
いざというときに使えるよう、シュミレーションも大事だね。

明日、みんなとどこまで行けるかな。
今日はやさしく進めたけど、明日はビシッと締めて行くわよ。



身体の景色


10/4(火)くもり

神無月。
八百万の神々たちが、出雲に集まっている。

夕方、電車で板橋方面へ。
初めて降りる駅。
商店街が長くて元気で楽しいな。

ポかリンメンバーの中島が客演している稽古場へ。
来年の6月の本公演を前に、実験的な要素を強くしたプレ公演をするとのこと。
10/10の公演を観に行けないので、今日の通し稽古を拝見することに。

「身体の景色 lab vol.1」
http://web.me.com/kyoko.kogi/07/Information.html

「音と言葉と身体の景色」主宰の岡野暢氏は、俳優でもある。
5人の女優が競り合いながら、世界を作り上げてゆく。

それぞれの魅力を存分に発揮していて、何度も笑ってしまった。

中島が活き活きと舞っている。
観に行くと、元気出ますよ。
お時間ある方はぜひ足をお運び下さい。

今日は、山の手事情社の看板俳優、山本芳郎氏も見学に来ていた。
http://www.yamanote-j.org/

どんなお方かと聞かれたら「平成の武士」と答えたい。
眼が合ったら、心を真っ二つに切られます。
未体験の方は、12月の公演にぜひぜひいらして下さいませ。

もちろん、ポかリン記憶舎の高知公演にもいらして下さいね。
おいらの友達は、帰りに直島に寄る計画を立ててます。
いいないいな。。。
http://www.pocarine.org/mt/archives/2011/09/wndering.html



お水のあげ方

10/3(月)くもり

町を歩くと金木犀の香りが漂ってくる。
ツクツクボウシが一匹、鳴いている。
出遅れた同志で巡り会えますように。。。

オクラの苗をあげた夫婦の家を訪問。
太陽の光をいっぱい浴びて、両手を広げたように元気いっぱい。
うちの玄関先にいたときは、紫蘇の葉に囲まれて
西日しか当たらない環境だったからね。

花はハイビスカスの形状で、レモン色。
芯の方が紫で、かわいいの。
旦那さんがすっかりオクラの虜になって、大事に育てているそうな。

鉢の中に三人いて、長男と次男はすくすく育っていたけど
三男は成長が遅く、蕾をつける気配がなかった。
夫婦宅にもらわれて、三男がぐんぐん伸びたのね。
しっかり天に向かって尖った実をつけている。
やったじゃ~ん。

環境を変えるって、才能を開花させる最たる方法だわね。
新たな地で、存分に花を咲かせて、実りの秋を迎えてほしい。

すべての命に、実りのときを迎える力が備わっている。
その時期は、それぞれの命が満ちるとき。

太陽の光は、すべての生き物に平等に降り注ぐ。

演出家の宮城聰氏のことばを想い出した。

「花を咲かせ続けるには、自分に水をやり続けられるかどうかだ。」


旦那さんがオクラ三兄弟にお水をあげるとき
「おいしいかい?」と話しかけているらしい。
そりゃ三兄弟も、いい花咲かせたくなるね。

おいらも、実りの秋に向けて
たくさんの光を受けられる葉を広げておこう。
花は、俳優、スタッフたちと一緒にいろんな色の花を咲かせて遊ぶ。


流れる水のごとし


10/2(日)くもり

お世話になっているご夫婦の家を訪ねた。
ご飯を食べながら、いろんな話に花を咲かせた。

三年くらい前、
受け入れられない気持ちとどう向き合うかという話題で、奥さんが
「本当に受け入れる必要はないのよ。受け入れたふりをすればいいの。
 相手が変わってくるから。」
とおっしゃっていた。
当時は、分かったような分からないような感じだったけど
だんだん他者にとっての「正論」を想像できるようになってきた。

奥さんは気功指導員なので
今日は受け入れて流す方法を身体で教えてくれた。
相手の攻撃をギリギリまで引き付けて
すっと流すと相手は自分の力で崩れてゆく。
相手の攻撃をまともに跳ね返そうとすると、自分もダメージを受ける。
体験すると、その仕組みがよ~く分かる。

人生の中で、受け入れるということができるようになれば
たくさんの人に笑顔が戻ってくるだろう。

ブルース・リーも「水が流れるように」って言ってたな。

ついでに、護身術も教えてもらった。
相手の力を利用する。
ポイントは、下丹田から動くこと。
自分の身体の奥底から、力が漲ってくるのが分かる。

「あなたは軸があるから大丈夫。」

とお墨付きをいただいた。
自分を守る方法を知っていることって、大事だよね。
今度、稽古場でみんなとやってみよう。


おまけ:相手が倒れたら全力で逃げる。



ハレの日

10/1(土)くもり

友人と麻布の秋祭りに繰り出した。
商店街の人たちが、いろいろお店を出している。

人気の揚げドーナツを食べたり、チヂミを食べたり
絞りたてのオレンジジュースを飲んだり。
おでんやミョウガを買ったり。

鮎の塩焼きが並んでいたけど、もうお腹いっぱい。。。

ステキなアクセサリーの露店を発見。
友人がすっかり気に入って、鏡を見ながらほころんでいる。
女性って、こういうとき可愛らしいんだなあ。。。
と男の気持ちになる。

以前、女性のデザイナーさんが
「やかん、大好きなの。」
と頬を染めながら告白したとき、あまりの可愛さに
心の中で彼女を抱きしめた。

二人に共通するのは、いつもは「デキる女」で隙がない。
ギャップにグラッとくるね。。。

若い頃は、アクセサリーとの付き合いが濃かったけど
ポかリン記憶舎を始めて
着物か、運動着の生活になってしまっていた。
また石を身につけよっかな。。。
魔除けにもなるし。

友人が値切り始めた。
おいらも便乗して、ちょっと安くしてもらってネックレスを購入。
好きな色を買おうとしたけど、似合う色にした。
迷ったけど、露店のお姉さんも、友人も後者を薦めてくれた。

お祭りっていいな。
心が開放されて、気持ちが大きくなる。
秋の空みたいに、高く広く。。。


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