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7/30(土)雨降ったり止んだり

若い雀が二羽、ちょんちょん歩いてる。
道路脇の植え込みに生えているイネ科の植物の実をついばんでいる。
か~わいいなあ。
くちばしの下のあご髭みたいな模様も好き。


雷が光っている。
絞りの浴衣を着て、作曲家の木並和彦氏と待ち合わせ。
木並氏の浴衣は、黒地に子獅子の模様。貫禄たっぷり。
舞踊評論家の尼ヶ崎彬氏のお宅へ。

毎年七月末、隅田川の花火大会の夜に
納涼パーティが開催されていたけれど
今年は墨田川の花火は、一ヶ月先になってしまったので
見晴らしのいいベランダから丸い花火を観ることは叶わなかった。

尼ヶ崎氏が乾杯の音頭で
「震災後、こうして宴が開けて、みなさんと逢えるのがうれしい。」
とおっしゃった。

2011年の出来事が走馬灯のように押し寄せてきた。
そして、この宴に参加するようになって、十年経ったのだなあ。。。
と、しみじみ思い返した。

人の縁の不思議を今日もひしひしと感じる夜でねえ。。。
永井美奈子さんの手料理に舌鼓を打ちながら
初めての人、いつもここで逢える人たちといろんな話をした。
そして、自分が何者でどうしたいかがくっきりと分かってきた。

尼ヶ崎彬氏が「木並氏の音楽をかけよう」と言い出して
先日、草月流の家元の個展『こころの花』で作った音楽が
花の映像入りで流された。
写真で観ても力強い作品群。
木並氏の音楽に包まれて、ひとつの世界を形成している。
音楽って大事だな。。。

楽しい時間はあっという間に過ぎるのね。
ご縁が深まったり、つながったりするのは
生かされていることを実感する瞬間でもある。

またお目にかかれるのを楽しみに。。。


追伸:赤ワインが絨毯にこぼれたら、白ワインで中和させて拭き取ると
   きれいになります。
   すごいね~。

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熱い体験

7/29(金)くもり~雨

アゲハチョウが三つ巴で舞っている。

百日紅が咲き始めた。
真夏の花。。。

縮れた紅色の花びらがなんとも愛らしく
蕾はまん丸でこれまたキュート。

白い花も清楚でいいのよ。。。
ひらひらの花びらが風にゆれると心もゆれるわ。


熱くて痛い思い出その二。

幼稚園の年長組の夏休み。
お泊まり会で、バーベキューをしたり花火大会があったりで
園内の庭は、先生や友達、家族たちでにぎわっていた。

花火をしていたときのこと。
花火が消えた後のかすかな残り火で
空中に絵を描いて遊んでいたら

「うあっちゃ~~~!」

振り向くと
二歳くらいの小さな女の子が、おいらの膝裏めがけて
花火を差し向けていた。

おいらは大泣き。
大人たちがすぐに水道で冷やしてくれたような気がする。

火は、美しいが熱い。
身を以て学習した瞬間だった。

思えば、あの頃からずっと体験型の人生を歩んでいる。
だからこそ、自分を大事にしようとしみじみ思う。



<付録>
小学生のとき、兄が腕に火傷をして、その水ぶくれの周りを
油性マジックで囲んで「UFO」と自慢していた。
怖いような、おもしろいような。

次の日、水ぶくれはマジックの枠まで広がっていた。
ちょっと怖くて、笑えた。


えにし


7/28(木)くもり~雨

自然薯の葉っぱは、ハート形なの。
かわいいな。


縁があるって、こういうことなのよねえ~って
しみじみ感じることって、最近ありましたか?

先日、高知で飲んでいるときに、ポかリンメンバーの中島が
「うちの京都の叔母さんが、東京時代の友達のお葬式に行ったら
 先日公演させてもらったカフェの店主、孝子さんと
 友達だったんです!」
って~~。

昨日のこと。
根津の仕掛人、鈴木氏が「谷根千おしょくじ」メンバーの送別会で
さんさき坂カフェへ行ったら、孝子さんが
「学生時代の友人が店に来て
 ~そういえば私の姪がこの辺で演劇したんだって~
 え、え、もしかして、ウチの店じゃない?」
どっひゃ~~!
と、盛り上がったとのことでした。

その叔母さまは、京都公演はもちろん
高知公演もいらして下さいました。
この秋の高知公演も、ぜひいらしていただきたいな。。。

もうねえ~、みんなで高知に来ていただきたいです。
戻り鰹と観光地巡りと観劇セットで。。。


朗報だす。
演出助手さん、決まりましたぜ!
影山直文さん 芸名(カゲヤマ気象台)
http://sonswo.web.fc2.com/

23歳、早稲田大学を卒業したフレッシュな演出家さんです。
劇作、俳優、音響スタッフとしても活動しています。
多才な人って、耳がいいのよね。
ほっこりしてて、いい眼の輝き!
彼が毎日稽古場日誌を書いてくれることになります。

お楽しみに~。


雲の中の

7/27(水)くもり~雨

今日は、蚊に五カ所刺されたにゃ。
たくさんの命をいただいて生きているおいら。
蚊は、おいらの血を養分にして、卵を産む。


昨日、書き忘れていたんだけど。
飛行機で東京の空をゆっくり下降してゆくとき
雲の向こうがピカッと光った。

ん?雷?
何度も光っている。
暖かい色だ。

はっとした。
花火かな?

去年の夏、
高知の五台山のカフェから、筆山の花火を観たとき。
山のやや上に雲がかかっていて
打ち上げられた花火が雲に隠れて、もわっと光る状態だった。

高校演劇部のワークショップを終えて、脱力していた
歩嬢(照明デザイナー)と、かず君(春野高校演劇部顧問)とおいらは

「想像~」

と連呼して、お酒を飲んでいた。

粒々の水の中で、火の花が咲き誇っている。
もわっと。。。

この世に起こる様々な現象に、もっともっと出会いたい。

そうそう。
生きているうちに、オーロラ観たいな。
寒いの苦手だけど。


求めよ

7/26(火)くもり~豪雨~くもり

さとみちゃん、コメントありがとう。
丹田ベルト、薄汚れるほど可愛がってやってください。
ペットボトルを頭に乗せて
階段の上り下りできるようになれるといいね。
(しゃべりながら)
ぜひぜひ、演劇部のみんなを刺激し続けてください。
11/7(月)から高知で稽古なので、遊びに来てね。


路面電車にゆられて高知県立美術館へ。
藤田館長と、浜口さんと秋の公演の打ち合わせ。

ワークショップのこと
ポストパフォーマンストークのゲスト選びのことなど話した。
次回お目にかかるときは、11月の高知稽古からだ。
よっしゃあ~。

なんと、ここではWiMAXのルータで
インターネットにつなげないことが判明。
(加入のとき調べたら「電波弱い」範囲だったけど
 三本の電波のうち、一本も立たない!)
メールを送るために、事務所にお願いしてLANケーブルに
つなごうとしたら、Mac Book Airは差し口が合わず、断念。
今のところ、無線LANにする予定はないとな。
とほほ。。。

美術館の中のカフェで昼食。
お客さんは、女性が多い。
雨が降ってきたよ。っていうか、豪雨。
大きな池がどひゃひゃ~っと踊っている。
ここのランチはお手頃でめっちゃうま。
韓国の俳優さんたちと一緒に食べているところを想像してしまう。。。

さて。
横尾忠則『絵人百九面相』展へ。
溢れる色彩、圧倒的なカオス。
ある形を形成した瞬間に崩れてゆく危うさ。
空間が複雑に交差していて、足元が浮いてくる。
その奥にすっと抜けている宇宙への入り口。

横尾氏のtwitterでのするどい呟きが
各所で道案内のように記されていて
彼の歩みをじっくり楽しむことができた。

受付のお姉さんに
「公開制作していた絵は、どこに展示されているんですか?」
と聞いたら、学芸部の奥野さんが来てくださった。
三日で制作して、絵画の倉庫に保管されているとな。
え~、観れないのか。。。

みょ「いつ、観れますかね。」
奥野「今、観ますか。」
みょ「やった~!」

聖域に案内していただき、あの絵に対面することができた。
わ~~~~。
静謐で、不思議な明るさがある。
中庭の池から美術館ホールを見据えた左右に
回廊や蔵が広がっている下絵は観ていた。
描き始めた頃は、墨の色がどど~んと占めていて
七割の余白がどうなってゆくのか、見当もつかなかった。

三叉路シリーズのさらなる進化版。
光と影の押し引きがあちこちに仕掛けてある。
水の力が、ゆらぎが圧倒的。
そこに浮かぶのは、故若林奮氏作の立体作品『石枕』。
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/previous/sekitin/sekitin.html

題名は『Four Fire』。
赤い色が隠し絵のように、四方に配置されている。
あえて未完成の余白を残し、その世界はこちらに流れ込んできた。

公開制作の企画は、奥野氏が起こしたのだそうな。
すごいな~~。
アーティストがその土地、場所からインスピレーションを得て
創作するって、アーティスト自身が新境地に立つことでもあるんだな。

この絵の公開はまだ決まっていないけれど
多くの人の眼に触れる日が楽しみだ。
うちらも、めくるめく景色を飛び越えてゆく時空を体現するぞ!

もう一回『石枕』が観たくなって、ガラス窓に張り付いていたら
スタッフさんがガラス窓を開けて、作品の中に入れてくれた。
(普段は入れない)
ラッキ~!
わ~~、空が四角い!
そして、石に囲まれる安らぎ。
小さな窓から、池の魚が飛び跳ねて遊んでいるのが見える。
足元には、苔、そして羊歯が育っている。
それは、作者の若林氏の願いだったのだそうな。
来館する子どもたちにも、この体験してもらいたいな。

あ~楽しかった~。

空港行きのバスに乗り込む。
この景色ともしばらくはお別れ。
うわ。
もう稲が刈り取られている処がある!

苗字で「八月一日」は「ほずみ」さんって読むって
かず君が言ってたな。
(穂を積む)

最終便で帰京。
夕日を眺めながら空を飛びたかったのだけれど、雨。
雲の上に出てから、晴れた空と茜色に反射する雲を楽しんだ。

東京の灯りの中に飛行機が降りてゆく。
ほっとする灯り。
たくさんの命が、暮らしている灯り。



原点

7/25(月)くもり

朝方、雨が降ったようだ。涼しい。
朝食のフロアで集合。

ベッケンさんは、これから龍河洞に行くとな。
中島と日下部は午前の便で速やかに帰京。
幸太郎さんは別のホテルに宿泊。
四国の友達と合流して何日かゆっくりするらしい。

おいらはみんなを見送って、二度寝。
午後から家族と車で明神家のお墓参りに行った。
内海の目の前。文旦畑の奥にある。

自分の命がここにあること。
明神という姓を名乗っていることの感謝。
お墓参りは、自分の原点を確認することなのだな~って実感した。

夕方からは、かず君が勤める春野高校の近くのお祭り
西畑人形芝居を観に行くことになっている。
最初にみんなで行った高校の近くのカフェでのんびり。

そろそろ閉店なので
「別のお店で待つように」と、かず君から指令が。
カフェを出るときに
パンを買って帰るお兄さんに
そのお店への行き方を聞いたら歩きは遠い。
タクシーは捕まえられそうにないなあ。。。
「遠いから高校の校門前で待つ」とメールを返し、
重そうな稲穂を眺めながらてくてく歩いた。
高知は二期作なので、八月一日に収穫する。
もうすぐだ。

と、お兄さんが
「遠いから送ります」
とUターンして乗り付けてくれた。
うにゃ~~。
感謝しつつ、高校の前まで送ってもらった。

なんとなんと、お兄さんも明神さん!
(親戚じゃないけど)
今日は「明神」つながりを実感した日だった。

大きな花時計に腰を下ろしてのんびりと夕暮れを過ごす。
作業着のかず君が、車でびゅい~んと出て来た。

西畑地区の岐(ふなと)神社のお祭りに、十数年前から
片岡さん一家が木偶芝居を復活させて、今に至るとのこと。
デクノボウの木偶(デク)で、デコ芝居と読むんだって。

蝉の声が弱まって
田んぼからカエルの合唱がじょわ~~と響いている。
提灯の先のテントで、おっちゃんたちが酔っぱらっている。

岐神社に参拝。
旅の神様だそうで、ワラジが備えてある。
いつの時代も、人生は旅。

アイスクリンを食べながら、上演を待つ。
去年、春野高校の生徒さんたちが
木偶芝居の人形づくりから関わって上演したそうで。
残念ながら生徒さんたちは日々の課題が多くて
夕方までお手伝いはしたものの、夜まで残ったのは女子ひとり。
最近の高校生は課題地獄なんだって。。。

演劇部の顧問の先生たちも集まってきた。
プライベートで逢えるのっていいな。

今日は湿気の都合で、義太夫も三味線もテープを流すのだと。
残念~。

演目は『播州皿屋敷』
人形だからこそ、コミカルで残酷でエロティック。
お菊の登場シーンは、その艶かしさに息を飲んだ。
大事なお皿の数が合わないことを口実に
惨殺されて井戸に投げ込まれるお菊。
お菊の幽霊がお皿を数えるシーンは
走り回っていた子どもたちも立ち止まってあんぐりこ。
火の玉、本物の炎だじょ~。
ぐっと胸締め付けられつつも、爽快な幕引きだった。

終演後、お菊の人形の首や胴体を触らせてもらった。
土佐女の顔だな~と、やや寄り眼のつぶらな瞳と瓜実顔を見つめた。
片岡さんの体温と汗が人形の胴体の中に籠っている。
一心同体だったのね。。。

ぞろぞろと帰途につく家族連れ。
田んぼは、虫たちの鳴き声で満たされている。
は~~~。。。

演劇部の顧問の先生たちと飲みに行くことに。
その前に、かず君が星空を楽しめる場所に連れてってくれた。
360度、低い山。
そして、満天の星空!
蠍座キラリン、柄杓から水がこぼれている。
ただただ夜空を仰ぐ。

オシャレなファミレスで飲みながら
ワークショップ後
高校生たちがクラブ活動で張り切っている様子を聞いた。
先生たち、授業みっちりで
顧問でも生徒たちの成長を見守って、パワフルだな~。
情愛の塊だ。

高校生たちよ。
11月の演劇コンクールに向けて、それぞれの部で燃えてほしい。
何が大事って、過程だから。
目標に向けて、日々の訓練の積み重ねが大事。

おいらも11月末の高知公演に向けて、ギアを上げて行くわよ。。。


ありがとう

7/24(日)はれ

羽田空港へ。
高校演劇部ワークショップ@高知の最終回。
中島、日下部、ベッケンさんと一緒に。
(幸太郎さんは別の便で先に高知入り)

今日の滑走路は視界の両側に海が見える。
(スカイツリーも見える!)
気持ちのいい離陸。
乗客は家族連れが多い。
小さい男の子が窓にびたっと張り付いている。

高知は曇り空。
空港バスで市内へ。
日曜市に繰り出し、各自で自由行動。
夏の野菜、リュウキュウが出回っている。
独特の歯ごたえがあって、酢の物にするとおいしいのよ。
あ。ブルーベリーを発見。

みょ「朝摘みですか?」
ばば「‥‥。(長い間)まんじゅうは朝作ったけど
   ブルーベリーは昨日採った。」

正直なおばあちゃんだった。
ワークショップの休み時間にみんなで食べよう。
http://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/39/nichiyouichi.html

田舎寿司(ミョウガやタケノコの山菜寿司)を
ゲットしようと思ったけど市のはじっこまで行くとな。
(中島情報)

作戦変更で、肉屋のコロッケを食べたり、たこ焼きを食べたり。
ひろめ市場で幸太郎さんがおばちゃんと談笑している。
溶け込んでる~。
おばちゃんが、塩タタキが一番おいしい店を教えてくれた。
おおきに~。

再び日曜市に繰り出し、冷やしあめをゲット。
目の前の追手前高校の中庭でゆっくり味わう。
野球部の面々は、声大きいな。
ハンドボール部の男子たちが、水道で身体を洗っている。
蟻が蜜を察して集まってくる。

夏だ。夏の真ん中だ。。。

運動着に着替えて芸術ホールへ。
舞台上で生徒たちがフラフープを回している。

さて。
リーディングの発表まで行きたいけど、どこまで行けるかな。

始めに、どんな発声練習をしているのかみんなに聞いてみた。
大きい声を出そうとしているだけで、空間を意識してなかった。
応援団の話を持ち出した。
その声は、誰に、どこに届けたいのか。
明確に目的を持って声を出す
他者を応援するとき、自分のためよりもパワーが出る。

まずは身体づくりのエクササイズ。
ポかリン記憶舎で必ず行っている「空気かき」を丁寧にやった。
大相撲はじめ、スポーツや古典芸能の基本
「箱割り」の姿勢をしっかり体験。
丹田ベルトを締めて、布を巻いて、床に引きずりながら
さらに頭に椅子を乗せて歩いたり。
っていうか、おもしろいくらいみんな歩けない。
(軸が育つといいね)

戯曲『冬の穴』の感想(十文字以内)を発語して
声質や、他者に届いたかかどうかを
ひとりひとり細かくチェックした。

「丹田集め」で下丹田にしっかりエネルギーを溜めて準備万端。

(今日だけ参加の二人は、合流が難しいので見学してもらった。
 中島は、合間合間に舞台を降りて
客席の二人にエクササイズを伝授していた。
 その優しさに感動した。。。)

グループになり、戯曲『冬の穴』の
リーディングしたいシーンを出して配役を決めた。
時間の都合で二つのグループしか発表できない。
ジャンケンで勝ち上がったグループが
芸術ホールの舞台で声を響かせた。

三日間の中で、舞台に存在し
声を響かせるということが結実してきたことを実感した。
発表できなかったグループたち、悔しかっただろうけど
自分の演劇部にそれを持ち帰って試してほしいな。

終わりに輪になって、ひとりずつ感想を言った。
それぞれの発見や抱負があった。
そして、ある男子が「ありがとう」と発した瞬間
拍手が起こった。
短いことばの中に、すべてが詰まっていた。

かず君(春野高校演劇部顧問で、高校時代の後輩)が
うちらの秋の公演の宣伝をしてくれた。

「公開稽古に来てね。」

眼を輝かす面々。
十代で、稽古場の作業を見学できるなんて、うらやましいぜ。

今日は途中から高校時代の親友、多美ちゃんが
息子さんと見学に来てくれた。
「どうやった~」と話していると、かず君がやってきて
うちらが高校時代、四国大会出場を決めたときの
作品のビデオテープを見せてくれた。

「いや~~~っ!」

芸術ホールに保管されてるんだって!
こちとら今でこそ最もなことを言ってるけど
めっちゃ恥ずかしい芝居してたと思う。
恥ずかしいけど、ぶっちぎりで県大会を抜けたことは覚えている。
なんというか、勢いがあったのだ。
みんなの心が、渦となって四国を飛び出すことになったのだ。

うちらの青春の場所に、高一の息子さんが立ち会ってくれている。
胸が熱くなるぜ。

アンケートを書き終わった生徒たちが
去年のようにハグを求めてやってきた。
ひとりずつ、ゆったりと一体感を分かち合う。
握手したままダンスしたり。

「また来てほしい」
「呼んで呼んで」

魂を合わせてひとつになると、ほっとする。
私たちは、つながるために生まれてきた。


顧問の先生たちと朝倉神社のお祭りへゴー!
絵金の屏風絵がどっちゃり展示されてますねん。
神社の参道にずらりと夜店が並び
その先に屏風絵がどど~んと並んでいる。
その迫力にあんぐり口を開けながら、拝殿へ。
神様にご挨拶。
お祭りっていいよな~。
みんな、心が弾んでいる。

日下部がお百度参りや千度参りの石碑を見つけて興奮していた。
せせせせ千度とな~!
人々が願いを胸に、ひたすら歩いた足跡の上を
今、私たちが歩いている。

あ~。
幸太郎さんとベッケンさん、ビール飲んでる~!


小春日和へ。
みんな飲む飲む。食べる食べる。語る語る。
ここのそうめんが絶品ですねん!

「な、なんだこのもずく!」
とあまりのシャキシャキ感にしびれる俳優陣。

幸太郎さんがみんなに
「かっちょいいことをやってくれ。
そしたら、後輩たちも入ってくるしね。」
って言ってたのが、しびれたよね~。
なんとなんと、幸太郎さんは高校時代、応援団だったとな!
(全身の毛穴から声が響くと思ってたよ。)
団長になったとき、今までの応援団のあり方をひっくり返す
パフォーマンスをやってのけた話が面白すぎて悶え笑い。
しっかり二年間先輩の元で下積みを積んだのちに
世界を反転させたのね。
かっちょいい~~~!

日下部がみんなに
「明神さんの方法はいろんな演劇の方法の中のひとつでしかない。
 みんながそこから何を見つけて、発展させてゆくかが大事。」
って言ってたのもよかった。

かず君が、陸上部のエースから
演劇部に人生を捧げるようになった経緯も熱かった。。。

みんなみんな、演劇大好き。

夜も更けて、ホテルに送ってもらって、解散。
無事に終わってよかった~。
ありがとう×500万回。





快適な夏を

7/23(土)はれ

風が気持ちいいね~。
そろそろサルスベリの花に対面したい。

美容院へ髪を切りに。
美容師のお姉さんと、犬、猫、鹿、猪の話で盛り上がる。

印象的だったのは
家の物置に入り込んだ猫を追い払ったお話。
皮の鞄の上に落ち着いていたそうな。
お姉さんは、野良猫が住み始めたのかと思ったら
お父さんが
「そりゃ死ににきたんだ。追い出せ。」
と号令をかけたんだって。

弱ったときに安全な場所に身を隠す猫の習性が
死期が近いと姿を消して
ひっそり死ぬと言われるようになったみたい。

髪は夏だし、かなり軽くしてみた。
担当のイケメン美容師さんが仙台に帰ってしまったので
前回はその引き継ぎで、お姉さんが前のカットを再現するよう
努力してくれていた。

今回は
「まっさらでバサッとお願いします」
と頼んだ。

もう過去はええねん。
大事なのは、今、おいらに触れているのはこの人だってこと。
お姉さんの丁寧な仕事に満足しつつ
素晴らしい仕事だなって感動した。
髪を切るって、その人の人生に寄り添うことだな~。
今日も明日も、この夏が軽やかに送れる、心がウキウキしてる。

人(の心)に触れる仕事っていいな。



仙骨を締める

7/22(金)はれ

わ。
あと一ヶ月で誕生日か。
ってことは、秋はすぐそこに。。。
びっくりした~。

先週、蚊にいっぱい刺された処が治っている。
うれしい。
(尾崎放哉っぽく)

玄関先で成長したオクラを収穫。
納豆と混ぜていただきました~。


日曜の高校演劇ワークショップ@高知の準備をする。
同級生の多美ちゃんが会場に来てくれるそうな。
やった~~!

主催の春野高校演劇部の顧問、西村和洋氏(かず君)から
「ポかメソッドを文字化して
 日々の肉体訓練で存続できるようにほしい」
とのこと。

ポかメソッドは、見た目はゆるやかな動きが多いけれど
軸をしっかり掴んで仙骨を締めないと、外側だけなぞることになる。

能や狂言など、古典の身体の使い方から発達させた
劇団SCOTの俳優訓練法「スズキメソッド」もそうだけれど
歩くときに丹田で引き上げて体重を吸収しないと
足腰を痛めてしまう。

おいらは高校時代、演劇部に所属。
学校の周りを発声しながら走ったり
校舎の屋上の端から端に立って発声したり
ブリッジをした状態で歌を歌ったり
いろんな身体訓練法を開発しつつ
かな~り体育会系寄りの活動をしていた。

二年生の秋に全国大会出場が決まり
(急に周りの目が変わり)
漢文の坂本先生(空手で学生時代四年連続チャンピオン)が
半年間みっちり躰道を教えてくださった。
気を失う寸前まで箱割りで突きを行ったり、様々な組み手を体得した。
あのときに軸をしっかり育てておいてよかったなってつくづく思う。

この間、高校生たちが丹田ベルトをしたら
仙骨がびしっと立ってたけど
なくてもその感覚を引き連れて舞台を駆け巡ってほしいなあ。

七つの高校から集まって来た面々に想いを馳せ
日下部が「何が伝えられるか」を真剣に語っていた。

おいらは丈夫な心と身体を獲得してほしいと願っている。
(宮沢賢治風に)
そして、仲間を思いやる想像力と。


浜幸の「かんざし」

7/21(木)丑の日

明け方、震えながら目が覚めた。
台風の置き土産ね。。。

引っ越しする夢を見た。
公園のとなりで緑がいっぱい。

台風(マーゴン)は八丈島の南を進んでいる模様。

留守中、大家さんに紫蘇の水やりを頼んでいたので
お土産を渡しに行った。
浜幸の「かんざし」は、おいらが子どもの頃から好きだったお菓子。
http://www.tosa-kashi.com/myweb110.htm

ちゃんと自分用のも買ってある。

大家さんは植物好きなので、頼みやすかったし
いつも笑顔で迎えてくれてホッとする。

洗濯したり、久しぶりに料理をしたり。
やるべき事務作業を黙々と進める。

そして、昼寝。

おいらの周りの友人たちは、高齢化でもう眠れないと言ってるけど
「寝ていい」と言われたら、いつまででも寝ていたいよ。

明日は暑くなる模様。
気温差にやられないよう、鰻食べておきましょうか。




台風を飛び越えてゆく

7/20(水)台風が紀伊半島に上陸

奈々ちゃん、コメントありがとう。
最終日に逢えるのを楽しみにしてます。

高知三泊目。
連ドラ「おひさま」を観ながらJALサイトで飛行機の運航をチェック。
朝ご飯食べながら、みなで帰京できることを確認。
よかった~。
っていうか、ベッケンさん、大食漢やな~。

ホテルを出る。
晴れた~。
日下部がすいすい先頭を歩いてゆく。
(すっかり地理に明るくなっている)

もわっと湿気に包まれて、はりまや橋の空港バスターミナルへ。
町並みや山、空に「ありがとう」と心の中で呟きながら歩く。

バスにゆられて空港へ。
カウンターで欠航証明をもらったり。
窓際の席に誰が座るかで譲り合ったり。

みんなお土産コーナーでうろうろ。
野根まんじゅうを試食。
懐かしい味。
中島のお土産袋が一番大きい。

「またすぐ来ますもんね」
とベッケンさん。

そうそう。四日後に。
幸太郎さんは、そのまま滞在したいと言ってたし。
いっぱい寝て、美味しいもの食べて、体調が整ったとな。

今度はワークショップ前に、目の前の日曜市に繰り出せるし。

飛行機に乗り込むと、幸太郎さんが女性と親しげに話している。
なんとなんと、高校の同級生だそうな。
旦那さんが高知の人で、帰郷していたところだったんだって。
(旦那さん、ごつくてカッコいい!)
うちらと同じく、台風で足止めくらってたそうな。

離陸。
シートベルト着用のサインが消えてから
空いている席の窓際に移動させてもらった。
(ベッケンさん、中島、おいらの三人で)
生き物のような雲を観察。
(この下では、大雨強風なんだ。。。)

いっとき、雲の中を進んだので、結構ゆれた。
今日はどんな経路で飛んだんだろう。
知りたいな。。。

今日の客室添乗員のお姉さんは怖いので、聞けなかった。
(台風のことで、ピリピリしてのかもね)

いい着陸だった。。。
誘導路をするすると進む飛行機は
羽化の準備で木に登る蝉の幼虫を想い起こさせる。

離着陸する飛行機を観ていると、胸が熱くなるぜ。
人間って、すごいな。
緑地帯を、小鳥が飛んでいる。。。

いつもなら、マッサージ機に身体を預けて
マーシャーラーの飛行機誘導を観察して楽しむのだけれど
今日はみんなと帰ろう。

ほんとに、帰れてよかった。。。


台風の目の中で

7/19(火)台風が足摺岬に接近中

高知二泊目。
朝ご飯食べながら、みなで台風情報を共有。
飛行機は飛ばないし、瀬戸大橋は通行止め。
四国から出られません!

今日もここに泊まることを確認。
大型台風マーゴンの歩みは遅い。
明日帰れるかどうかはまだ分からない。

気をもんでもしょうがないので、夕方までフリータイム。
川沿いの旅館の温泉に行きたいけど、ずぶぬれになるし。
おいらは、チケットの再予約をしたり。
大家さんに電話して、玄関先の紫蘇にお水をやってもらえるよう頼んだり。
ゴロゴロしたり。

友人たちから「大丈夫?」とメールが。
ありがとう~。

はっ。
昨日閉まっていた藤のやに電話。
お店を開けるか考え中だった大将が「おいで」と言ってくれた。
やった~!

その前に、ホテルのロビーで来週のワークショップに備え
リーディングのシーン選びで、あちこち朗読してみた。
ホテルマンたちに見守られつつ。。。

俳優陣は雨風の中、老舗旅館「山翠園」の温泉に行ったり
ひろめ市場で酔っぱらったりしていた模様。
みんな、楽しんでたのね。

タクシーで藤のやへ。
http://r.tabelog.com/kochi/A3901/A390101/39000299/

丁度雨が止んでいる。
リニューアルされて広くなった店内。
台風なのに、お客さんでいっぱい。
大将や店員さんに暖かく迎えていただいた。

そして一品一品にうなる面々。
大将が藁(無農薬)でカツオを炙る姿をみなで眺める。
真剣勝負の大将の顔が、眼が合って、くるっと笑顔になる。

塩タタキを食べて幸太郎さんが「これはカツオではない」発言。
冷酒、瀧嵐をくいくいと。
ベッケンさん、お酒強いな~。
藤のやよ。いつも感動をありがとう。

ワークショップの初日の、高校生たちのアンケートを読みながら
彼らが気付きを継続できる方法をいろいろ考えた。
真剣な俳優陣たち。
演劇を愛している人たちと、台風の夜を共にする歓び。

明日、飛行機飛びますように。
離陸できれば、飛行機は台風の上を追い越してゆける。




南国にて(台風)


7/18(月)台風が近づいてきた

高知一泊目の朝。
パレスホテルの朝食は、めちゃうまで、みんなごきげん。

「昨日のワークショップの記事が、新聞の朝刊に載ってます。」
と中島。

ほんとだ~。
中島と日下部がフラフープ対決している写真が載っている。

路面電車に乗って、雨の中、高知県立美術館へ。
横尾忠則展「絵人百九面相」が開催されている。
そして、横尾忠則氏の公開制作も行われている。
http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/contents/exhibition/exhibition/2011/yokoo/exhibition_2011_yokoo.html

おいらは館長の藤田氏と、スタッフの浜口氏と秋公演の打ち合わせ。
俳優陣は存分に楽しんだ模様。
(来週ゆっくり来よう。。。)

11月末の公演前に、舞台美術や照明のワークショップを
公演中に音楽のワークショップをする方向で動いている。
市民の方々が稽古や公演を観るだけでなく
ワークショップで作品世界をもっと知ってもらえることになる。

おいらも打ち合わせ後、藤田館長、浜口氏と
横尾忠則氏の公開制作を拝見した。
やわらかい背中。
ガタイがいいな~。
俳優陣も集まってきて、館長らに挨拶。

秋の公演に想いを馳せながら、追手前高校へ向かう。
おいらの母校に俳優陣を案内。
創立130年の古い校舎が、味わい深い佇まいなのです。
芸術ホールへ。

高校生たちがブンブンとフラフープを回していた。
今日はグループで歩いたり、パフォーマンスを発表したり。
葉っぱを唇に挟んで、命を灯す感覚を得たり。
みな、どんどん変化してきた。
いい感じ。

昨日から、固い鎧を外す気のない男子が周囲を困らせている。
いろいろアドバイスしたけど、聞く耳もたず。
フラフープを床に置くとき、数個を乱暴に置いたので
おいらは立ち上がった。

「ここでやろうとしていることが見えてないので外れて。」
彼は、見学に回った。
一度、客観的になることが大事。
フラフープを回しながら落とし合う対戦で、みんな大盛り上がり。
その一部始終を、彼は真剣に見つめていた。

最後の対戦でもうひとり必要なので
彼を仲間に入れるかどうか、話し合った。
いろんな意見が出た中、彼を受け入れることになり、ハグ。

生徒たちひとりずつ来週に向けての抱負を語り、今日を締めた。
雨風がひどくなる前に、彼らが帰宅できてよかったな。


かず君はじめ、顧問の先生たちと車で五台山の展望台へ。
カフェ パノラマでゆるゆると大人の時間。
http://gendaikigyosha.seesaa.net/category/6720482-1.html

展望台に佇む幸太郎さん。
絵になる~。
改めてプロの俳優ってすごいなってしみじみ感じた。
余計な力が抜けていて、視野が広くて、何していても自然で
それぞれの美しさがある。

南海大地震のとき、津波で町がどこまで沈んだかを教えてもらう。
助かるのは、この五台山と、高知城と、筆山とだけ。
この美しい町を守りたいとじみじみ思った。

竹林寺に散策にでたところで大雨に遭遇。
みんなずぶ濡れ。
石段を引き返し、塩タタキを食べに藤のやへ。
うっそ~ん。お休みだよ!

でも大丈夫。
来週行く予定だった小春日和へゴー!

タコのタタキから何から
海の幸、山の幸、日本酒も堪能しました。
かず君の教え子のお店。
めっちゃ男前で、奥さんも美人。お子さんも将来が楽しみ。

明日、飛行機飛ばないね。。。
連泊決定。


南国にて

7/17(日)はれ

品川駅で、俳優陣四人と待ち合わせ。
顔ぶれは。。。(敬称略)

中島美紀(ポかリン記憶舎)
日下部そう(ポかリン記憶舎)
井上幸太郎(ぱれっと)
安倍健太郎(青年団)

午後から高知で高校生ワークショップが開催される。
羽田空港は親子がいっぱい。
高知行きの飛行機に乗り込む。
窓から富士山が見える。
よし、いい予感。

高知龍馬空港に到着。
龍馬好きの幸太郎さんが興奮している。

西村和洋氏(かず君)が迎えにきてくれた。
いつもありがとう~。
かず君は高校時代の演劇部の後輩で
高知の演劇文化の質の向上に半生をかけている人。
十年前からワークショップや公演で
おいらを呼んでくれるよう動いてくれていた、頼れるお方。

海岸線を走って、今日のワークショップ会場、春野高校へ。
台風が近づいてきているので、波が高い。

カフェで昼食をとり(うま~い!)、高校の中へ。
会場は剣道場で、冷房なし。
高校生たち、すでに汗だく。

マメに水分をとりながら
「ポかメソッド体験~共振しやすい身体づくり~」
一日目「骨抜き状態になる」  
を進めた。

高知新聞社の女性記者が取材に来てくれた。
「歩く」ことをしっかりやってゆく中で、変化してゆく中高生たち。
それに立ち会えることが何よりの幸せ。
明日はフラフープで軸を研ぎすましてゆきます。


赤岡町の絵金祭りへ。
幕末に活躍した、土佐の天才絵師金蔵の屏風絵が町中の庭先で展示される。
絵金を保護した町の人々の心意気を、ロウソクの灯りで堪能する。
歌舞伎の名場面が描かれていて、役者たちが飛び出してきそうな勢い。
もうねえ~、圧倒的なエロスと、ユーモアとカタルシス。
安倍氏(ベッケンさん)が「美術館の要素でお祭りなんですね~」と
ゆるやかに流れる時間を言い表していた。

かず君のつてで歌舞伎小屋、弁天座を見学。
檜のいい香り~。
回り舞台にスッポン付き。
枡席から、中島がスッポンで上がってくるのを観て楽しんだり。

前に来たときは、敬愛する故牧浦氏の一行を案内したときだった。
じんわりと暖かい気持ちで歩く。。。


雲にかかった月を見上げながら、ホテルに向かう。
シャワーを浴びて、繁華街に繰り出す。

居酒屋「よさこい」へ。
何食べてもおいし~い。
若かりし頃のことを思い出しながら、ぶっちゃけトーク炸裂。
隣の若者たちが「長宗我部」を連呼しながら一気飲みしていた。

明日は、どこまで行けるかな。
若者たちの飛躍に期待。。。
(ワークショップの前に
 みんなで高知県立美術館の横尾忠則展を観に行く予定)



旅支度

7/16(土)十六夜

うっそ~ん。
足首を中心に、七カ所も蚊に刺されてる。
痒さって我慢できないわね。


風が心地よいので、夜のお散歩。
今夜のお月様は欠けてきたと思えない凛々しさ。
うむ?
自分ちの窓にお月様が映っている。
なので、部屋に戻って灯りを消して、月光浴をした。
ほえ~~。
月影を確かめつつ。。。


明日から二日間、高知で高校生ワークショップ。
旅支度をしている。

何を着るかについて迷っている。

「ええやんか、高知やし、ラフで」
「いやいや、仕事、きちんと」

一応、きちんとしたのと、ラフなのと両方用意して
朝起きたときの感覚で決めることにした。

きちんとってったって、ワークショップ中は運動着だし。

俳優陣が使用する台本や、丹田ベルト、腰に巻く布を用意。
(フラフープは学校で用意してくれている)

ノーパソが軽くなったので、心も軽い。

心配なのは、帰りに台風が直撃しそうなこと。
飛行機、飛ばないからねえ。
まあ、台風が去ってくれるのを待つことになるだろうけど。

おいらは夏の終わりに生まれたので
誕生日の思い出といえば
台風の中、雨戸を閉めてケーキのロウソクの炎を見つめていたこと。

ロウソクといえば、明日、ワークショップ終わったら
絵金祭りに行く予定みたい。
幕末の天才絵師、金蔵の屏風絵が道に飾られて、ロウソクの灯りで楽しめる。
いいときに当たってラッキー。
(去年のワークショップのときは花火大会&よさこい祭りを観た)

飛行機の窓から、うまくいけば富士山の噴火口が観れるときがある。

旅支度の手が止まる。
こんな時間もまた楽し。。。

月と音楽

7/15(金)満月

小さなクモが壁に陣取っている。
おいらがいない間、害虫の駆除を頼んだよ。。。

取手の東京芸大へ。
みんな、衣裳の準備をしたり、稽古したりしていた。

まずはリハーサル室で発表できる心身にしてゆく。
今日は丹田に布を巻いて、へそ下の結び目から布を下ろし
三本目の足を作って歩いた。
バックしたり、横歩きしたり、自由自在に。

初日にやった「あぐらで立ち座り」をブラッシュアップ。
発表するグループ毎に、気を合わせてゆく。
足の裏から頭の先まで気を通して、仲間と空間を共有する。

「かけ声チョップ」で、相手に気合いを飛ばしまくる。
みな、本気で戦って壮大なカオスを生み出していた。

ここで、二日間欠席していた男子が遅刻して登場。(寝坊)
彼ひとりと全員で戦って、彼が勝ったら発表に合流
負けたら「見学」というルールで真剣勝負。
一対十一。
凄まじい対戦となる。
彼の本気度はなかなかのものだった。
みな、へとへと。。。
彼も倒れ込んだ。

彼の合流を受け入れるかを話し合い、迎え入れることになった。
みな、歌い始め、彼は踊りながら輪に入った。
極限までやりきると、力抜けていい感じ。

「丹田集め」でへそ下にエネルギーを集めて、声を乗せてゆく。
みんな、応援団並みに大きな声が響いている。
そして、声を響かせながら、満ちた状態を見せつけながら対戦。
本気の人々っておもしろくて美しい。

ピロティに移動して、発表の準備。
三つの作品のつなぎの部分をつくる。
(別々の作品だけど、全体で責任がとれるように)

油絵の高山先生が登場。
(貫禄たっぷり。。。)
記録用のデジカメもスタンバイOK。

みな、集中してそれぞれの作品世界を体現していた。

初めて作品を観た高山先生が感想を述べた後
みなが何を届けたかったかをことばにしていった。

しっかり話し合っていたグループは、共通言語を獲得していた。
「身体」の授業はこれで終わり。
ソロパフォーマンスとグループパフォーマンスを経て
芯の強さ(自己存在)と
優しさ(他者への配慮)が同居する空気ができていた。
みんな、一皮むけたな~。

高山先生が「歩く姿がよかった」と褒めてくださった。
でしょ~!
毎回しっかり取り組んだからね。
(高山先生はダンスの舞台美術を担当したり
 舞踏家の田中泯氏と仕事している)

締めの挨拶をば。
「またいつか会える日を楽しみにしてます」
立ち上がると拍手が起こった。
ありがとうね。。。

成績をつけ終わって、研究室のみなさんに挨拶。
よくしてもらったな。。。

学バスの中で、女子とおしゃべり。
授業が終わった後、みんな
「三日間とは思えないくらい濃かった」
って言ってたんだって。
君たちの集中力あってのことよ。

「みんなのことが好きになった」
とも。
いろいろ乗り越えてきたからね。


帰りの電車でうとうと。
根津の仕掛人、鈴木喜文氏からイベントの誘いが。

毎月、白山の「喫茶おとら」で音楽イベントがあって
毎回お題を決め、それに沿った曲を参加者それぞれが持ち寄って
みんなで聴いてあぁだこぅだと雑談するそうな。

今回は「音楽で月見」。
満月の夜、行くしかないでしょ~。
http://ontrack.blog53.fc2.com/blog-entry-171.html


まずは東の空のお月様にあいさつ。
泣きそうになる。

イベントはゆるやかに始まった。

一番目に月の音楽を紹介する女性が

生きている中で
驚きか、共感か
このどちらかが欲しい

と話していた。

そうね。
そうよね。
未知の感動を体験したい。
なつかしい感動を分かち合いたい。

音楽に包まれながら眼を閉じて、みなのおしゃべりを聴く。
贅沢な時間がゆったりと流れてゆく。
むほへ~~~。

来てよかった。。。




みちみち。。。


7/14(木)はれ

明日は満月。
昨日もいい月だった。
満ちる寸前の月は、音がしそうなくらい力あるなあ。。。


なでしこジャパン、すごいな~!
時も人も力も、すべてが満ちているんだろうな。
胸の奥が熱くなるよ。。。

魁皇の1046勝もね~。
何度も引退の危機があった中
一勝一勝を重ねて新たな地平に立った魁皇。

新しい景色を切り開く人たちを応援するのって
生きている歓びを実感できる。


近所の友人に高知の野菜をお裾分け。
したらば山形のサクランボをいただいた。
うれしいな。


高知県立美術館の共通チラシ、ポスターの校正、二回目。
ありり?
ポかりん記憶舎になっている。
 ↑
リンでっせ! カタカナでっせ!

今までもいろんな媒体で劇団名の表記が間違えていたことがあるので
自分が関われる媒体では、必ず校正をするようにしている。

ポカリン記憶舎

だと、カクカクして、しっくりこないので

ポかリン記憶舎

「か」を平仮名にしました。
この微妙さが、作品の密度を表しているとも言えます。

創立14周年、改めてよろしくお願いします。








わくわくしながら黙々と


7/13(水)はれ 

昼寝で酷暑を乗り切ろう!

今年初めてのゴーヤを食べた。
シャキシャキでおいし~い。

庭があるアパートに住んでいたときは
朝顔、ゴーヤを育てていたので
夏の収穫が楽しみだった。。。

近所でゴーヤを育てている処があるので
毎日観察している。

植物の生長は、周りの人も楽しみにしていることが多い。


高知県立美術館から、高知パフォーミングアーツフェスティバルの
ポスターと共通チラシの原稿が届いた。

海外からの作品はもとより
国内で話題のカンパニーの名前が並んでいる。
わくわくするのと、身が引き締まる思いと。

校正作業を黙々と。
ポかリン記憶舎の「か」は少し縮小して、真ん中に浮かせますねん!

情報は後日お知らせするので、少しお待ち下さいね。


命の声

7/12(火)はれ 

日暮里駅の生地屋街へ。
久しぶり。。。
女性客がいっぱい。
生地ってワクワクするのよね。
色、柄、手触り。。。

授業で使うため「トリコット」を探したけれど
薄くて幅が広い生地が見つからなかった。
今度はゆっくり回りたい。


我孫子駅を過ぎて利根川を渡ったら、まもなく取手駅に着く。
夏の雲を眺めて時間を忘れてしまわないように。

東京芸大にて、パフォーマンスの授業二日目。
昨日欠席していた女子二人がのほほんと存在していたので
なぜ連絡しなかったか聞いた。
昨日の授業内容を聞くこともしていなかった。
そのような状態で次回の発表に合流できるのか
そんな二人を受け入れるか、みんなに聞いた。

みんなが二人に歩み寄って来た。
握手したり、抱き合ったり。

腰に布を巻いて、布を引きずりながら歩いた。
欠席した子の分は用意してなかったので、自力で調達してもらった。
ゴミ袋を裂いて堂々と現れた姿は、なかなかかっこよかった。
布が乱れないよう、軸を意識して歩くこと。
引きずる部分に時間(過去)を感じながら進むこと。

両手で羽ばたき、白鳥ごっこをしながら
ふんわりと座ったり立ったり。
つがいになって踊ったり。
体内浮遊力を使いながら。
みんな、他者のグルーヴに合わせることにチャレンジしていた。

いよいよ創作。
昨日選んだ深層言語から、作品を立ち上げる。
短時間で創って発表。
観客が何を受け取ったかコメントし、おいらもアドバイス。
それを何度か繰り返した。

隣のピロティ(吹き抜け)を使っていいことになったので
どちらで発表するか話し合って移動。
模索を続ける。
ふと、蝉の鳴き声が聞こえてきた。
一匹で鳴く、今年一番の蝉。
みな、その命の声に拍手を送っていた。

心をひとつにして目標に向かって進むとき、そのような現象が起こる。

次回はパフォーマンスの発表。
衣裳、音(音楽)、照明(光と影)も足してどう変化するか。

楽しみにしているよ。。。


丸い滑走路

7/11(月)はれ 

常磐線で取手駅へ。
のほほんとしているうちに乗り越してしまったので
タクシーで東京芸大に滑り込んだ。

三回の授業でグループ作品の発表までもっていくので
距離感を一気に縮める作戦で
小さな輪になって好きな食べ物を語ったり
下の名前かニックネームで呼び合うことから始めた。
みんな、照れながらもにっこり。
発表日までにクリアしたい目標も語ってもらった。

足指の形や指紋の模様を互いに観察したり(小宇宙の不思議)
眼を閉じて歩いて、パートナーを見つけて触れながら誰かを当てて
触れ合うことのハードルを外したり。

感情が乗っているときの人の身体言語を出して、発表したり。
見たことのない移動方法を発表したり。
それを組み合わせてパフォーマンスを創ったり。

みんな、発想が自由で面白い!
さすが芸大生やな~。
生命力もしっかりあって、先が楽しみ。。。

いよいよ、発表のためのグループを決める。
深層言語(心の奥底から漏れ出ることば)を抽出、発語して
言霊がどんな線を描いて相手に届くかを互いに確かめたり。

深層言語と、今回の授業のテーマ「自然と人工」を組み合わせて
3~5分のパフォーマンスを創る。
チーム分けをしたところで今日は終了。

今日の感想と発表への抱負を語る面々。
終わっても車座のまま動こうとしない彼らの背中を見つつ帰り支度。
もう少しこうしていたい感覚、これが大事なのよね~。

明日、ぐっと飛躍できそう。


夜、ファミレスで高知公演の第一回目のスタッフミーティング。
それぞれの分野で翼を存分に広げて活躍する面々がしゃべるしゃべる。
一気に視界が広がる感覚を得た。
もうねえ。。。面白いことになるわよ~!




自ずとなる

7/10(日)はれ 

雲がもくもくと夏の形。
昨日も今日もノースリーブのワンピース。
近所しか出歩かないときはこれが一番。
木陰は涼しいな。。。

玄関先のオクラの花、第二弾が咲き始めた。
一回咲いて、実を収穫したら
葉っぱが三枚出てボリュームアップしてから次の花が咲いた。

ダルビッシュ投手が、速球を投げるために
10キロ体重を増やしたことを思い出した。

大相撲夏場所が始まった。
白鵬は入門時、小柄でひょろりとした少年だったそうな。

大きな花を咲かせるには
まずその茎、葉、根をしっかり広げることが大事。
のびのび育つ環境もね。

とはいえ
アスファルトの隙間から伸びてくる植物たちからも眼が離せない。


友人宅で、白樺のエキスを飲んだ。
ほへ~~~。
つんとくる木の香りがハチミツで緩和されている。
幹の蜜に集まるカブトムシやカナブンの艶を思い出す。

そろそろ、蝉の声が聞けるかな。


明日から始まる東京芸大の授業の内容を再考。
テーマは「自然と人工」。
学生たちの「自ずとなる」エネルギーを集めて
化学変化を起こす予定。
楽しみ。。。


かなめ

7/9(土)はれ 

こんな暑い日は、昼寝で体力温存。

笹塚ファクトリーへ。
被災地の舞台芸術家を支援する、日本演出者協会の主催事業
「フェニックス・プロジェクト」の第二弾が開催されている。
http://phoenixpro.jimdo.com/

おいらはダンスを観た。

「私たちは眠らない―//Ritual// solo part より―」 出演:東野祥子

「タリナイナニカ」 出演:巣山賢太郎/タニア・コーク

「ジェットCo.スターパーティー」
               出演:川合ロン×佐々木崇仁×城俊彦


身体言語について、いろいろと想いを巡らせた。
事件が起こっている身体には惹き付けられるけれど
そうではない身体には興味が起きないということも実感した。
背骨(特に腰椎)の固い人は
身体全体にグルーヴが伸びてゆかないのでこじんまりしている。

先日の東京芸大の学生たちのパフォーマンスの発表で
95%背中を向けている女子がいて、やはり腰椎の固さが気になった。
腰は要だからねえ。。。

壊れる寸前まで身体を投げ出すように踊る、BABY-Qの東野祥子さんは
被災地で、身体をほぐすワークショップをやっているそうな。
身体がほぐれると、思考もほぐれる。

今日のチケット売上金は、被災地の舞台芸術家の支援に使われる。
今、おいらができることはチケット代を払うこと。
(地元の舞台芸術家が活動できる環境を得るのは
 そこに暮らす人々が豊かな生活を取り戻すこと)


来週末から高知の高校演劇部でワークショップを行う。
丹田を意識するためのベルトや、歩く訓練をするための布、
リーディング用の戯曲『冬の穴』を用意してもらっている。

去年のワークショップで開始前の時間に
高校生たちがストレッチや筋トレをしているの見て残念だったのは
身体の声を聴かずに、回数をこなすことでやった気になっていること。
まず、かけ声が速すぎて動きと合ってない!
よって、シーンを演じても、身体と声がバラバラだった。
(もっと自分を大事にしようよ。。。)

今年は、身体と呼吸(声)をつなぐ作業をしっかりやる予定。
俳優四人を同行し、リーディングの見本も披露する。

おいらを育んでくれた高知に、恩返しをするのはうれしいこと。
そして、おいらも分かりやすくパワーアップする。
土佐弁になるし。




沸点

7/8(金)くもり

昨夜は久しぶりに脳みそが沸騰して朝方まで眠れなかった。
そんなときは、眠ろうとせずにいろいろ考える。
(眼は閉じてね)

横になって眼を閉じるだけで、身体の八割は休まっているという。
なので、眠れないことにはくよくよしない。


十年前。
眠るとき、手のひらに熱があって、それが半年続いた。
エネルギーが手に溜まってしまうことが残念だったけど
そんな夜を日々味わった。

ある日、ふと手を見ると
薄かった手がふっくらと変化していた。

おいらは握手が好き。
この手で触れたい、人とつながってゆきたいと願っていたら
手に母性の感触が生まれていた。
(それとも赤ちゃんみたいな?)

うれしかった。

テニスプレイヤーの利き腕が長くなるように
その人の仕事にふさわしい身体になってゆくんだなと実感した。


もとい、脳の沸騰について。
脳は、その能力を常に限界まで使っているわけではないから
沸騰するときがあってもいいだろう。

いろんな可能性がおいらの中に眠っている。
もちろん、あなたの中にも。







滑走路

7/7(木)七夕

午後、取手駅へ。いい天気~。
東京芸大の学バスに乗るためにダッシュ!
今日は寺内亜矢子さんの担当するパフォーマンスの授業の発表日。
車窓の外で、若い稲がざわわ状態。
そのしなやかさに胸もざわわ。泣きそうになる。

七夕のイベントがあるようで、浴衣の女学生たちもちらほらと。
いいねいいね。


校舎内は天井が高くて心地よい。
多目的室は、練習している学生たちがいて、熱気ムンムン。
亜矢子さんのひとことで、発表が始まった。

「自然と人工」をテーマに
学生たちが、照明、音楽、空間を駆使して、好きなことばを発語する。
何が観たいって、ことばと身体の間に起こる、せめぎ合い。

ソロパフォーマンスなので、本人のすべてが露出する。
(じっくり作品の強度を上げてきた人、突貫工事の人)

圧倒的なパワーでおいらを魅了した男子の作品は
しっかり自分を追い込んだすがすがしい時空で
もう一回観たいと思ったほどだった。

亜矢子さんが
「一番大事なものを手放せるか、壊せるか、ゼロ地点に立てるか。」
と、学生たちに語りかけていた。
おいらの胸にもしっかと突き刺さった。


授業終了後、研究室でほっこり。
学生ひとりひとりがどんな歩みを辿ってこの形になったかを
亜矢子さんが話してくれた。
おいらを魅了した男子は、最も変化を遂げたんだって。
何が観たいって、そのジャンプが観たい。

「飛ぶには滑走路が必要だから」
と亜矢子さん。
観客を巻き込んでゆくために
飛ぶために走る距離をしっかりとること。
時間をかけて、練り込んでゆくこと。
何に取り組むにしても、大事だなと痛感した。

来週からは、グループパフォーマンスの授業をおいらが担当する。
グループゆえ、思い通りにならないことも含めて
共通の身体言語を探してゆく旅が面白い。

今度は早めに大学に着くようにして、食堂にも行ってみようっと。
楽しみ。。。



自分の汗が染みた頃に浴衣美人

7/6(水)はれ~くもり

小田急線でゆらゆら。西日がまぶしい。
向ヶ丘遊園駅に到着。
ポかリンメンバーの中島と待ち合わせ。
タクシーに乗って、明治大学農学部へ。
(毎年恒例の浴衣講座です)

門まで下永先生が迎えにきてくれた。
ありがとうございます~。
涼しくなって良かった。

柔道場へてくてく。
学内放送で何回も、電力消費のパーテンセージを流してるんだって。
今は86%。お昼より下がったそうな。
100%越えないよう、みんなピリピリ。
生物実験中の学生さんたちは、気が気じゃないみたい。

柔道場は汗の匂い。
留学生たちが三々五々やってきた。
照明を半分にして、浴衣講座を開始した。

日本文化事情の授業は座学なので
浴衣講座は体験講座として目玉になっている。
今年は男女の数が半々。
八割が韓国。そして中国、マレーシア。
韓国の女子がキャピキャピで、全体に明るい雰囲気。

自己紹介で好きな食べ物を聞いたら、フルーツが多かった。
マレーシアの男子は「ランブタン」って。
え、何それ? 
ライチみたいで美味しいらしい。

3グループになって、男性と女性の浴衣の構造の違いを観察して発表。
みんなプレゼンが上手かった。
異国でその国のことばを使って
自分をアピールできるって、素晴らしいな。
尊敬しちゃう。

女性の浴衣:脇(身八つ口)と袖の内側(袖八口)が開いている
      ※授乳のとき便利
男性の浴衣:身八つ口と袖八口が閉じている
      
さて、仕組みが分かったので、着付け開始。
おいらが男子の着付け、中島が女子の着付けを指導。
女子の方がおはしょりを作ったりと手間が多いので
その間に男子は二回練習できた。

男子は、かっこいいラインを作るセンスに長けていて
みんなキリッと変身していた。
下永先生も挑戦。
人柄が出て、落語家のような佇まいだった。

女子もしっとり浴衣美人になっていた。
(おいらが持参した浴衣が似合ってて、ホッとした)

男女のペアでハンカチを落として拾い合いっこして
しゃがんだときに、裾が床につかない方法を模索。
みな、工夫していた。
(はしゃいでいる男女も多数)

最後はみんなで記念撮影。
帯の結び目を見せたがる女子に、色っぽい角度を指導。
みんなその気になって、楽しい時間だった。

浴衣をたたむときは、手アイロンでなでながら「ラブラブ」と唱える。
自分を包んでくれた着物に、感謝を伝えながらたたむ。

彼らがまた興味をもって、袖を通してくれたらうれしいし
この経験でさらに日本に興味をもってくれるとうれしい。
そして、自分の国の文化をもう一度見つめたくなる
きっかけになるかもしれない。

向ヶ丘遊園駅のイタメシ屋で
この授業の前任の高瀬先生も合流して打ち上げ。
高瀬先生はフランス語、下永先生は英語の講師。
下永先生は、中世の英語を研究している。
なので、ことばについて、コアな話でかな~り盛り上がった。

下永先生は、カトリック教会の学校新聞を毎月発行していて
(全部手書き)
これがユーモアたっぷり、挿絵たっぷりで面白いのよ!
おいらが敬愛するマザーテレサのことも特集されている。
サイトにアップしているので、ぜひ読んでみてね。
http://www.geocities.jp/kotonanoki/komorebi/komorebi.html

中島が撮影した画像をどうぞ。
奥にいるのが、宴を取り仕切っているスヌ校長です。
(クリックしてね)

201107062014000.jpg


また来年も逢えますように。

虚実の隙間

7/5(火)はれ~通り雨~星空

風があって気持ちいいので、窓を開けて昼寝した。

今年は紫蘇の芽がいっぱい出たので
出遅れたのを間引きしながら毎日食べている。

夕方、家を出ようとしたら大雨。
濡れてもいいサンダルを履いて、傘さして出発。
にっちもさっちも状態になって、スカートをたくし上げて走る。

駅の入り口で途方に暮れる人多数。
(すぐ止むだろうけど)


三鷹市芸術文化センターへ。
サンプル公演『ゲヘナにて』を観劇。
ポかリン時空を支えてくれている、照明デザイナーの木藤歩嬢と
舞台美術家の杉山至氏が関わっている。
http://www.samplenet.org/

劇作家・演出家・俳優の松井周氏は
未知の領域をどんどん進んでゆくお方。
スタッフワークのせめぎ合いにもゾクゾクするし
俳優ひとりひとりの存在が圧倒的。
今回は、劇場から太宰治に関する作品と注文があるので
下敷きがある作品。
虚実の隙間をスルスルとすり抜けてゆく展開にほくそえんだ。

劇場に入った瞬間、下手(しもて)から光を浴びた。
驚きと、最後の夕日を浴びるような心地だった。
木藤さん、やるな~。
(※下手は客席から見て左側、上手は右側のこと)

舞台装置は土手のように広がり、大きく傾斜し
そこに人間の執着物が島をつくっている。
そこに、頼りない小さな光が灯っている。

あらゆる「境界」を溶かしてゆく試みがなされてゆく。
胸に突き刺さることばに、自分の弱点を知る。
あ~、楽しんだ。

松井周氏、俳優の古屋隆太氏と談笑。

木藤さんと一緒に帰る。
着物に似合いそうなブローチや
ドイツ土産のチョコレートをいただいた。
岡田淳著『二分間の冒険』を借りた。
ありがとうございます。

サンプルの現場は、稽古場はもちろん本番中もどんどん変わるので
大変さと面白さの両方の日々だそうな。
俳優自身が灯りをもって移動する自由さ、ぐっときたよ。。。
(さまよう魂みたいだった)

ポかリン公演の題名の候補を上げたら、さらにいいヒントをくれた。
あ~り~が~と~う~。

空を見上げると星がいくつか。

星と星をつないで物語を語った古の人々の想いは
おいらの心の底にも眠っている。
それを取り出して磨くのがおいらの使命。
それら=光をつないで星座にしてゆくのが、稽古場での作業。

そして、この青い星に住む人々へ、届けたい。
新しくて懐かしい物語(現象)を。


何をしたくて何をしたくないか

7/4(月)はれ

風が強い。
明日は資源ゴミの日なので、増えてしまった封筒を分別した。
お!
一万円が入っている!
ラッキー。
ラッキーなお金は、人にごちそうすべし。

大学生のときだったかな。
英語の辞書から一万円が出てきたことがある。
自分でそうしたんだろうに、自分で驚いた。

整骨院の先生たちが
「中高生男子のエロ本の隠し場所といえば
 勉強机の引き出しと引き出しの隙間」
って言っていたことを思い出した。


夕方、門前仲町駅へ。
アトリエ・エナの工藤恵子嬢と待ち合わせ。
秋公演の衣裳を担当してくれている。
http://www.ne.jp/asahi/atelier/ena/

今回は、マーク・ベッソン氏にも衣裳をお願いしているので
男女のデザイナー二人体制となる。

アボリジニの画家
エミリー・カーメ・ウングワレーの画集を見せてくれた。
http://www.emily2008.jp/

儀式の中で女性の身体や砂に模様を描いていたが
七十歳から布やカンバスに絵を描き始めたのだそうな。
溢れるエネルギー!
曼荼羅のような色の世界。
宇宙と混沌と安らぎがある。
色がいっぱいなのに、色を超えている。


今日はマーク氏と工藤さんの初顔合わせの日。
マーク氏の奥さんで、女優の寺内亜矢子さんも一緒。
話が込み入ってくると、フランス語になるので
亜矢子さんが通訳してくれる。

おいらが作品の中身を具体的にできてないので
マーク氏が「何をしたくて」「何をしたくないか」を
いろんな角度から問いかけてくれた。

「思い出せない衣裳」
がいいというおいらは、ほんとに衣裳さん泣かせ。

マーク氏が出してくれるアイディアは
世界を反転させるしかけがいっぱい。
そのユニークな発想に涙が。。。

今度逢うときは、おいらからもっと具体的に話せるようにしないとね。
(すまぬ。。。)

マーク氏の発言が工藤さんを刺激し、帰りの駅のホームでひとこと。
「見えた!」
とな。
工藤さんのハートに火がついた模様。

刺激し合うって、エネルギーいつもより使うけど
楽しいし、得るものも多い。

おいらも、もっと想いを巡らせよう。



根津にて


7/3(日)はれ

今日、何を着ようかと思ったら、ふと浴衣が着たくなった。
けど、洋服にした。

地下鉄千代田線で根津駅へ。
一番出口改札の金魚たちが人なつっこくてかわいいの。
あれ!
ウーパールーパーっぽいのがいる。
新顔だよ。。。

根津のカフェ、GALLERY 藍染へ。
去年のカフェ公演でお世話になった日本家屋の落ち着いたお店。
店主の宮沢さんが迎えてくれた。
宮沢さんは、今年のカフェ公演も観にきてくださった。
ありがとうございます。

やっぱりここは落ち着くな。。。

http://yanesen-urouro.bakyung.com/2007/03/post07032902.html
http://pocarine.blog17.fc2.com/blog-date-201006.html

根津の仕掛人、鈴木喜文氏と秋の公演に備えてミーティング。
っていうか、着物なんですけど~。

「洗濯したら、着物しかなかった。」

近所歩くのにすいっと着物。
優雅だなあ。。。

今回、制作をお願いしている。
去年の韓国公演を観にきてくれたので、みなを取りまとめるのも安心して任せられる。
2007年の高知公演もすいっと観にきてくれたので、これまた心安い。
ポかリン記憶舎&おいらのサイトのデザインも担ってくれている。
http://www.pocarine.org/
http://www.myojin-yasu.jp/


高知公演の帰り、東京を経由して帰った方が
(一度通った空港の方が)安全だと主張したら

「京都観光したい人もいるかもよ。」

と関西空港経由を視野に入れていた。
海外にもひとりでホイホイ行っちゃう人だからな。。。
先週は仙台、来週は沖縄と京都とな。
いいな~。

帰り際、お庭のねじ花をみんなで愛でた。
鈴木氏「グランドによく咲いてるよね」とさらっと。
来月は実家、秋田のハーフマラソンに出場とな。
アクティブでお花を知ってる眼鏡着物男子だったのね。

え~!
向かいの屋根で、カモメが鳴いている!
行動範囲広いな。


緑の多い小径を歩いて蕎麦屋『鷹匠』へ。
http://chibiyukarin.blog4.fc2.com/blog-entry-252.html

以前から俳優陣が
「気になる気になる~」
「行こうと思ったら閉まっている!」
と騒いでいたお店。
鈴木氏は休日の朝から日本酒とつまみでほろ酔い蕎麦コースが好きなんだって。
贅沢~~。

おいらは太めの深山そばを食べた。
しっかりした歯ごたえ。
和む~~。

帰りは甘味処『芋甚』でアイス最中を食べ歩き。
おいし~~い。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13003559/

すっかりいい気分になったので
不忍池か、根津神社の池で亀眺めながらぼんやりしたくなったけど
また今度。。。


身体を包む 肌に馴染む

7/2(土)はれ

玄関先の紫蘇たちがぐったりしてる。
この暑さでね。。。

来週の浴衣講座の準備をしている。
明治大学農学部の留学生対象に日本文化事情の授業があって
毎年七夕の頃
体験講座(浴衣を着て所作を楽しむ)を受け持っている。

元々は大学時代の先輩、杏枝先生(日本舞踊家)が教えていて
出産後の2006年からおいらが担当することになった。
恒例のイベントとなり、留学生たちも楽しみにしている。
(授業の終わりは撮影会)

日本文化事情を担当していた高瀬先生は杏枝先生の幼なじみ。
フランス語の先生で、ダンサー歴もあるステキなお方。
体感を大事にする高瀬先生の企画が、今も続いているということね。

浴衣や帯は、高瀬先生が自費で揃えて
杏枝先生やおいらも手持ちのものを提供した。
二年前から下永先生(英語)がそれを引き継いでいる。

今年は女子が多く、浴衣と帯が足りないそうで。
なので、おいらの浴衣と帯を貸すことにした。

手持ちの浴衣は、渋いというか、地味なものばかり。
(派手な浴衣はあげてしまった)
藍染めの古典柄なので、正統派の浴衣に触れてもらいたい。
帯が赤ければ、華やかになるから大丈夫だろう。
博多帯で、絹にぐっと締められる感覚を味わってもらおう。
(最近出回っているポリエステルの帯は伸びてしまうので
 ソフトSM感覚が味わえない)

浴衣は、自分の汗が染みた頃にすっと身体に馴染む。

留学生たちはアジア系のコたちが多い。
日本が
かつて戦争という手段で乗り込んでいった国の子孫である彼らが
楽しみにしてくれている。
異文化を肌で体験し、お互いを知る機会を得ること。
それに関わり続けられることが幸せでね~。

準備をする時間っていいものだな。。。


ブレない人

7/1(金)新月

夕焼け雲がきれいだな。

バスに乗ってゆらゆら。
めっちゃ運転うまい運転手さんだった。
乗客の乗り降りにそっと寄り添い、それがさりげなさすぎて
いい人という印象に上ってこない。

劇場、座 高円寺へ。
演劇実験室◎万有引力公演『夢(トポス)の国「シンクウカン」』
を観に。
http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=466

創り手側としては、使いにくい劇場なんです。
奥行きがなく、幅が広すぎて、薄っぺらくなってしまいがち。
観る側としても、忙しく首を動かさないと、流れを見逃してしまう。

故寺山修司氏のことばをコラージュした作品。
歌、踊り、ユーモアもたっぷり。
ラストは、世界が流れているとも止まっているともいえる幕切れで
寺山氏のほくそえむ顔が浮かんでくるようだった。


俳優たちのテンポよいやりとりの中で
高田恵篤氏の晴れやかでブラックな存在が際立っていた。
突き抜けている人なので
ことばや動きを伴うカタルシスにブレがなく
妖精のように気配を消せる。
うさん臭いのに品がある。
キレがいいのにゆったりとやわらかい。
一度観たら最後、虜になります。
http://person.naver.jp/1109453?sm=tog_dbo

終演後、高田氏と談笑。
少年のような笑顔にきゅんとなる。

2008年の世田谷パブリックシアター主催企画「日本語を読む」の
リーディング公演で故寺山修司氏の『白夜』を演出したときに
ご一緒した。
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2008/05/post_120.html

彼は俳優、ダンサー、舞踏家、演出家の顔をもつ、多才なお方。
身体言語にうるさいおいらの注文もすいすい体現。
世界を反転させる動きをホイホイ提案してくれた。

いつかきっと、ご一緒できますように。
精進精進。。。



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