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滾々と

12/30(木)はれ

街は新年の準備でせわしない。
BOOKOFFに役目を終えた本をもっていった。

岩盤浴へ。
聖光石に横たわる。
石の力ってすごいな。。。

地球の内側にマグマが眠っているように
自分の内側にそれがあるのを想い出す。
ニューロン、伸びてるな。。。

サウナは熱すぎて命の危険を感じるけど
岩盤浴は40度前半だから快適なの。

たくさんたくさん水を飲む。
身体中の毛穴から汗が湧き出て、流れてゆく。

そいうえば、二十代前半のときに
「流れるノート」というのをつくって
流れることに関するイメージや気付きを書いていた。
様々な現象を見つめ、想い描き、内なる流れを聴いてみる。


岩盤浴の近くに不動尊があって。
地元の人に愛されている。

おいらの守り本尊はお不動様。
不動明王は大日如来の化身。

お不動様は左右の顔が違う。
怒りと慈悲の顔が半分ずつ。

向き合ったときに、自分の内側によって
お不動様の顔が違って見える。

今日は愛らしさとやさしさを感じた。

おいらは仏像の身体のバランスを観察するのが大好き。
顔かたちは国によって違うし。
衣裳のしわの流れを辿るのも好き。
後ろに回って背中を眺めるのも好き。

滾々と湧き出る、枯れることのない泉。
それは、循環しているから。
は~体感した~。


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ほにゃほにゃ星へようこそ


12/29(水)はれ

典子嬢とカフェでおしゃべり。
二十年来の友。
お互い、激動の一年だった。
去年、おいらが生命力が落ちていて、彼女がずいぶん励ましてくれた。
今年、彼女の変換期に、おいらが寄り添った。

彼女は写真に、おいらは演劇に
無我夢中で突き進んだ。
おいらは鉢巻きの外し方が分からないくらいに。
彼女はイバラの王冠をつけたまま。

それしかない、って進んでいって
深い深い淵へ、暗い暗い道を。

そして、今までのすべてを手放したら
何者でもない、自由を手に入れた。

そしたら、新しい風が吹いてきた。

ああ。。。
ここが、ここからが始まりなんだ。
逃げ隠れすることなく、命の限り自分の道を信じて進んできた人に
プレゼントされる扉。
あとは流れに身を任せるだけでいい。

典子嬢は、顔も身体もマシュマロみたいにやわらかくなった。
ゆっくりふんわりやさしいことばとリズム。
抱き合うと、ほんにゃり~んて音楽が聴こえた。
これが女性が本来もっているものなんだろうな。

彼女は「ほにゃほにゃ星にいる状態」と言っていた。

「ほにゃ~」って息吐いてみてね。
楽しいから。


ニューロン&セロトニン!

12/28(火)はれ

>奈々ちゃん、
 全国大会出場おめでとう!
 春が待ち遠しいですね。
 心技体、皆でしっかり磨いて臨んで下さい。


自転車で歩嬢の家へ。
女子鍋~。
シェアハウスで、女子三人で暮らせる。
ひとつ空いてるので入りたくなった。
日当りが悪いのよね。。。
荷物を半分に減らさないとな。

ルームメイトは韓国のミンジさん。
日本語すらすら~。
元気いっぱいでほがらかな人。
次はアメリカに住むそうな。軽やか~。
好きな男性のタイプは瑛太だって。
子どもの面倒もみてくれそうだし、長く付き合えそう とのこと。
選び方が堅実だ。。。

歩嬢はいつも笑顔。
そんな彼女もハードワークのあまり、生命力が落ちたときがある。
そこで、人生の舵を大きく切って、自由な生き方を選んだ。

ゲストは千鹿子嬢。
医者を養成する仕事。
患者を演じることも多く、いろんな患者の心情も掴んでいるお方。
人間そのものを見つめることを真撃に行っている人。
その懐の深さ、広さに夢中~。
彼女のジェスチャーをまねっこして
そのグルーブを体感して楽しんだ。

いつも怒りや不満が顔に出ている人について質問すると
「自分の話を全部聞いてもらったことがないといつも話したい。
 全部話すと、落ち着いてくる。」
とのこと。
そのような人をひとりで支えるのは無理なんだって。
たくさんの人に話して、分散するのがいいんだって。
話せる人がいれば、無差別に人を刺したりしなくてもすむ。

人の幸せを歓べない人について質問すると
「母親の愛情が安定していなかった人は、人を信じられなくなる。」
そうな。

怒りを変換する方法は
「私、今、◎◎さんに怒りを感じてます。」
と客観的にしてみると、す~っと冷めるそうな。

おいらは
「明神選手、怒ってます!」
って心の中で実況中継してた。
(今、怒ってもどうにもならないし、やることやろうって冷めてゆく)


幸せに生きられる方法を医学的に教えてもらった。

脳の中のスピンドルニューロンは、楽しいと伸びるそうな。
ニューロン同士がつながってゆくことが大事で
つながるためには
セロトニンという物質が出て向こうにキャッチされる。
しか~し、セロトニンが出なくなると楽しくなくなり
無気力や鬱病になるんだって。

セロトニンが出るためには

がんばって褒められる(達成感)
楽しい
感動する

といいんだって。

ニューロンが伸びると、伸びたままでどんどん発達するから
楽しい経験をたくさんしている人は逆境にも強いんだって。

いつも怒っている人と、いつも笑っている人の脳を調べると
怒っている人のニューロンは短く、笑っている人のは長いとな。


気力体力が落ちて、絶体絶命のときに
セロトニンをすぐに補給できる食べ物があるそうな。

なんとなんと

バナナ!(二時間しかもたないけど)

自殺しそうな人にバナナを勧めると
セロトニンがどぱ~っと出て、思いとどまるかも。

どんなに厳しいときでも
セロトニンを出せる方法を知っていれば
命をつなぐことができる。

バナナ、苦手だけど、来年から食べれるようにしよう。。。
バナナチップスから。

女性は日々のストレスを発散するのが上手いんだな。。。
つながりを大事にしてるし。
路上生活者=つながりをなくす人は男性が多い。

生まれてきたのは、歓びを分かち合うため。



準備をしておく

12/27(月)はれ

乳がん検診の結果を病院に聞きに行った。
待ち合いには、様々な年代の女性が座っている。

温泉好きなので、片方の乳房を切除した中年女性を見たことがある。
その女性はくったくなく「どこから来たの?」と話しかけてくれた。

今や、二人に一人がガンで亡くなる時代。
ガンは細胞のミスコピーが増えてしまう状態。
ストレスでも、ミスコピーが増えるそうな。

今月、生命保険に入った。
ガンは早期発見すれば、生きられる病気だ。
(演劇バカ時代は、自分の心配をする余裕がなかった)

とはいえ、乳房や子宮を切除するのを想像すると
視界が真っ暗になる。
(そのときは、それを受け入れよう。。。と思い直す)


乳がん、子宮がんなどで
ホスピスにいる末期患者の女性のほとんどが、
女に生まれてきたくなかった、男がよかった。
と言っているのだそうだ。

自分の性を否定する→女性器官の細胞がミスコピーを起こす

おいらは子どもの頃は兄に
「お前が弟だったらよかった」
と言われていたので
男だったらよかったって思っていたけど
大人になってからは女でよかったな~って実感してる。

どう死ぬか は どう生きたか が現れる。


友人に聞いたことがある。

「同性愛者として生まれてくる人は何を学ぶため?」
「そんなことは大したことではない ってことを学ぶため」

眼から鱗がいくつも落ちた。
誰もが大小様々に抱えているコンプレックスや
自覚せざるを得ないマイノリティ。
それは、そんなものは大したことではない
と手放す瞬間を知るためにもっているもの。


この一年で、いろいろ手放せたな~って実感できた。
何が起きても、慌てず騒がず、やれることをやる。
そして、来るべき日の準備をしておく。
日々を楽しく生きるために。

検査の結果はミスコピーなしだった。


天文手帳

12/26(日)はれ

谷口氏とランチ。
年末に逢って、互いに一年の報告をするのが恒例。
十年以上、手帳をプレゼントしてくれるお方。
天文手帳なので、星座早見表もついてるし
お月様の満ち欠けが載ってるので、よいのです。

彼は山男で自由人。
世の中の常識にとらわれず、飄々と生きている。
おいらが大学生のときからのつきあい。
なので「やすちゃん」「しゅんちゃん」と呼び合っている。
共通の知人も多いので、噂も収集。

今までも山に登るチャンスがあったのに
おいらが足を怪我してしてて、逃してきた。

山ガール情報や、昨今の山を舐めた人々の行動、
引き返す勇気についてソフトに語るしゅんちゃん。

来年こそ、登るぞ!

数年前、友人たちと秩父の山奥に滝を観に行って。
帰り道に苦戦したので、ひげダンスしながら降りたら
めっちゃ楽々降りられた。
ほんとよ~~。

山師のおじさんたちは、地下足袋ですいすい斜面を登り降り。
おいらも地下足袋がいいな。


おいらの韓国滞在から中国、韓国、日本のことについて
文化や国益のことを話した。
は~~~。
もっともっと勉強したい。


引き際の鮮やかなしゅんちゃん。
夏の富士登山に向けて、体力つけねば。。。
まずは高尾山から。。。





交換=交歓

12/25(土)はれ

クリスマスですね。
昨日より厚着した。

東大の中のバーで、谷根千パーティー。
谷中、根津、千駄木界隈のおもしろいことやってる方々が
わさわさ集まってる。
鈴木氏は裏方でしゃかしゃか働いてる。

着物の女性もいっぱい。
曲者のおじさまもゴロゴロ。

昨日からシャンパンばかり飲んでいる。
昨日も今日も料理がおいし~い。

大学生のときからこの界隈が好きで
ずっと住みたいと思っていた。
(家賃が高いのよ。。。)
寺町だから落ち着くのよね。。。
いろいろ調べてみようっと。

おいらの好きな朝倉彫塑館は2013年まで修復工事中。
年に数回は訪ねて、ぼへ~っとしていた場所だったので
開館が待ち遠しい。。。


来年のカフェ公演もこの界隈で探したい。
総元締ともお話してっと。


プレゼント交換があって。
40名の参加者が選び抜いてきたプレゼント。
小学生以来な気がする。。。
プレゼントを開けてわさわさする人々。
プレゼントって、夢や想いが詰まってて、開けるときに驚きがあるのね。
楽し~い。

おいらは和の巾着袋をゲット。
親しくなった女性(イラストレーター)が選んだものだった。
「着物の人に渡りますようにって思ってたの。」
「うれしい~です。」

おいらのプレゼントが誰に渡ったか探した。
校正の仕事をしている女性で、
チョコレートそっくりなペンケースを
「チョコ好きだし、ペンケース、欲しかったの。」
と、とっても歓んでくれた。
よかった~~。

おいらのお気に入りのペンケースは韓国で失くしてしまったので
今度、同じチョコのペンケースを買おうっと。
(一目惚れだったの。。。)

親しくなったご夫婦と来月逢う約束をした。
夫婦のやりとりは学ぶことが多いので今から楽しみ。。。


裸木越しに月を眺め歩く。
葉を落として、静脈のように繊細な枝を広げている。
もう、芽が尖り始めている。
春の準備を怠ることなく。


任せて!

12/24(金)はれ

クリスマスイブですね。
ささささささ寒い~。

鈴木氏、智子嬢を誘って尼ヶ崎邸へ。
19階から夜景を眺めつつおしゃべり。
しっとり大人の時間。
大学の教授や編集者、アーティストの方々らが歓談してる。
ここで出逢った方々が公演を観にきて下さることもあり。

尼ヶ崎邸で、連歌の会に参加したこともあって。
そのときはそれぞれの刀の切れ味を見せ合う連続に
全身が雷に打たれたみたいだった。
そして自分がロマンチストだということがよ~く分かった。

仏教講座のときも面白かった~。

尼ヶ崎氏は
おいらに言霊の講座をやってほしいって言ってたな。
(もっと勉強しないとね。。。)

昨日描いたビジョンにつながる情報を得た。
うれし~~。
ピンときたらつないでゆくぞ。


新宿駅で智子嬢と「書く」ことについて真剣トークをしていたら
韓国の女子四人に「ワシントンホテルどこ?」と聞かれた。
フランス語講師の智子嬢は英語もすらすら。
おいら、場所は知ってるけど、送ってったら終電に間に合わない。
不安そうな女子たち。

「ケンチャナヨ~(大丈夫だよ)」
と発すると笑顔になった。

「私に任せて!」
と智子嬢に別れを告げ、JRの改札で地図をもらった。
ホテルまで案内したいけど、歩くとタクシーで帰ることになる。。。
そうだ!一緒にタクシーで行けばよい!
あ、五人は乗れない!

片言の英語で
「ワンメーターで着くから、この地図を運転手に見せて。
 タクシー代はおいらがプレゼントするよ。」
女子たちは
「とんでもな~い、これで行ける?」
と、千円札を見せた。
「うんうん、それで行ける。」

「アンニョンヒカセヨ~(さよなら)」
ととっさに出なかったので
「メリークリスマス!」
と手を振って別れた。

ダッシュして、終電に間に合った。
は~よかった。。。
(久しぶりに着物で走った。。。)
気さくな運転手さんに当たって無事ホテルに着きますように。

韓国で、気合いでタクシーに乗ったときのことが
鮮明に浮かんできた。
(女性はひとりで乗ってはいけないと言われてた)
目的地に本当に着くのか分からない不安。
でも、気合いは伝わる。

どこに行きたいのか。
そこに行けば何があるのか。


誕生日

12/23(木)はれ

天皇誕生日。
あさってはキリストの誕生日。
空海の誕生日は。。。774年の、正確な日にち分からず。
っていうか、キリストが生まれて2010年ですよ。

電球で飾られた木が、眠れなくなっているのを思うと辛いけど
そのひとつひとつの光に、人々の願いが籠っているのを
木々は引き受けてくれているのだろう。

二十代の頃は
他の命を奪って生きる地球の仕組みが辛くてならなかった。
(それで戦争がなくならないとも思っていた)

今は、奪うから与えるに視座を変えて生きているので
そこに「感謝」の気持ちや言動がにじむようになった。

この間の忘年会で日下部が
「愛という概念はキリスト教からでてきた。」
と、語っていた。
おいらは
「仏教では慈悲と呼ぶよね。」
と返した。

日下部の本名には「愛」という名が入っていて
おいらは「慈」という名前。
合わさったら「慈愛」だ。

「許す」ことは傲慢だと日下部。
「寄り添う」はどう?とおいら。

彼はすべてを疑うところからことばを発する。
自分の頑さも素直に認める。
それがほどけてゆく日がいつか来る。

宗教も、芸術も、見えないものに名前をつけることをしてきた。
その奥にあるものは、実態がないので
時代の中で都合よく解釈され、ねじ曲げられてもきた。

一生の中で、自分自身で腑に落ちる瞬間があって。
それは、新しくて懐かしい目覚め。
(これも 誕生日 )


おいらの好きなことばがあって。
「私はあなたの中で何度も生まれた」

人は、慈愛の日々の中で、何度でも生まれる歓びを体験できる。
もう、鎧はいらない。


魂のかたち

12/22(水)十六夜

昨夜は満月に逢えず。
朝方、まんまるのお月様を観たと友が言ってた。
早起きはやっぱりいいことあるね。

『冬の穴』販売台本ができた~!
これで今年をしめくくることができる。

メンバーの中島から来年の公演の準備について尻を叩かれる。
やるともやってますとも。


電車の中で、若い男女の会話が耳に入ってきた。
大晦日、コンビニで働いて、そのまま初日の出を観に行って
またコンビニで働いたって。

タフやな~。

驚いたのは初日の出を拝む場所。
サンシャインからだって~。
地平線も、水平線も、山の端もない、初日の出か。。。

おいらは初日の出といえば海だったからな。。。
海岸線をとろとろ走る車を横目に自転車で海へ。

水から火が生まれるのがいいのよね。。。
で、火の光が水に映ってびよ~~~って向かってくるところ。
それと、潮風。

都会に住んでいることを再認識してもーた。

元旦、晴れたら初日の出観たいな。
来年こそ、富士山にも登りたい。


そういえば去年、京都のカフェで知人ととろとろ話してたら
「明神さんは水の人だけど
 真ん中に火があって、それを水が囲んでる。
 火の人、水の人っているけど
 水の中に火がある人って初めて逢った。」
って言われたな。。。

そう言われたとき、その映像が見えた。
おそらく、魂のかたち。

若い頃は火のバランスをうまくとれなくて
種火程度に押さえ込んでいたけど
今は、いい頃加減で共にある。

中年っていいね。。。

心が飛びたくなったので真夜中の散歩。
十六夜の月を見上げながら歩く。

これから欠けてゆく月。
呼吸してるのね。。。



家を出よ

12/21(火)くもり~雨

満月は雲の上。。。

近所で大学時代の恩師、原先生にばったり逢った。
好きだった映画学科の田島先生にも挨拶できた。
うれしやうれしや。
時間がなかったのですいっとお暇した。
お二方の心地よい語り口、名台詞がどんどこ出てきた。。。

友人に野菜を届けてっと。
煎りたての落花生をいただく。
ありがとう~。

学習院女子大学の感劇市場の忘年会に。
各劇団の方々が来てるかと思ってたのに
女子大生と尼ヶ崎先生、
ポかリン関係者
(桜井昭子さん、三村聡氏、鈴木喜文氏、甲田純子嬢)
だけ。。。
ちょっと淋しかったけど、盛り上がりましたとも。

女子大生たちは、ほぼ全員実家暮らし。
「家を出よ」
とアドバイス。
親のありがたさを離れて知るべし。
自分の力で生きる術を身につけるべしべし。

二次会からは日下部、山田憲人くんも合流。
演出家の鳴海氏、山田氏も到着。

おいらがキャーキャー言ってるのを尼ヶ崎氏が
「初めて聞きました」
とのこと。
「盛り上げてるんです。」
「ありがとう」

確かに、いつもは大人の飲みが多く
しっとりしてるところしか見せてなかった。

尼ヶ崎氏が
「近年はゼミの忘年会もない。」
と淋しさを語っておられて。

一年を振り返って、お互いを讃えるのって大事なのにな~って
つくづく思った。

就職が決まってない女子がほとんど。
厳しい世の中だな~~。

可愛い女子が「いい人いたら紹介して下さい」とのこと。
「夢がなくてお金がある人と、夢があってお金がない人、
 どっちがいい?」
と聞くと
「お金がある人がいいです」
とのこと。
その後、三村氏が意地悪な質問を彼女にしてましたとも。
三村氏はいつも命がけ。

ゆとり教育世代の女子よ、人に興味をもつべし。




幸せになりたくない人なんていない

12/20(月)はれ

明日は満月で皆既月食!
雨降るらしいけど、一瞬雲が動かないかな。。。


昨夜から『ガラスの仮面』を読んでいる。
41巻から46巻まで。
(各所で涙があふれてくる。。。)

中学生のとき、友人が毎日一冊ずつ貸してくれて
家でゆっくり読もうともって帰ると
兄がそれを奪って先に読んでしまう。
という日々から、こうして今につながっている。

幻の作品『紅天女』上演を巡る、二人の天才女優のお話。
魂がゆさぶられると同時に、二人の演技アプローチの違いが顕著で
どちらが上演を勝ち取るかを三十年以上かけて描き
ファンを魅了し続けている。

主人公マヤが「魂のかたわれ」と気づき始めた男性、
速水と婚約者のパーティー会場に乗り込んだところ
まで読んで何年もご無沙汰していた。

婚約者の紫織は、引き合う速水とマヤに気づき
二人を引き離そう、速水を独り占めしようと策を巡らせるが
結果は速水とマヤの絆を深めることにつながってゆく。

かつて
どれだけの男女が、家族が、友が
戦争や災害、理不尽な力に巻き込まれて引き裂かれたことか。

もう二度と逢えなくなっても
心だけは引き裂くことなんてできない。

こんな時、あの人だったら何て言うかな?
あの人だったらどうするかな?
離れていても、あの人の声は想像すれば聞こえてくる。


もし自分が婚約者、紫織の立場だったら。。。
政略結婚とはいえ、すっかり惚れてしまった男。
男に好きな女がいて
その男の心に自分は住むことができない。

残された道は
母のように寛大に、彼を息子として見守り続ける人生。


おいらだったら一度、婚約を解消して、留学するな。
で、何かを習得する。
彼が幸せになるために何が必要か
彼が考えて決めることができるように。

世間に婚約解消が公表できないのなら、
彼と内々に話して、お互いの心の縛りをまずは外す。

彼が魂の声に従って生きる方法を選ぶのか。
親、会社のために生きる方法を選ぶのか。

どちらを選んだとしても
彼が腹さえくくれば次の展開が見えてくる。

いろんな愛し方があっていい。

自分が何に縛られていて、どうなってゆきたいか
外国で考える。ゆっくりね。

幸せになりたくない人なんていない。






分かち合う

12/19(日)はれ

高知から野菜&果物が、金沢の友人からずわい蟹が届いた。
やった~~!
ありがとうございます。


表参道のギャラリーで知人、麻殖生さんの着物を放出するとのこと。
(明日までやってます)
鈴木氏と訪問。
http://ameblo.jp/kyurekihibikore/entry-10739134958.html


鼻血が出そうなものばかり。
分をわきまえて、総絞りの浴衣を購入。
色めき立っている女性たち。。。

彩の国さいたま劇場へ。
空が広いな。。。

ダンスカンパニー 705 Moving Co.『The 式典』を観に。
荒木まや嬢が音響担当で招待してくれた。
ありがと~。

人が生まれてから死ぬまでの間に通過する出来事が
ぎゅ~っと詰まっていた。
ユーモアたっぷり。
そして、踊る歓びにあふれている人々。
観客は子どもから大人まで幅広く、みな楽しんでいた。


帰り道、銭湯を見つけて寄ってしまった。
富士山眺めながらほへ~~。


根津の鈴木家へ。
今日はポかリン記憶舎の決算ミーティング&忘年会。
今年を振り返り、来年の活動に向けて抱負を語り。
海外公演、実現させたいよ。

準メンバーの美也子嬢は今後、音楽の道に進むことに。
それぞれの道進みながら、また逢える日を楽しみに。。。

『冬の穴』公演で演出助手を担当してくれた川本君、松香さんも合流。
いいコンビだな。
日下部の弾丸トークを中島がボケて止める方式で
全員がつっこむを繰り返し。。。

鈴木氏がずわい蟹でパエリア作ってくれた。
他にもいろいろ美味かった。。。
ハタハタと日本酒、合うね~。

友人がどっさりずわい蟹送ってくれたので
みなでわふわふいただきました。

201012192138000.jpg


出逢って、形にして、収穫を歓んで。
これからはもっともっと沢山の人に届けられるようにしないとね。


カタルシス

12/18(土)はれ

世田谷パブリックシアターに能を観に。
と、その前に
キャロットタワーの26階
展望ロビーから富士山のシルエットを眺めて落ち着く。

子どもが富士山を発見すると必ず
「富士山だ~」
「ふ~じ~は日本一の山~~。」
と唄う。
かわいいな。

視座を変えるって、大事よね。。。
おいらはよくここで考え事をする。


能楽現在形 劇場版@世田谷【能『安達原』/半能『絵馬』】

面白かった~~!
松葉目の能楽堂で観るより、闇と直結してる。
カタルシスがいっぱいでわくわくした。

大鼓の亀井広忠氏にしびれても~た~。
倍音から裏声に移りゆく瞬間にきゅんきゅん。

音楽を聴きながらそれを模様で描く人を知っているが
彼の感覚が、亀井氏の響きによって理解できた。
亀井氏のエネルギーが立体の曼荼羅のように
その模様が見えるようだった。

シテ方のきらびやかな衣裳の下で回っている丹田の塊が
大きくてこれまた感服。
皮膚や骨はやわらかい。

芸術監督の野村萬斎氏の仕事に改めて尊敬の念を抱いた。


萬斎氏監修の SPT 07 においらも寄稿してます。
古典のアップデートについて。
ぜひ読んでみてねん。
http://setagaya-ac.or.jp/osc/catalog/product_info.php?products_id=83&osCsid=fg2p4bdpuecg28c6743e421j61


『冬の穴』公演でご一緒した俳優さんたちと飲みながら
興奮を分かち合った。

人間ってすごいな。
鬼にも、神にもなれる。
闇とつながり、ひとすじの光から澄み渡ってゆく心を再現できる。
ここに。


手紙

12/17(金)はれ

月に寄り添うように自転車をこぎ続ける。


以前、ワークショップやオーディションで
「友を救う手紙」
「ラブレター」
「遺書」
を宿題で出したことがあって。
大きな封筒に入って眠っていた。

師走ゆえ、再読して処分することにした。
いろんな気持ちがあふれている。
彼ら、彼女らは今だったらどんな手紙を書くだろうか。

宇宙的な視座の手紙が入っていて
おののき震えていると
友人からの手紙だった。

混ざっていたのね。。。

日付は七年前の春。
このタイミングで再び出逢えたことに感謝。。。
友人に了承を得て、載せました。
(ちなみにラメピンク色の文字です)

このブログを読んでくれている あなたに 送ります。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


だいじな あなたへ

人々のことを広く思いやる すぐれた人格者の行いは
長い年月をかけて 見定めて はじめてそれと知られるもの
名誉も 報酬も もとめない まことに奥ゆかしい その行いは
いつか必ず 見るも たしかな あかしを地上にしるし
のちの世の人々に あまねく恵みを ほどこすもの

これは「ジャン・ジオノ」の『木を植えた男』のはじまりの一節
人間が21世紀になっても あまり 変わっていないのは
今起きているできごとを見ればわかるけれど。

感性の形をとってあらわれる現象は、
ともすれば客観性を失いがち。

感覚的に把握された関係は、
それを同じ感覚をもつ人によってしか、支持されないことは、
状況の変化が訪れた時に崩れ去ることでもわかります。

ゆれうごく関係を、つかまえたいと願ってきた 悲しい人間は、
心を亡くすことで 客観性を保とうとしてきました。

とぎすまされていくはずの感覚は いったいどこへ 向かうのか
きゅうくつな 現実の前に ただひれ伏して従うのみなのか。


現象から みちびかれる 身体の感覚は、個人のものです。


どうか、
しっかりと 自分の心の行方に舵をとり、
いつかは過去になる今を
生々と 生きていって下さい。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


おやすみなさい。

おいらの一番好きなことば。



ギアチェンジ

12/16(木)くもり

今日は寒かったね。。。
紅茶にハチミツをたっぷり入れて温まる。

歩嬢の魅力について考える。
自然体でいつも笑顔。
昨日もきつい現場の話を笑いに昇華しているので
こっちもすかっと笑い飛ばせた。

秘訣は相手の周波数に降りてゆかないこと。
(そこで怒りが生まれてしまうから)

周波数の違いを認識した上で、真摯に向き合う。
ドイツの先駆的な劇場で相当揉まれてきたそうだし。。。
(おいらはそれを韓国でがっちりやれてよかった)


かまってほしい
認めてほしい
助けてほしい

そういうエネルギーが先立つ人と話していると消耗する。
以前のおいらだったらそれを受け止め、
自分を回復させるために寝だめしたりしていた。
そういう人は
何年たっても成長せず、同じことをくり返していたりする。

さすがにおいらも

「ごめん。こっちもいっぱいいっぱいですねん。」

が言えるようになって
今は
誰もが生きてゆくことが大変だからこそ
励まし合える歓び
に変換できるようになってきた。

誰だって
かまってほしい
認めてほしい
助けてほしいさ。

それを
目の前の人に歓んでもらえることが幸せ
(おもしろいことを言う または 笑顔)
に変換したら活性化するする。

ギアが変わったら景色も変わる。
あの暗くて長いトンネルを歩いてきたことに
引きずられないで生きられる。


ゆるゆる

12/15(水)雲が流れる

友人たちと庭の湯へ。

まずは露天風呂でお月様を見上げてぼへ~。。。
バーデプールでは水圧で浮きますねん!
浮くってほんと気持ちいい。。。

サウナは苦手だけどアウフグースに挑戦してみた。
お兄さんが熱した石にアロマ水をかけて、
バスタオルを振り回して香りを送ってくれるのね。
そして、熱風をひとりひとりに送ってくれる。
やさしい風と、強い風と。
そのパフォーマンスがおもしろくって熱さも我慢できた。
(新人さんにて途中で息切れ。愛らしかった。)

野外ジャグジーでふは~~。

再度アウフグースに挑戦。
今度は体育系のお姉さん。
ううううう上手い!
そのパフォーマンスにみな拍手。
二回目は余裕ができて、熱風を受ける人々を観察できた。
みんなとろけそうな顔してる。
ユーカリの香りを思いっきり吸い込む人々のかわいらしさったら。

歩嬢はドイツにいたときによく通っていたそうな。
そういえば今年極寒の韓国で、週二回はサウナに通ってたな。
(常連になってた)
ゆるむの大事~。

近くのお店でおでん食べつつ今年を振り返り。
今年、新作を三本創ったんだもんね。
(韓国公演で燃え尽きてたので、どうなるかと思ったよ)
よ~やったな。

かつて、年間十二本公演をしてた頃のことも想い出し。
いろんな場所で公演するから、おもしろ苦労話は尽きない。

十年以上苦楽を共にしている。
そして、ねぎらい合える歓び。
来年の挑戦に向けて。

討ち入りの日

12/14(火)雨やんで月ふくらむ


今日は討ち入りの日。
十二月に入ると、街はクリスマス色になるけど
おいらの心は討ち入りの日が来る。。。
と胸がざわざわして落ち着かなくなる。
雪の中をひたひたと歩く四十七士たち。。。


カフェで荒木まや嬢とおしゃべり。
すっと討ち入りの話になり
どう生きてどう死ぬか
敵討ち、仇討ち、仕返し、報復、虐待の連鎖
そこから抜けるための方法について
あれやこれやと出し合って。

美談の奥に隠れている無数の物語。
そして、昔も今も浮かばれることなく
取り込まれ、消えていった人たち。

人類の愚行の連鎖をどうやったらほどけるか。
それをおいらは演劇で体現し続けている。

今日が終わると、ホッとする。
そして、街の明かりにもす~っと向き合える。
人はイルミネーションが好き。
花火も好き。
毎日、満天の星空だったいいのに。。。
自分の中の光を想い出せるように。

まや嬢が
「もしもの時に役立つノート」
を買ったそうな。
死んだときに、他者がそれを見るといろいろ整理できるノートね。
おいらも買おう!
(Lisa高校で遺書の授業を行ったとき
 村上先生はちゃんと作ってた。さすがやね。)


木藤歩嬢とチャットで明日の温泉の時間確認。
今日の夕方、人身事故が二件あって
仕事が明日にずれ込んでしまったそうな。
「胸が痛いです。」
と歩嬢が記す。

十二月は人身事故が増える。
誰かの物語が終わる。
心の中で出逢ったことのない人の死を悼む。

怒りというエネルギー

12/13(月)冷たい雨

販売台本の修正、さらに八ヶ所直し。
書いたときよりも、稽古のときよりも
真剣に台本を読んでいる。

稽古のときは、地図だったけど
本として嫁に出すからには、大事にしてもらいたいし。


雨の中、駅近くのATMへ。
外で並んで待つ。
ささささささぶ。。。。

なかなか中の人が出て来ない。
並んでいる人の中で、帰ってしまう人もいる。

おじさんがATMの電話で怒りをぶちまけている。
延々と。。。
中は二人しか入れない。
何か起こったらどうやってよけようかと
シュミレーションしつつ。。。

いよいよ中に入って耳を澄ましてみると
「社長を呼べ。そこにいるだろう。」
をくり返している。

何か気に入らないことがあったのだろう。
怒りながら活き活きしている。
怒ると体温上がりそう。。。


で、想い出した。
数年前、友人たちと年末に温泉旅館に泊まったときのこと。
従業員、主人からそれはないよ、
という仕打ちを受けたが我慢していた。
(怒ったら楽しくなくなるからね。。。)

その仕打ちが五つ目になったとき
(ひどすぎて笑える)
堪忍袋の緒が切れておいらが立ち上がると
それと同時に友人たちも立ち上がっていた。

ふだんとっても温和なあの人が!
(ちょっとおもしろかった)

主人と話したが、主人は宿泊客を人間としてみていなかった。
従業員のこともね。
そして、主人は謝らなかった。
(らちあかんわ。。。)
もう夜も更けていたので朝食を断って
朝一でその宿を出た。

いい値段する旅館だったので、びっくりしたよ。
これからも誰かがあの旅館に泊まると思うとね。。。
(温泉だけは良かった)

あ。。。。
確かに体温上がってきた。

尊厳を踏みにじられることが一番辛いな。

おいらは、自分が受けて嫌だったことは
決してやらないと決めている。

故牧浦氏が「一期一会」とよく言ってた。
また逢いたくなる人になるべし。


くぐってゆく

12/12(日)くもりかな?

いっぱい寝た。

台本校正、14カ所も手直しした。
データを小林氏に送る前にもっとチェックしておくべきだったよ。。。


『冬の穴』公演の舞台写真昼の部アップしました!
覗きに来てねん。
学女の平岡さんが公演観て
「穴は落ちるものではなく、くぐるものだと感じた」
そうな。鳥肌立ったよ。。。
http://pocarine.blog17.fc2.com/blog-entry-151.html


『トリーロール/青の愛』を久しぶりに観た。
映像の美しさもさることながら
ジュリエット・ビノシュ演じる作曲家の妻が
夫をどれだけ深く愛していたかが痛いほど染み入ってきた。

交通事故で夫と娘を失ってしまった妻。
夫を支えて生きることが妻の歓びだった。
その愛の呪縛から逃げても逃げても音楽が追いかけてくる。
最後に彼女は夫の友人と結ばれることを受け入れる。
過去=夫を消し去ることから
夫をまるごと受け入れて生きる方法を選ぶ。
一歩踏み出したときの彼女のやわらかな表情の美しさったら。

大切な人を失ったとき
人はかたくなになって何も聞こえなくなる。
何も見えなくなる。

かたくな期は誰もが通ってゆく道。

失うことを知ると、次の出逢いにも畏れがつきまとう。
今を生きることが怖くなる。

幸い、かたくな期には終わりがくる。
今まで聞こえなかった声や光が心に届くようになる。
握りしめたままの手がほどけて つながってゆけるようになる。

今、この笑顔が未来につながってゆく。


呼吸をするように


紅葉が小径を彩っている。
可憐だな~。

散歩する犬たち。
最近はどんな犬も洋服を着てるね。。。


販売台本の校正中。
フォーマットが変わると別物になるね~。

毎日寝る前に
向田邦子の『霊長類ヒト科動物図鑑』を一章ずつ読んでいる。
彼女は取材旅行中の飛行機事故で亡くなった。
命日がおいらの誕生日と同じ。

なんでもない日に誰かが生まれ、死んでゆく。
今日も明日も、ずっと。
(誰かにとってはしるしの日)

毎日、日記を書くようになって
過去~現在~未来の感覚がバランスよくとれるようになった。

おいらと日記の関係を整理してみる。


●小学校三年生から六年まで担任だった吉本直美先生のことが
好きで好きで
毎日勝手に日記を書いて提出。
先生の感想をもらってきゅんきゅんする日々だった。

●親友と交換日記。(一日おき)

●親友と好きな男子が同じだったので、三人で交換日記。
(男子が遅れがち)

●班の六人で交換日記。(一週間に一回)

中学校で、親友とも好きな男子とも離れる。
それ以降は手紙。

●十八歳から二十八歳まで十年間と決めて
自分に向けて日記を書き始める。
自分の心に、嘘をつかずにことばにしてゆく日々。
劇作家としての自分を支えてくれていた宝石箱。
急死したときに残したくなかったので去年処分した。


そして
今年の節分から友人の強い勧めで日記を再開。
毎日一時間費やすことは、しんどいときもあるけれど
よかったな~って思うのは
演劇バカだったおいらが毎日を大事にするようになったこと。
感動を見逃したくないし
長くいじけてると書けなくなるから立ち直りも早くなる。

遠くに暮らす人が、おいらを近くに感じてくれている歓び。

生きるって、続けることなのね。


いつか、ここからいなくなると分かっていても
ことば(言霊)をつないでゆく。
呼吸をするように。



鳥よ 蝶よ

12/10(金)はれ

舞台写真のピックアップに飽きると。。。
ちびちびと今年分の書類を片づける。
そうこうしていると
ずいぶん前に書き散らしたメモが出てきた。
台本になる前に
きらめくことばや
イメージ
こんな人間登場させたい
などなど。

男女間の残酷なやりとりを発見。
これはリーディング用に短編で書いてみたいかも。
とはいえ、今まで溜めてあるストック多々あれど
これから使いたいと思えなくなっている自分がいる。

来年の自分は、もう一歩踏み出したところから始めるだろうから。
両手には何も持たずに。
(じゃないとつながってゆけない)

あ。これこれ。
微笑ましいエピソードを想い出したよ。
松山の市民劇『サンクチュアリ』を書いていたとき。
友人が鳥にちなんだ話をしてくれた。

肩を強く打って、怪我してたけど
ある会合に出たとき、そのことは黙ってたんだって。

そしたら知人が
「右肩を怪我したんですね。でも大丈夫。すぐ治りますよ。」
とのこと。
「なんで分かったんですか?」
と聞き返すと
「小鳥が留ってます」
だって~~。

森のクマさんのような友人の肩に小鳥~!
すてき~~って、メモしておいたんだった。

あ~~~~
いろいろ映像がつながって浮かんでくる。

大人になっても、無心のときは
トンボがこの指に留まってくれる。。。
わ~~~蛇が草むら出てきた~!
うねるうねるうねる美しい。。。
(セットで記憶されている)

旅をすると、蝶があちこち案内してくれることがある。
初めての場所なのに、導かれ歩くときめき。。。
生きもの同士で波長が合ってるときって幸せ。。。

はっ。
師走だっちゅうの。
やることやりましょう。


この道は

12/9(木)はれ


>奈々ちゃん、コメントありがとう。
そして、四国大会出場おめでとう。
観客の心を動かす作品を創ってね。

来年は晩秋に高知県立美術館で公演します。
再会を楽しみにしてます。


『冬の穴』公演の舞台写真を選別中。
六百枚弱を一枚ずつチェックする。
根気のいる作業。
多すぎてじぇんじぇん終わらない。
そして、俳優さんたちを惚れ直すこと度々。


ポかリン記憶舎を始める前。。。
生きているだけで、命をつないでいるだけでいい
って頃があって。

その時によく胸の中で呟いていたことばを
最近よく想い出す。

心だに まことの道に叶いなば 祈らずとても神は守らん

神社のおみくじに書いてあって
びっくりした。
神様は、祈る人も、祈らない人も守ってくれる。
太陽のように、光とぬくもりを注いでくれる。
大きいな~~~。

胸に手をあてて
まことの道であるようにと歩いてきたよ。

かなり遠回りしてるけど
自分に嘘はつけないからね。。。

十代の頃から遅咲きだと思っていたのは
「やす」という名前ゆえ
この名前がしっくりくる老年期に輝いていることを
目標にしてきたからだな。

ビョークも
「六十歳まではリハーサル」
って言ってたし。

まこと は孤独な細道ではなくて
きっと誰もが歩ける
たくさんの人が歩いてきた道なのかもしれない。

だから
初めてなのに懐かしい。






ゆだねる

12/8(水) はれ


父に『冬の穴』台本を送ったら誤字脱字チェックして返信をくれた。
有り難き幸せ。

え~と、来年のいろいろ準備中。


柔らかい立ち姿
身じまいのよい動き
しっとり落ち着いた声を体得する。

来年も6日間ワークショップやります。
ポかリン記憶舎「ワークショップ+小作品発表」1/11~16

短時間で作品を創るので
観てるだけでかなりエキサイティングよ。
来てねん。
http://stage.corich.jp/bbs/detail.php?sure_id=3477&sv=8


午後、国立能楽堂へ。
銀杏並木沿いに歩く歩く。

友人が招待券をくれて。
が、彼女は仕事がぱっつんぱっつんで来れず。
逢えずに残念。。。


狂言『楽阿弥』
旅の僧が、楽阿弥の亡霊と尺八を吹いて楽しく過ごす。
はっちゃけたところがなくて、複式無限能のようでした。

能『嵐山』
桜の木の神様たちが舞う舞う舞う。
華やかでした~。

隣に座っている女性の携帯が二回ブルッたのと
さらにメールを打っているのは悲しかった。
まあ、おいらもところどころ船漕いでたけど。

このチケットを大元で用意して下さった方は入院中。

終演後、能舞台の橋懸かりまで近寄って
その方の回復を祈りながら、感謝の気持ちを呟いた。
一の松、二の松、三の松、と辿りながら彼方へと想いを馳せる。
祈りの先は、とてつもなく大きなものに委ねる。

芸能の始まりは天鈿女命(アメノウズメノミコト)のストリップから。
人々は神々に畏怖と感謝の念を表すために祭事を行い
芸能集団が出てきた。
と日本演劇史で習った。

おいらも祭壇に向かう能舞台で何度か奉納舞を舞ったので
天=神=自然と混ざる感覚は知っている。
自分がいるのに、輪郭がなくなっている。
すべての粒子が同価値でつながっている。
天も、参拝客も、自分も。

この感覚は、作品を創るときの柱でもある。

坂東玉三郎は
「誰もいないところで舞うときは天へ捧げる」
って言っていた。

西の空には爪のような月。
天を仰ぎながら銀杏並木を歩く。

そして、見えない大きな流れに委ねる。


ひとつひとつ


12/7(火)はれ~くもり

よ~く寝た。。。
おいらもリスのように冬眠したい。


悩んでいることがあったので、友人に相談した。
彼も深い痛みを知っている人なので
おいらを受け止めて、風を入れる方法を教えてくれた。
は~~~。感謝。

人は懐を広げてゆくとき
今までだったら許せなかった枷を外してゆく。

許している領域の先に、相手を慮っている
祈りに似た「想い」が見えてきた。

人はそれを 愛 と呼ぶのだろう。

悩みながら
ひとつひとつ見つけてゆく。
ほんとうはすべてここにあることを。


温めたい

12/6(月)新月

先日の公演でおいらの喪服を女優さんに貸したので
クリーニング出さなきゃ。。。と思っていた。

え。
年内で閉店だって!?
家族で経営しているその店は
お父さんは上原謙似の二枚目、息子も二枚目。
お母さんも司葉子似の美人で、みんな気さく。
着物や、パフォーマンス公演の衣裳など、ここぞというときにお願いしていた。

ドキドキしながらお店へ。
お母さんが変わらぬ笑顔で受け付けてくれた。
どうして閉店するのか、閉店後どうずるのかは聞けなかった。

ただただ、ここの人たちが好きだったことに気づき
これからも家族みんなが笑顔であってほしいと思った。

仕事が変わっても、時代に翻弄されても
笑顔で生きてゆく力をもっている人たち。

おいらも笑顔で、周りにいる人を温かい気持ちにしたい。
冬だもの。
心の温かさが伝わる季節だもの。

桜の木の下で

12/5(日)はれ

寝たり起きたりしながら『冬の穴』台本の仕上げをしている。
一応できたので
販売用のフォーマット作ってくれる小林氏にデータを送る。
(これからの校正がまた大変)


近所に住む友人に野菜のお裾分け。
友人からもいろいろもらった。
桜の木の下で立ち話。

で、2003年につじあやのちゃんのお仕事したの想い出した。
『桜の木の下で』(ミュージックビデオ)
監督は高木聡氏。
着付け所作で参加した。
(優香ちゃんの『畳屋』では彼の撮影
おいらの脚本、着付け所作で。)
http://www.youtube.com/watch?v=lkj6FXhVU_Y


高木氏は1997年『畳屋の女たち』初演を観ていて
いつか映画化したいと思い続けていてくれるお方。
http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-36310

そして、おいらに俳優をやってほしいと思っていてくれるお方。

で、『桜の木の下で』でも、出演してと言われたけど
当時のおいらはかたくなで
後ろ姿ならいいよ。
顔は映さないで!
と懇願。

高木氏が「顔も映したい」とぼやきつつ
マイナスの野外で撮影した。。。
(死ぬかと思ったよ)

今は心がやわらかくなったので、監督の意に添うだろな。。。
高木氏の現場は、参加した人みなが彼の世界の住人になる。

あやのちゃんは妖精のようで、きゅっと抱きしめたくなった。
そして、実はメガネを外した方がめっさかわいい。。。
それは、大事な人にしか見せないのかも。。。

人は、桜の木の下で何想う。
桜並木の落ち葉を毎日せっせと掃除するおじじやおばば。
日々の営みこそ美しけれ。




チャンネルが

12/4(土)はれ

部屋の菊の花びらに触れてみる。
しゃき~ん。
生きてる。

『冬の穴』台本の推敲中。
公演中の俳優の息づかいが蘇ってくる。


ここ数日、チャンネルのことを考えている。
ある飲み会で知り合いがが
「あの人とはチャンネルが違うから。」
と言っていて、なるほど、と思った。
実際、あの人からは大きな被害を被ったし
そこから見えてきたこともあった。

数年前、五台山で親友とリーディング公演をしたときに
ラストの余韻を台無しにされたプロデューサーのことを想い出した。

公演後、怒りに打ち震えていると親友の多美ちゃんが
「あの人のおかげで公演が成立したんやもん。感謝するとこはしとこ。」
と眼を開かせてくれた。
チャンネルが違う人とは、長いつきあいはできないけど
そういう人の方が
出逢いをつないでくれる役割をしてくれてるのかもしれない。


この間、元町・中華街駅の改札近くで
浮浪者が正座をして、紙コップを置いていた。
その背中の角度がすばらしく、こうなって日の浅い人物に見えた。
まだ、あきらめてない背中に見えた。

二瓶さんと待ち合わせていたので
「あの人にインタビューしたいけど、女ひとりだと怖いから
 一緒に来てもらっていいですか?」
と頼んだ。
快く引き受けてくれて、二瓶さんが話しかけてくれたところで
駅員さんが追い払いにかかった。

「あの人は常連で、朝、千円札を両替に来るんですよ。」

だって。
二瓶さんが話しかけても、彼はぼんやりと曇ったままで
何も反応しなかった。
彼は舗道に正座して仕事を始めた。
う~ん。いい角度。。。

港の見える丘公園で、ベイブリッジを眺めながら
「チャンネルが違うんですね~」
としみじみ話した。


日々の生活の中で何を奏でて生きるのか。

無数の星々をつないで
物語を紡ぎ出し
語り継いだ人たちがいたことを
想像しながら
台本の推敲を進める。

森の中 波打ち際

12/3(金)雨~くもり

強風で近所の鉢植えが割れていた。
落ち葉がアスファルトを覆ってしまっている。
ゆずがボトボト地面に落ちている。
命を落とした人がいる。
今日生まれた人もきっといる。


はあああああ。
ヨンシーの森の中にまだいるわ。


今回、販売台本の推敲が公演前に間に合わなかった。
ので、今作業中。


思い立ったときにブン!と動くスイッチが使えるようになったのは
主宰になってからだな。。。
責任が伴うと同時に、休みも自分で決められる。

学生時代や、日本舞踊の弟子時代はガムシャラで
時間軸を外して心を遊ばせる時間をうまく使えてなかった。

病気になって休むより、病気になる前に休んで歓びに変換した方がいい。

こうの史代『夕凪の街 桜の国』を読んだ。
ざわざわして、涙があふれて、
内臓が波打つ(生きている)感覚がここにあるのが分かった。

海が見たくなった。
砂浜に立ちたい。。。


巴になって

12/2(木)はれ

今日は名古屋へ日帰りで行くのだ。
ヨンシーライブの東京公演のチケットが取れなかったので
名古屋公演に行くことにした。
今年三作品新作を創った自分へのご褒美。
(アイスランドに行くのは大変だからね)

新幹線乗り場は、品川から乗るのが好き。
サラリーマンがいっぱい。。。

鈴木喜文氏と名古屋で合流予定だったのだけれど
新幹線の改札近辺を歩いていたら、肩たたかれた。
彼は泊まって次の日岐阜だって。
いいないいな。
おいらも温泉地に行きたかったな。

名古屋といえば、ナナちゃんと、ひつまぶし。(おいらの中で)
何年か前の冬、くのいちへの道講座で行ったな。
高校生のとき、道幅100mの道路を観てたまげたり。。。

名古屋の神社に挨拶行ったことない。
(旅をするとまずは土地の神様に挨拶しますねん)

うとうとしながら、暮れてゆく空と、平らな街並を眺める。

ヨンシー体験、You Tube でもびびったけど
ほんま、名古屋来てよかったわー。
オルゴールが終わる瞬間のような
物語が着地する瞬間の状態が紡がれてゆく。
すすすすすごーい。。。
いくつかの光(尾を引く)が巴になって
共に旅をしているような心地だったよ。

映像と照明、そして間もすばらしい。。。
形(命)が消えるちょっと前の輝きが雲のように変化し続けている。

おいらは感動すると太ももから全体に鳥肌立つのだけど
ふくらはぎからぞわわーって上にのぼってきた。
初体験。

ジャズ喫茶で鈴木氏と感動を語り合い。

はああああああ~生まれてきてよかった。


空を見上げる

12/1(水)はれ

師走だよ~。
知人と外苑の銀杏並木を歩いた。
黄色い絨毯の上をゆっくり進む人々。
みんなみんなおだやかな顔。
青い空にレースのように雲がかかっている。

銀杏、大好き。
ある寺の大銀杏は、その日を迎えたら、一斉に散るんだって。
しゅばばばばば~~~って。
そこに立ってみたい。

小一までお寺の隣に住んでいたので
境内でよく遊んでいた。
大銀杏の根元でビー玉やったり、お墓でかくれんぼしたり。

三角の葉っぱがかわいいよね。
末広がり~~~。
あの黄色は、銀杏が元々もってた色で、
葉緑素がなくなると(栄養をつくる必要がなくなると)
本来の色が現れる。
銀杏の、魂の色が秋に現れる。

なんてことを話していたら
「少女のようだね」
と言われた。

四季があるって、心がいつでもあの頃に戻れるのかも。

天河弁財天社の前の大銀杏は
雄の木と雌の木が合体して、まんまるに広がってますねん。
遠くから観ると黄色い玉=丸い光 に見える。
陰と陽が合わさると、珠=魂 になるのね。。。
魂が引かれ合うのも、まるくなりたいからなのかもしれない。

元町のイギリス館へ。
及川恒平氏のコンサート『可惜(あたら)しい歌』へ。
先日『冬の穴』公演に出演してくれた二瓶鮫一氏も一緒。
及川氏と二瓶氏は、かつての演劇仲間。
演出家の福井泰司氏も深いご縁なのだそうで。
いつもポかリン公演観てくれてる。
(ありがとうございます)

及川氏の声は、天と地を自由に行き来する音なので
眼を閉じて聴いていると
いろんな処へ旅することができる。
スランプのときにコンサートに行って
ふっとひらめきが起こったこともしばしば。
今日は、空との対峙の仕方に新展開の感覚を得た。
ぞわわわわ~。

及川氏は少年で魔物。
ふっと心の真ん中に入り込んでしまう。

今夜中に書類を作らねばならず、飲み会には行けず。。。
福井氏と二瓶氏と元町をぶらり。
街はクリスマス色。
福井氏の象さんのように深く優しい瞳に感動。

人々の罪を背負って死んだキリストが生まれた日が近づいてくる。
キラキラと光るものの奥にあるものに耳を澄まそう。
自分の命をどう使うか、どう終わらせるか。。。

ああ。。。今日はおしゃべりだにゃ。
寝るべし。


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