見つめていたい

8/30(月) はれ

部屋にはひと足早く秋の花、リンドウが蕾をふくらませている。
螺旋に開こうとしている。


駅の階段で躓いた。(登り)
とっさに右手で手すりを掴み、左手で階段に手をつき、無傷。
ほへ~。
それをきっかけに、小学生のときの浮遊を想い出した。
階段を下っているとき、足が空を切った。
おいらはすかさず両手で手すりを掴んだ。
遠心力が働いて、歯茎を想いっきり手すりにぶつけた。。。
ゴ~~~~ン。。。(そりゃそうだ~~~)


カフェで桃唄309の演出家、長谷基弘氏と
Lisa高校の演劇授業の成績会議。
Wティーチングで組んで五年目。
生徒ひとりひとりの成長を細かく出し合う。
長谷さんの観察力に敬愛の念抱く。。。

一番大事なのは、出席と宿題提出と取り組む姿勢。
表現力は後でついてくる。


俳優の二瓶鮫一氏とじっくり『冬の穴』について話す。
二瓶氏は、女優の町田カナ嬢と共演して
その縁でポかリン公演を観にきてくれるようになった。
稽古場に遊びにきて下さったり
ワークショップに参加して下さったり。
縁(えにし)に感謝。。。

二瓶氏は無垢な笑顔と鬼面を併せ持つ、演劇界の大先輩。
活躍の場も、映画や映像、ミュージカルから小劇場まで幅広い。
話していると
ことばのひとつひとつを大事にしているのが痛いほど伝わってくる。
ことばとことばの合間、きゅんきゅんしながら見つめてしまう。
晩秋の公演でもキーパーソンになる
世界を軽々と反転させてしまう、いぶし銀の名優。

家路についてもアドレナリンが出っぱなし。。。
うにゃ~~~。


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守り神

8/29(日) はれ


高知の友人、多美ちゃんの娘から虹写真が届いた。
ありがとう~。
鏡川に掛かる虹の橋。。。
(横にできなくてごめん クリックしてね)

niji.jpg


友人夫妻と富士見台駅のカフェでブランチ。
幸せエネルギーは周りにも伝染する。
ちょろっと秋の公演の内容を話したら驚かれた。。。

富士見台はおいらが学生生活を送った大事な町。
久しぶりにうろうろ。
住んでいたアパートは健在。
大家さんの敷地内で安心して暮らしてた。

お顔を見たくていきなり訪問。
奥さんがとっても喜んでくれて、ちょろっとお邪魔した。
旦那さんは去年亡くなられて、今は息子さん夫婦と一緒。
線香をあげさせていただいた。

お二人の馴れ初めや、戦時中のこと、
集団就職で東京に出てきた若者たちの世話をしたこと、
旦那さんの闘病中のこと、お孫さんたちのこと、
いろんな話をした。
この家はたくさんの人が集まり、そして旅立っていった港。
おいらにとっても、東京のお父さん、お母さんだった。。。
公演も何回か観にきてもらったり。。。

イケメンのお孫さんがお茶を運んできてくれた。
きれいな瞳。。。
脈々とつながってきた命の輝きをひしひし感じる。

お庭には陶器の二宮金次郎像。
凛とした顔立ち。大きな足。(眉毛つながってる!)
態度で示すその姿。
お孫さんの教育に役立っているそうな。

奥 「庭にヒキガエルがいてね、この家を一周するのよ。
   のっしのっし。」
みょ「私が住んでたときも、夜バイトから帰ってくると
   入口で見守ってくれてて、毎日ただいまって挨拶してました。」
奥 「あら~そうなの!」
みょ「守り神だと思ってました。今もこの家を守ってるんですね。」
奥 「そうね~。」

生まれたこと、出逢えたこと、共に生きること、見守ること
そして見送ること。。。
人生の先輩のことばはやさしく、飾らず、愛に満ちている。

おいらも年を重ねて、そこに行きたい。
まずは秋の公演を形にすることだ~よ。


夏の終わりの

8/28(土) はれ

朝からアイスクリンのソーダ味を食べる。
美味しい。。。

芝浦へ。
女優の寺内亜矢子嬢とカフェでゆったり。
思えば12年前から彼女の活躍を観てきたし
おいらの活動も観てくれたり
2006年からご一緒するようになって。。。

『煙の行方』京都公演では、階段を降りて来る亜矢子嬢は
蛇の化身のようで、足元から水が滴っていたし

『Pictures』キラリ公演では、死体の役なのに
いつ目覚めるかもしれない瞬間を孕みつつ
二人の男に愛される魅力がその場を包んでいたし

『夜奏』高知公演では、中島美紀と陰と陽の対の磁場を
宇宙規模のスケールで立ち上げてくれた。

敬愛&厚い信頼を寄せてます。
そう、妖怪女優!(最高の褒めことば)

おいらが海が見たいと言うと
レインボーブリッジの近くまで案内してくれた。
うお~~~!東京湾!
何気ない話をしながら一緒に歩く幸せ。

運河横の船着き場まで送ってもらって
芝浦からおいらはお台場までクルーザーに乗った。
ひゃっほ~~~!
水の上はいいにゃ~~。

お台場海浜公園に到着。
人々もゆったり。
もちろん岩場はフナムシわっさわさ。
木陰探して松の木の下でのほほん。
跳ねる魚。
屋形船を追いかけるカモメたち。

松の葉が重なった絨毯はふわふわ。
よく見ると蝉の抜け殻がいっぱい。
力尽きたアブラゼミの羽根も散らばっている。
蟻が集まっている抜け殻?を見つけた。
身が詰まっている。
羽化の途中で命尽きたのだね。
羽を広げることなく。。。

土の少ない街、東京。
見えないところで、セメントで塞がれてしまった土の下で
どれだけの幼虫たちが光を目指し、出口を見つけられず
力尽きてしまっているのだろう。

ゆりかもめに乗って、夕焼けを楽しむ。
大きな大きな富士山の影。
広重の富士三十六景と重なってじわわ~~ん。


近所の中華料理店で照明デザイナーの木藤歩嬢と夕食。
梨と、実家で育ったすだちをいただいた。
あ~り~が~と~う~。
四国山地の難所、大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)の絶景から
世界各地の集落の特徴についてしみじみ話したり。
もし、富士山が尖っていたら、日本人のアイディンティティは
違っていただろうなんてことを話しつつ。。。
裾野の美しさ。「穴」は、女性性。。。

自転車で帰ってゆく歩嬢。
おいらが作曲家だったら、彼女の登場&退場の音楽を作りたい。



音楽のように

8/27(金) はれ

午前中、近所の喫茶店で俳優の山森信太郎氏と逢う。
山森氏は歩いてやってきた。
三十代半ばで演劇の世界に飛び込んできた山森氏。
先日の利賀村の公演(演出家コンクール)で
微動だにせず立っている役で、オロロ(アブ)に
食いつかれながらもびくともしなかったそうな。
さすがやね。
タイタニック号が沈むとき
演奏しながら海に消えていった楽団の音楽家たちを想い出すぜ。

っていうか
第一回目の演出家コンクールに『紙風船』で出場したとき
お客さんと一緒にオロロが大量に入ってきて
受付に立ってたら顔にばっしばっしオロロがぶつかってきたな。
本番中も舞台上を飛び回り、照明機材にぶつかって
ジュバ~っと死んだり、俳優の胸にず~っと止まってた。。。

オロロは刺すんじゃなくて、肉を食いちぎるから
治るのに一年かかりますねん。
昔、利賀村で牛を飼ってたんだけど、オロロで全滅したって。。。

朝、ひとりでバス停で待ってたら、オロロの大群に囲まれて
ずっと闘牛士みたく上着振り回して踊ってたこともある。
息も絶え絶えにバスに乗り込むと、運転手さんに笑われた。。。

オロロは夏の朝と夕方に出ます。

で、山森氏。
何が起きてもビビらない人ってステキ。
一緒に手探りで進んでゆけるのが楽しみ。


キェシロフスキ監督の映画『トリコロール/青の愛』を観た。
逃げても、見ないように聞かないようにしてもあふれてくるもの。
音楽のように。
ジュリエット・ビノシュのラストの微笑は
世界中の女性を救うだろう。。。


にしすがも創造舎へ。
子どもに見せたい舞台vol.4『ピノッキオ』を観た。
毎年観てるよ。このシリーズ。
四年連続で観にきてる子どもも多いのが、客席の空気で分かる。
大人も楽しめる毒もしっかり塗り込まれてる。


はるおさんとお好み焼き食べつつ近況報告。
京都で出逢ってはや四年。
それ以来、ポかリンを贔屓にしてくれてる。
彼も新たな出発に向けての準備期間中。
おいらも秋公演の準備中。
準備期間は不安だけど、風に乗る日のために大事な時間。
翼の手入れは毎日しておかないとね。

モンゴルから留学してきてるウェイトレスさんに夢中。
具がしっかりしてて、美味しい~。
また来ようっと。


どこまでも

8/26(木) 十六夜

高知の友人、多美ちゃんからアイスクリンセットが届いた。
やった~~~!
この間帰高したとき、アイスクリン食べる時間なかったのよ~ん。

味は。。。
アイスクリームとシャーベットの中間の感触で
甘いけどす~っと爽やか。
町中、海沿い、あちこちにパラソルがあって年中楽しめる。
http://www.umaitosa.com/ice1/index.html


秋田のババヘラと味は似てるけど、アイスクリンの方がシンプル。
http://www.babahera.net/


最近は味のバリエーションも色々。

昨日の日記に書いたけど、アイスクリン好きが高じて
母と娘の壮絶なバトル演劇『アイスクリン』を上演。
人通りのない海沿いの国道で
アイスクリンを売る婚期を逃した娘が中島美紀。
子離れできてない母親が桜井昭子さん。
評判よかったし、再演したいな。。。

そしてそして多美ちゃんから虹写真が送られてきた。
天気雨で目線の下に虹ができたんだって。
すご~い。(クリックしてね)

2010082615020000.jpg


そういえば、今年はまだ虹を目撃してなかった。
この間、霧の天狗高原を二人で歩いたの想い出した。。。
先が見えなくても、歩いてゆける。
どこまでも。


地道に秋公演のオファー作業。
俳優さんにひとりひとり逢って作品説明をしながら、情を交わす。
気持ちとしては、プロポーズする男性のように気合い入ってまっせ。
ひとつの目的に向かって濃密な月日を共に送る同志へ。。。

お月様が欠けてゆく。
(そう見えるだけで、ほんとうは丸い)


ずっとあこがれていた

8/25(水) 満月

この間、誕生日プレゼントでいただいた日向夏のピールが美味い。。。
舌にピリピリ感が残るのがいい。。。

高知で食べ過ぎて重くなってた身体が、元に戻った。
よかった。。。


新宿へ。
女優の桜井昭子さんと待ち合わせ。
おいらがポかリン記憶舎を始める前から
ずっとあこがれていた女優さん。

1997年からポかリン公演を始めて
「力がついたら出演してほしい」
と、まめに案内状を送っていた。
昭子さんは、その度観にきてくれた。

そして、2003年の『アイスクリン』からほとんどの公演をご一緒してる。
出逢った瞬間にときめく。
スマートで可憐。。。
永遠の姫。。。

昭子さんはお茶の先生をしていて
京都での英語お茶合宿に行ったり、忙しい。
海外へもお茶の合宿で飛んでゆく。

去年の公演『垂る』の話をじっくりしたり
晩秋の『冬の穴』公演の構想を伝えたり。
昭子さんのシーンはいつも作品を立ち上げる核になっている。

昭子さんには
自分の弱い部分もさらけ出して何でも話すことができる。
劇作家・演出家としてのおいらの成長を応援してくれている。
人生の先輩であり、大事なお方。

ほろ酔いで満月見上げつつ歩く。
今夜また一歩前に踏み出せた。
よっしゃあ~。


追い風のときも向かい風のときも

8/24(火) 晴れるや~

考えごとをしながらごろごろしている。
残暑厳しいときには寝るのが一番。

先日のタタキ飲み会で
Jónsi ライブを観に行こう!って盛り上がったので
おいらも年末のコンサートに行くことになった。
鈴木氏も日下部も大ファンで、鈴木氏は先日、フランスまで行ってたし
日下部はサマソニで大泣きしてきたそうな。

YouTube他で視聴。
http://www.emimusic.jp/artist/jonsi/

風のような、霧の中を進んでゆくような心地よいグルーヴ。
この懐かしさは何だ??
どうして今まで知らなかったの?
日下部が
「Jónsi を知らないのは人生の歓びの半分を知らないのと同じ。」
って言ってた訳が分かった。

アイスランド人のアイディンティティについて想いを巡らせる。


明日は満月。
でももうまんまるに見えるな。。。
母と娘が本屋の前で立ち止まって月を眺めている。
「月だ!」
「大きいね~」


晩秋の公演準備のため、学習院女子大学の北門へ。
ポかリン公演副担当の平岡彩子嬢にあいさつ。
めっちゃ美人さんや~。
舞台美術家の杉山至氏、作曲家の木並和彦氏、
ドラマトゥルク・音響の荒木まや嬢と、やわらぎホールの下見です。

今回、ロビーを使って公演したいのね。
4回しか公演できないので座席を
100席つくれるかどうか杉山氏に相談。

「90席だね。」
空間を動き回りながらキラキラしている杉山氏。
よっし、ロビーで公演することに決めたぜ。

杉山氏は、おいらが2008年に
「今までやっていた方法で、もうやりたいと思えなくなっている」
と相談したら、にやりと笑って
「台本なんてなくていいから、新しいことやってみるといい」
って背中を押してくれた人。
いつも新しい扉を開けるべく走っている人で、めっちゃ尊敬してます。


今回、学女の演劇フェスティバル「感劇市場」に参加しますねん。
11/27,28の土日しか公演できないのが残念だけど
おもしろい公演にするので、観にきてねん。

『冬の穴』
どんな話かはまだ秘密。。。
2009年の公演『垂る』から続いてるとも言えます。


まや嬢とカフェでよもやま話。
お互い、風向きが変わる時期にきてることを実感。


今日、来れなかった照明家の木藤歩嬢とはスカイプで報告。

スタッフさんに逢うと、俄然やる気出るな。。。
やるぞ~~。









祝杯!

8/23(月) 雲のない空

早起きして相模大野のLisa高校へ。
今日は宮澤民子嬢が見学に来てくれた。
(障害児の介護福祉士さん)
アシスタントは川本直人君と滝沢佑果嬢。
一ヶ月ぶりの再会に
「夏何してたの~」
とわいわい話しつつ歩く。日陰を探しつつ。

残暑厳しいな。。。
女性はみんな日傘。
男性も日傘をさす日は近いな。

夏休み明け初日の授業だけあって、集中力がない。
今日はおいらの台本三種類から好きなものを選んでシーン稽古をする。

みんな、台本で稽古するのは好きなのよね。
落ち着きのなかった女子が、しっとり演技をしててびっくり。
女子同士で演じているラブシーンが、なかなかエロかった。
今年のクラスは男子が奥手でね~~。
男子のためにプラン組んでも来なかったりするし。。。

来週は桃歌309の演出家、長谷さんの授業。
そして、来月の一回でおしまい。

学食で昼ご飯食べつつ、今日の授業を振り返る。
(直人君は映画の撮影で早退)
民子嬢は、おいらが高校生を褒めつつ演出する姿に感動したそうな。
半年という期間でひとりずつの成長に寄り添ってゆけるのは
こちらもやりがいがある。


公園を通り抜けながら、アブラゼミの死骸に眼が止まる。

「うちの犬、蝉食べるんですよ。」
と佑果ちゃん。
ボリボリっと食べちゃうんだろうな。


家で、生徒たちの宿題をチェックする。
美術館に行って、気に入った絵の感想を書いたのと
おいらの戯曲『Pictures』の感想と。
彼女たちの中から生まれてきたことばに熱くなる。

クラス一落ち着きがなかったのに、夏休み後
しっとり演技をしてした女子が、こう書いていた。

「この話は多くの人に読んでほしい」

他者のことばが聞こえてなかった春。
外側に気持ちが動いた彼女に、祝杯をあげたい。






生まれた日は感謝する日

8/22(日) 晴れ

生まれた日が来た。
あちこちからお祝いのメールが届く。
ありがとう~。

誕生日の記憶といえば
台風直撃で雨戸を閉めて点したバースディーケーキのロウソク。
幼稚園のクリスマス劇で演じた天使役のときに
ロウソクをもって歩いたのも、はっきり覚えている。
いつか、炎についての考察文書きたい。


今日はおいらの恩師、リトミックの坂本真理子先生の
出版記念パーティに出席するため、新座のスタジオへ。

スタジオは真理子先生の縁深い方々でいっぱい。
おいらもお世話になった方があちこちに。

真理子先生は根津で生まれ育った下町っ子。
足音がしない。
リズミカルで軽やかでキュートでダイナミック。
先生と話すと自然に身体が動きだす。
先生の作曲した音楽は、歌い踊らずにはいられない。
その作品群が出版された。(二冊目)
「こんにちは!リトミック さあ はじめよう」坂本真理子著
http://www.obra-p.co.jp/


みんなそれぞれ出し物を用意していて、歌うわ踊るわ
獅子舞は出てくるわで大盛り上がり。
大学の同級生、中有希嬢はジャワ舞踊を披露。
老若男女、小さな子どももうっきうき。

真理子先生は八年前にご主人を亡くしている。
(おいらもかわいがってもらった)
月日の流れに驚きながらも
生まれてきたことに、出逢えたことに感謝の気持ちがあふれて
涙腺ゆるむゆるむ。

小さな命を抱いて踊るおばあちゃん。
命はこうしてつながってきたのだ。ず~っとずっと。

真理子先生に
「四十代が一番輝く時期よ。思いのままに進んでごらん。」
と激励された。

三十代はがむしゃらだったから
四十代は鼻唄ふんふんの余裕をもちつつ、参ります。
すてきな先輩の背中を追いながら。
















タタキ呑み会

8/21(土) 晴れ

クール宅急便で藁焼きタタキが届いた。
今夜は根津の鈴木邸でタタキ呑み会。
(先日、姪っ子が鈴木邸に泊めてもらったお礼)

ポかリンメンバーの日下部が
「鰹のタタキ食べたい」とつぶやいていたこともあり。

そして、八月生まれのおいらと工藤恵子嬢のお祝いも兼ねて。

呑みながらメイン料理の準備。
日下部は根津神社の銭湯に行ってて、少し遅れるって。

鈴木氏作の品々は、日本酒が呑みたくなる美味さ。
恵子嬢、作り方をしっかりチェック。

おいらは薬味をひたすら切る切る切る。
よく切れる包丁だ!
単純作業って楽しいな。

三本の鰹を、塩タタキ、カルパッチョ、タレ使用と三種類で食べた。
う~~~~ん、おいし~~。

恵子嬢がスペインオムレツとパエリアを作ってくれた~。
うううううううま~い!

201008212211000.jpg


このメンツで喋るとどんどん脱線してゆく。
みんな言いたい放題で築地市場のような威勢のよさ。

鈴木喜文氏は今年の東京マラソンに出場した。
来年の開催申込みもそろそろ締切。
日下部もハーフマラソンから始めるって。
おいらも来年こそ富士山に登りたいな。

メンバーの中島が稽古を終えて合流。
間に合ってよかったわ。

心づくしの料理とそれに合ったお酒。
本音でアホ話ができる十年来の仲間に感謝。。。




ぽかり~ん

8/20(金) 曇り

久しぶりにデパートの屋上に来た。
曇り空。
風が吹き抜けてゆく。

大学生の頃、海に行けない代わりに屋上に通っていた。
(故郷にいた頃は海で心身のバランスをとっていた)

屋上にいると街並みが切り離されて、空とつながる感覚を味わえる。
すると、空の下には海が広がっているような心地がしてくるのだ。

パラソルの下でくつろぐサラリーマン。
おこぼれを狙っている雀たち。
走り回る子ども。
時間が止まっている。

海の家にいるみたいかも。。。

気が向けば
盆栽コーナーや金魚屋をまわったり。
日陰のベンチで足を投げ出して
流れる雲をただ眺めたり。

ここはぽか~んとできる処。
ぽかり~~ん。

今日は涼しいな。
夏が終わる。
もっといたいけど、買い物に行かねば。


続きを読む

幸せへの近道

8/19(木) 晴れのち。。。

葡萄を食べながら、公演の準備を進める。
蝉の声がやわらかくなってきたな。。。
ちょっと淋しい。

もうすぐ誕生日なので友人の高瀬智子嬢が
イスラエル料理店に連れてってくれた。

智子嬢は、大学でフランス語を教えている。
(フランスに住んでいたこともある)
ユダヤ教からキリスト教への流れや
ヨーロッパ(国境ひしめく大陸)で生きている人々の
話題で盛り上がる。

近くの国で紛争が起こると
次の日スーパーに「物資を送るためのコーナー」ができて
それを買って、レジで寄付することができるんだって。
人道支援のスピードが速いのだ。

命はつながっている。

春、38度線のツアーに行ったとき、美人ガイドさんが
「自分が生きているうちに
 韓国と北朝鮮の鉄道がつながることを願ってます。
 そしたら、ヨーロッパまでつながるんです。」
って、言ってたのを思い出した。

自分自身、一ヶ月半韓国に暮らして
大陸に住む人のおおらかさに触れて
心が広がったのを実感しているし
国境という線が見えることに、震撼した。

被害者意識についても話した。
こここここの辛さをどこにもっていけばいいんじゃい!
智子嬢は、それを変換させる方法を体得していた。

うん?
今、そこに重きをおかなくていいぞ?
今、食べているごはんがおいしいことの方が大事だぞ。

辛さや怒りは、さわわ~っと消えてしまったそうな。
おいしいは、幸せへの最も近道だな。


人を育てる

8/18(水) 晴れ

高知から西村氏(かず君)がやってきた。
誘われて、文部科学省「コミュニケーション教育普及協議会」の
~コミュニケーション教育・フェスタ~を拝聴。
客席は全国から集まった教育関係者でぎっしり。
知ってる顔もあちこちに。。。
来年は学校のワークショップに割く国の予算がゼロ二つ増えるそうな。
(かず君が来年度、おいらが高知で
 ワークショップできるよう企ててくれる)

よっしゃ~~!

前半は各校のワークショップの実例を発表。
後半はシンポジウム。
筑波大附属駒場中高の平田先生が

「家族が余命わずかと分かったとき、医者に説明を求めたら
 死因ですか?
 と医者が返してきた。
 まだ、生きてるのに!
 うちの学校からはそんな医者は絶対出さない!
 そういう決意で、ワークショップを続けています。」

ときっぱり言ったね。

子どもたちが変な大人=アーティスト(本質で動く人)に出逢って
多様な価値観に触れ、新しい自分を発見し
他者の背景を想像できるようになることが
全国どの学校でもできるようになる。


新橋で東定氏(とうちゃん)と合流。
彼はおいらの同級生。かず君は一学年下。
スーツ姿の二人と新橋で呑むなんて、笑ける~。
とうちゃんは高校時代、群れることなく銀色に輝いていた人。
今も進化=深化を続けている。
(二人はとっても仲がいい)

秋公演の確信に関することを二人にインタビューした。
(二人は父親を病気で亡くしている)
新しい家族を築き、家族を守って生きている二人のことばは
シンプルで頼もしかった。

今日のコミュニケーション教育・フェスタで
かず君が考えたビジョンを座標軸にしてケンケンガクガク。
おいらが描きたい作品についても
何種類もの座標軸を描いて視覚化していった。

うちらは、それぞれの分野で人を育てることを全身全霊でやっている。
ここまで生きられたことに感謝しつつ。。。
ろれつがまわらなくなってくる二人。

別れ際、握手しようとしたら
「ハグやろう~」
と、とうちゃん。
この間、ハグと握手、どっちにする?と聞いたら
「握手」と答えていたかず君も迷わずハグを選択。

年を重ねるって、楽しいな~~~。
歓びが滲み出てくるよ。。。


いい顔になったね

8/17(火) 晴れ


変化を受け入れるには、勇気がいる。
「世界が変わらなければ、お前が変われ」
って英語の歌があったな。。。

ほんとは人は変化し続けているし
心身も満ち引きしながら日々を重ねている。

二十歳のときに、丘に立って風を受けている心地で決意したこと。

大人になったのだ!
自分の手で、足で、未来を創ってゆけるのだ。
(そこには責任が伴う)

がむしゃらに走って走って
あのときの二倍生きたことに気づいたとき
どれだけ多くの人に支えられ、見守られてきたか
身体の底から感謝の気持ちがあふれてきた。

自分自身を動かしていたエンジンの仕組みが変わってゆくのだ。

がむしゃらに走っていた頃
友人からもらった手紙には

馬車馬のように、地面を蹴り上げて走り抜けるか
歩いて、景色を楽しみながら、立ち止まり、野に咲く花を愛でるか
君次第

のようなことが書かれていた。

走って走ってここまで来たから
ここからは歩いてゆけるのだと、身体で納得できた。

いい顔になったね

って言われるようになったし。
そう言ってくれる人の奥ゆきを想像できるようになった。

力尽きて道端に横たわっている蝉。
風にゆれる提灯。
露天風呂で話しかけてくれた少女。
見知らぬ花々。

何もかもが愛しい。

まだかすかに心に潜んでいる小さな塊も
近いうちに溶け出してゆくだろう。

汗みたいに自然に。
涙みたいに蕩々と。


天職やね。。。

8/16(月) 猛暑。。。

犬は全身から汗かけないから大変だろうな。。。
相模大野のLisa高校へ。
電車の中で、汗かいてシャツの濡れた面積が胴体全部の人がいた。
大いに興味をそそられ、いろんな人の汗かいた模様を観察。
楽しい~~。

近くの公園では、真っ黒に日焼けしたお兄さんたちが草刈り中。
近くの中学校では、校庭から水が噴き出している。
その近くでサッカー部が動いている。
熱中症に気をつけてね。。。

炭酸水を飲もうと自動販売機に向かう。
口を開けたら爆発!
そして。。。ぬるかった。。。


中目黒へ。
照明作家の井上弘子嬢、陶芸家の小西良嬢らが作品を展示している。
弘子嬢は今回、銅でアクセサリーを創っている。
小さな銅の欠片が耳元や胸でゆれる。
弘子嬢は織物と銅を組み合わせて作品を立ち上げる人。
ポかリン公演でも、彼女の作品に何度か登場してもらってる。

良嬢の食器、その青磁の美しさにうっとり。
いつか、この器で日本酒を飲みたいな。
下北沢に工房があって、土日はカフェになるそうな。
今度行ってみよう。
http://www.1tsubu.jp/blog/


久しぶりに整骨院へ。
汗だくでは悪いな。。。と思ってシャワーを浴びてから行った。
おいらが心の中でクマ先生と呼んでいる彼は
見た目は背が高くて涼しげな瞳の今時のイケメンなんだけど
触れたときに、森のクマさんのようなほっこりした暖かさがある。
力強いのに、細やか~。
手の話になってお互いの手を見せ合いっこしたら
女性のようにしなやかで小さな手だった。
(天職やな。。。)

そういえば
俳優の井上幸太郎氏が
「ポかリンの稽古場では、スキンシップが多いから
 稽古行く前にシャワー浴びてる。」
って言ってた。

ほぐれた~。
バランスを整えるのって、大事。。。



どんなことがあっても

8/15(日) 猛暑

一週間の高知滞在で太ったので、徐々に戻してゆこう。。。

奈々ちゃん、コメントありがとう。
大人になったら一緒にお酒飲もうね。


日本の終戦記念日は韓国の独立記念日。
数年前、インドネシアの大学でワークショップしたとき
1945年独立記念日大学という名だった。

以前、自分の正義感ゆえに相手に
「死んでしまえ」
と言ってしまった
それを後悔して泣いている女性がいた。
言われた人も、泣いていたそうだ。

おいらは彼女の膝に手を置き、聴いていた。
こわばった彼女の身体、声、心。

おいらは「死ね」ということばは使わない。
どんなことがあっても。

晩秋の公演『冬の穴』では
「死」を土台に繰り広がられることになる。

生まれてきて、そして死ぬんだもの。
傷つけること、傷つくことは怖れずに
生きている歓びを引き出し合いたい。


言霊プリプリ

8/14(土) くもり

久しぶりに昼まで寝た~。
着物にアイロンかけたり。
今日読む詩や戯曲を読みやすく切り貼りしたり。

風が飛び込んでくるリビングで朗読の練習。
隣の部屋からは及川恒平氏の歌声。。。

タクシーでイギリス館へ。
雨あがりですがすがしい~。
港とゴールデンブリッジが見える。
ここから東京湾の花火、見れるかな?

メンバーの中島と小杉が到着。
受付を手伝ってくれる。感謝~。
控え室で一緒に着物に着替える。


コンサート『短い声で』が始まった。
(2005年のポかリン公演の題名『短い声で』は
 及川氏の詩から拝借しました)

及川氏の言霊がプリプリ生まれて漂っている。
三部構成のまんなかに出演。
歌のちょっと前に歌詞を朗読しておいかけっこしたり
戯曲を朗読したり
歌人糸田ともよの歌をそれぞれ自由に、同時に言霊にしたり。
及川氏はステージを自在に動き、奥に消えてしまったりする。

アンコールの演奏が終わったあと
中島と小杉が花束をもってステージに。
誕生日の歌を歌う。
そう、今日は及川氏の誕生日。
一緒においらも祝っていただいた。
うわ~~、ありがとう~。

終演後は茶話会。
お盆のまんなかに駆けつけてくれた知人たちに感謝。
(イギリス館は芝生の庭もいいから外出たかったな)

飲み会へ。
ここでも誕生日のイベントが。
生まれてきてよかった~。

白髪の、もみあげから顎まで見事につながった髭の男性が
目の前に座っている。
タイミングを得て、髭を触らせてもらった。
すすすすすばらしい~造形美。
銀色の草原。。。
照れつつ、身を任せてくれた男性に感謝。

及川氏も無精髭っぽく伸ばしている。
遠藤さんが
「あなたが髭を褒めるから、中途半端に生やして。。。」
と困ってた。

遠藤さんから出演料をいただく。
恐縮と、歓びと、感謝の気持ちがどっと押し寄せてくる。
終わってホッとしたよ~。

俳優の二瓶鮫一氏、中島と一緒に店を出た。
電車にゆられながら雑談。
また一緒にお芝居創りたい。。。





短い声で

8/13(金) 晴れたよ

昨夜は二時半過ぎまで呑んでたよ。。。
その後、気を失いそうになりながらブログ書いて。
朝、ちゃんと起きれてうれしい。

ホール管理人さん、かぼちゃの森くん、コメントありがとう!
再会できる日を楽しみにしています。


荷造りをして、チェックアウト。
レストランに行く途中で、朝食を食べ終わった木藤歩嬢と遭遇。
そしてハグ。むにゅ~。
歩嬢はこれから実家に帰るとな。

大橋通のひろめ市場へ。
よさこい祭りが終わって、人々の顔もほえ~んとゆるんでる。
鰹のタタキや鰹の生節、四万十海苔、ごっくん馬路村を買う。

バスに乗って空港へ。
メンバーの中島へ、ご当地キティちゃんのペンを購入。
もちろん、鳴子バージョン。

おいらは飛行機から見える海や街、雲が大好き。
収穫間近の田んぼ。金色。。。
雲から顔を出している富士山。
そうこうしているうちにうとうと。。。

羽田空港のマッサージチェアーにてしばし休憩。
明日はイギリス館で及川恒平氏のコンサート。
おいら、朗読で参加します。
打ち合わせ&宿泊で、遠藤さんのお宅にお邪魔する。
磯子、小さな山があって、落ち着く~。

及川さんと打ち合わせ開始。
やりたいことを試してみる。
二人とも声からα波が出るので、互いに心地よい。
明日、おもしろいことになりそう。。。

おいらの衣裳は遠藤さんのコーディネイト。
いつも二パターン準備してくれていて、選んでよくなってる。
どっちにするか、悩むわ~~。

明日の夜、横浜の山手、イギリス館にて。
当日券、若干あります。
聴いてほしいな。来てねん。

「短い声で」コンサート 8/14(土)19:00
@横浜・港の見える丘公園内イギリス館

横浜市中区山手町115-3
みなとみらい線、元町・中華街駅徒歩7分 
及川オフィス tel&fax 045-753-7838 
      
http://www.orangenotes.jp/oikawa/yotei/diary.cgi?no=348



何でも入れられる器

8/12(木) くもり

歩嬢の朝食はトーストセット。
おいらは和食。

西村氏と村上さんが迎えにきてくれた。
車に乗り込んだら、木曜市に連れてってくれるって。
高知城の南側。
つやっつや、ぷりっぷりの野菜や果物、花たちに興奮!
リュウキュウ、買って帰りたいな。。。
朝摘んだブルーベリーとおまんじゅうを買ってと。
やる気出た~~!

スタッフミーティングのときにブルーベリー食べた。
選抜で発表した後、みんなが参加できるプログラムを入れることに。

午前中はおいらの時間。
開始前から、身体訓練で強化したいところを出してもらって作業。
股関節を開く方法や和式トイレに対応するための
下半身のバランスのとり方を習得。

昨日リーディングの稽古できなかった班の
練習時間を作るか、みんなに相談。
話し合い&パフォーマンスで説得後
なんとか演じる切符を手に入れることができた。

その中で女子が今日遅刻してきたことを反省し、班から抜けていた。
(遅刻する自分を責めるより、やりたいことを主張していいのに~)
二軍から女子がほしいとのこと。
二軍に入れなかった面々も、立候補してよいことにした。
すっと立ち上がる面々。
昨日すぐあきらめていた女子が選ばれた。
勇気出して食らいついて来るようになれて、よかった~。


昼食後、リーディング発表。
歩嬢の魔法で、光と影の狭間を浮き上がらせてくれた。
ぐんぐん力をつけて、作品を支える磁場を見つけた女子が出た。
ノーマークの子だった。
ブラボ~~!
ハグして歓びを分かち合う。

登場人物の女性が、誰を好きなのか、間違えている子がいたので
みんなに聞いたら、なんと、半数以上が間違えてた。
腰が砕けた。。。

こうなったら、発表より質問の時間を増やそう。
選んできた衣裳についても質問。
やはり、役を説明する衣裳を身に付けてきた輩が90%
「水」「重さ」「光」を体現しようとした子たちは
リーディングの発表も的を得ていた。

「海」と言った輩も何人か。
それはおいらの原風景、作品を支える土台だから。
空と海の境目がなくなり、色がなくなる瞬間
その奥へと導かれる。。。

美術館の回廊で、四日間を振り返った。
泣く子続出。
やっと開いてきたのね~。
ずっと見守ってくれた大人たちのことば。
やっと生まれてきたことを自覚した、生徒たちのことば。
「何でも入れられる器をもつぞ」と宣言する女子。
しびれる~~~。

解散後、握手とハグタイム。
ぎゅっと力を込める生徒に、力をぬくよう伝えて
お互いの鼓動が波打つのを味わう。。。
ふたりがひとつの海になって、タプタプゆれる。
泣く子には、思い切りおいらの身体に響かせるよう、囁く。
そして、一緒に声をあげて共鳴する。
男子の汗も、女子の汗も、混ざっておいらに染み込んでゆく。。。

この感覚を知っていれば、人とも、世界ともつながることができる。
大切な人と分かち合える日が彼ら、彼女らを待っている。

おいらはアーティストじゃないから
「先生」ではなく「明神さん」と呼んでと言ってあるのに
最後の最後まで「先生」と呼ぶ子が何人もいた。
「カルピスソーダおごってもらうで~」
「チューするで!」
と怒っていたら、最後にカルピスと炭酸水をプレゼントしてくれた。
その女子はやっぱり「先生」と最後に言った。
とほほ。。。

「また逢おう」って笑顔で別れる。


呑み~~!
大人で盛り上がった~。
よさこい祭り全国大会のバラシを蹴って参加してくれた
中澤さんは、おいらと誕生日が同じ。
気が合うと思ったよ~。
到達点を日々変更しながらの厳しい現場だったけど
みなさんにサポートしていただいたからこそのこの歓び。。。

二次会のバーのマスターに興味津々。。。
県民文化ホールの大原さんのお髭に触らせてもらった。
つんつくつん。。。
楽しい~~。

歩嬢がいてくれたから、この河を渡ることができたよ。
次逢うときは、公演会場の下見だにゃ。

おいらのふるさと。
ありがとう。。。。



ひらひら踊る

8/11(水) 曇いっぱい 雨

朝、フロントで木藤歩嬢と合流。
西村和洋氏が迎えにきてくれて、高知県立美術館へ。

スタッフさんたちと打ち合わせ。
今夜のよさこい祭り終わったら、照明のバラシに行くんだって。
(明日は後夜祭と全国大会)

楽屋の畳でのびのび。

午前中はおいらの時間。
身体をゆるめて、下半身のバランスを整えてゆく。
「お経歩き」をすると、2チーム、いい集中の輩が出た。
やっとだよ~~。

「丹田集め」の対戦で、勝者を決めてリーディングの準備。
途中まで勝っていたのにふっとあきらめてしまう子がいて、がっかり。
男子がやっと頭角を現してきた。
よかった~~。

リーディング初体験の高校生たち。
舞台上の磁場のつくり方に悪戦苦闘。
おいらの演出にいちいち感動する面々。
フォーメーション、大事よね。。。

午後の歩嬢は、戯曲『短い声で』から受けた印象を
色、温度、天気などに変換、
それをさらに照明に変換した。
またまた説明に走ってしまう生徒たち。
直感を使って、別次元の扉につながってほしいな。

終わりに、歩嬢が
「日本のカンパニーは海外で、バラシが終わった空っぽの劇場に
 挨拶する。場へのリスペクト、感謝がある。」
と話していた。
おいらも発言。
「バラシの後は、空になった劇場で
 ひとりで感謝しながら踊ってます。」
「ああ。何回か観たことあります。ひらひら踊ってますよね。」
と、すかさず歩嬢。
観られてたのね~~~。


追手筋へ!
ひろめ市場の二階駐車場からよさこい祭りの踊り子たちを応援。
爆音の中、各連が自慢のステップを踏んでゆく。
鳴子が響き渡る。
雨が降ったり止んだり。
興奮する歩嬢。
はずんでしまうおいら。
たこ焼きとビールでしばしうっとり。

帯屋町のアーケードを通り抜け、日本酒バーへ。
しびれるほどに美味い~~!
歩嬢の至福のパフォーマンスを何度も目撃。
ママの豪快なトークに引き込まれ、夜は更けてゆくゆく。。。


カエルの大合唱

8/10(火) 晴れのち曇り

今日も早起き。
フロントで木藤歩嬢と合流。
中央公園を通って大通りまでてくてく。
よさこいの衣裳、メイクでバッチシ変身した美女に
「今日は何時まで踊ってますか?」
と聞いてみた。
「九時までです。」
そっか~~。
八時までワークショップだもんな。。。
今日は観れないね。
西村和洋氏が迎えにきてくれて、高知県立美術館へ。

スタッフさんたちと打ち合わせ。
花火大会やよさこい祭りの話題で盛り上がる。

アップする生徒たちを観察していると
全く効果のない、速くて浅い呼吸の筋トレをやっていた。

歩嬢のワークショップは、音楽を聴いてその温度を決めて
それを照明でシーンにして発表。
うわべだけの貼付け作業から脱することができない輩たち。
傷つかないように鎧を着て、感じないように生きている。。。

午後はおいらが声を出す作業を担当。
頭蓋骨のてっぺんから抜ける音を出したり
倍音を響かせたり、丹田に声を集めながら対戦したり。
勝利者がリーディングの権利を得て
自分が選んだ台詞やト書きを朗読。
みんな、ずっこけそうになるほどアニメチック。
うわずった声を落とすのに苦労した。

歩嬢の演劇講座。
演劇の始まりから、照明家の心得まで幅広く話は広がって。
暗くなるのを待って、外の照明の元でできる自分の影と対話。
その場所で戯曲から抜粋した台詞やト書きを音読。
エントランスの池で、カエルの大合唱。
夕暮れの雲が池に映る時刻、絶景だったな。。。


流星群を観に行きたかったけど、雲が多いので断念。
ならば、と藤のやへ。
店主の浦田さんが塩タタキを焼いてくれた。
歩嬢は、絶品を食べると首をふりながらのけぞる。
明日は、おいらの時間と歩嬢の時間を入れ替えることにした。
積み上がってゆかない彼らが突き抜けるために。。。

よさこい祭りは明日観る。


おれの街 愛しい街

8/9(月) 晴れたり曇ったり雨ふったり

早起きして支度。
レストランで木藤歩嬢と合流。
西村和洋氏が迎えにきてくれて、高知県立美術館へ。

今日から四日間、
みっちり高校演劇のワークショップ+発表会が始まる。
藤田館長にあいさつ。
ホールのスタッフさんにあいさつ&打ち合わせ。

生徒たちが三々五々集まってきた。

午前中はホール探検と、舞台用語の説明。
生徒たちが惹かれる場所にマーキングをして
その理由も拾いながら劇場を歩き回る。
人数が多いので、木藤チーム、明神チームに分かれて回る。

午後はおいらのワークショップ。
人の話を聴く集中力のない生徒が半分。
この状態で発表会までいくと、必ず怪我人がでる。
眼を閉じて歩き、他の感覚を使うエクササイズをていねいに行う。
ずるをしたり、途中であきらめて歩かなくなる生徒多数。
人数が多いと(62名)よい感覚の生徒がそうでない生徒に呑まれてしまう。
泣けてくるね。。。

そのあと、歩嬢の脳みそをやわらかくするワークショップ。
抽象画や写真などを見て、感じるものを別の感覚に変換してゆく。
アイディア出しに参加してくる生徒は決まってしまっている。

8時間のワークショップ終了。
初日が終わってほっとした~~。

母校の後輩たちが
「下級生をひっぱっていけるようになるにはどうしたらいいか?」
と質問してきた。
おいらは意地悪なので
「うちらが高校生のときは、自分らぁで考えて試して
 失敗して、進んでいったよ。」
と、アドバイスしなかった。

五台山へ!
高知の街も山も川も、浦戸湾も見える絶景ポイント。
おいらの敬愛する牧野富太郎氏の開いた植物園があるお山。
展望台のカフェから花火が打ち上がるのを待つ。
黄昏れてゆく街を眺めながら夕ご飯。
空と街の輪郭が溶けてゆく頃、光の花が咲き始めた。

歓声があがる。
歩嬢、打ち上げ花火のプラン組みたいと興奮気味。
一瞬の美を愛でる人々。
一瞬の美に賭ける花火師たちの心意気。

街が大渋滞になる前に移動。
花火の音を聴きながら、花火に向かって走る走る。
最後の大きな大輪の時雨が、車のフロントガラスいっぱいに広がって。。。

小春日和で飲み。
タコのタタキにしびれる~~。
西村氏の教え子のお店。
2005年に公演したとき、打ち上げで貸し切りでお世話になった。
そのとき、俳優陣がおそうめんの美味しさに感動!
未だに語り継がれている。。。
どんどん注文する西村氏。
どれもこれも目から鱗が落ちる美味さ。
太ってしまうよ~。

「明日はよさこい祭り観たい」
と歩嬢。

よっしゃ。
ワークショップ終わったらね!


川沿いに走る走る

8/8(日) 夏の雲もくもく ちょっと雨

追手筋は日曜市で賑わっている。
路面電車で西へ一時間。
終点のいの駅。(土佐和紙で有名な町)
親友の多美ちゃんと娘(高校生)と待ち合わせ。

車に乗せてもらって、仁淀川を上る。
子どもの頃、自転車でひたすら上を目指して、川で泳いだな。
岩から飛び込んだり、竹に捕まって流されたり。。。

川面は濃い緑色。
山道は一面の苔。
苔が太陽に当たると金色に光る。

息子(中学生)も拾って河原へ。
河原でのほほん。
久しぶりに川の中に入る。
つつつつつつつ冷た~い。
めだかが足元に寄ってくる。
息子は水着に着替えてす~いすい。
いいな~~。

ちょっと早いけど誕生日プレゼントをもらう。
ありがとう~~。
大好きなカエルのストラップ。
覚醒するお香。

娘も息子も、おいらに遭うのを楽しみにしてくれてた。
うれしいな。。。

四国カルスト、天狗高原まで行くことになった。
高知県と愛媛県の境。
小学生のときにスキーに行ったっきりだ。
山を登るほどに霧が立ち込めてくる。

頂上に着いたものの、絶景は霧のため、拝めず。
黄泉の国みたいな状態に逆に感動。
自然に畏怖を感じつつ、厳かにそれを受け入れる。
先が見えない白い霧の中を深呼吸しつつ歩く。。。

多美ちゃんとおいらは獅子座のB型同士。
高二のときからケンカ、一回もしたことない。
お互いの違いを尊重し合って、励まし合って現在に至る。

がしら亭で、お刺身、お寿司、土佐の恵みをたっぷりいただく。
おいしいは人を幸せにする。。。
ほんまに高知の食は豊かやにゃ~。(土佐弁)

川遊びと山越えで、夏休み、満喫した~。
川沿いに走るときって、上流に向かうときは己の源へ遡るようで
下流に向かうときは、大らかな心地になるな。。。


夜中過ぎ、JR高知駅に着く照明デザイナーの木藤歩嬢を迎えにゆく。
ようこそ!真夏の高知へ!
明日から怒濤のワークショップが始まる。
今夜立て直した作戦を実践しつつ、すべて組み直してゆくことになる。
体力勝負。。。

寝る!




城下町うろうろ

8/7(土) 夏の雲万歳!

追手筋は、よさこい祭りの準備で観客席が設置されている。
街路樹はフェニックス。
不死鳥どすえ。
ヤシの木とソテツの中間のいでたち。

大橋通りのひろめ市場をうろうろ。
昼ビールの方々がいっぱい。
観光客もいっぱい。
竜馬の家紋のTシャツ、ちょっと欲しくなった。


母校、追手前高校の中にすい~~っと入る。
昼寝した中庭に足を踏み入れる。
野球部が校庭を独り占めしている。
天井の高い、木造の廊下が続いている。
心の奥まで何かがしーんと響いてゆく。

正門を出ようとすると、足元にひっくり返って悶えるアブラゼミが。
指を出すとしがみついてきた。
近くの木に誘導。
が、おいらの指から離れない。
いたたたた。。。
尖った口をおいらの指に差し込み始めた。
背中を掴んで木の幹に強制移動。

と、目の前にも別のアブラゼミが。
上の方の枝にも。
周波数短く忙しいアブラゼミの合唱。
幹に寄り添い、それを聴く。


高知城の敷地内の県立図書館へ。
放課後、ここで勉強したな。。。

キャスティング、役名を出してゆく。
うとうと。。。

お堀の内側の公園で、鳴子踊りの連がストレッチしてる。
9日から12日まで、街中が踊るアホになる。
ワークショップとドンかぶり。。。


ワークショップの打ち合わせ。
なななななななに~~!
参加人数、20~50名の間って聞いてたのに
ははははは、80名ですって~~!
中学生も20名混じってるとな~~!

じっくりひとつひとつの命に向き合う予定だったけど、作戦変更。
生存競争方式でビッシビシ行くわよ。

露天風呂からライトアップされた高知城を眺める。
今のうちに休んでおこう。。。


波の音を聴きながら

8/6(金) 晴れたと思ったらにわか雨

窓から夏の空が見える。
高知は、その景色に山が入り込んでいる。
雲の影が山に映ってて泣きそうになる。
三方を山に囲まれて、そして、海。


午後、家族に会う。
互いに年を重ねたことを実感しつつ。
近況を話し、互いの健康と幸多い日々を願う。。。
演劇を続けていられるのは、家族の応援があってこそ。


照明デザイナーの木藤歩嬢とスカイプで
高知ワークショップの打ち合わせ。


やっと秋公演の題名が決まった。
五つまで絞り込んで、ポかリンメンバーにも意見を聞いて。

『冬の穴』

作品の内容は、まだ秘密。
ここ一週間の緊張がふお~~っとゆるんだ。


藤のやの塩タタキが食べたい。。。


高校時代の友人、まさおさんを呼び出して藤のやへ。
主人の浦田さんがにっこり迎えてくれた。
無農薬の藁で焼いた塩タタキ。
まさおさんも「おいし~~!」と絶賛。
おいらは浦田さんが大好き。
ひとつひとつの料理に、驚きと感動がある。
幸せ~~。

「どこ行きたい?」
「海」
アクセル踏み込んで南へ。

映画『時をかける少女』の後半の台詞
「未来で待ってる」
男はどういうつもりで言ったのか!?
で、まさおさん節炸裂!
そして、路線バスに追い抜かれた。。。。
自動車が路線バスに追い抜かれるなんて、生まれて初めて!
笑い転げるおいら。

長浜へ。真っ暗。
波の音を聴きながら、星空を眺めながら
砂浜に寝転がってよもやま話。
蠍座のアンタレスが赤い。
夏の大三角形。
カシオペア座から北極星まではねえ。。。
流れ星、十個以上流れてった。。。

海はいい。。。
朝の海も、真昼の青すぎる海も。
夕方から夜にかけて水平線が見えなくなる瞬間も。
目を閉じても、潮風が包んでくれる。
波があやしてくれる。
そして、背中を押してくれる。


南国の湿気たるや。。。

8/5(木) 晴れ 

玄関先のシソにたっぷりお水をあげて家を出た。
今日もいい天気。

赤い電車で羽田空港へ。
すすすすすすごい人。。。
家族連れが多いな。
隙間を探して歩く。

マッサージ椅子に座って
マーシャーラーの仕事を観察しようと思っていたら
待ち合いのエリアがバスを使って搭乗する淋しいところで
マッサージ機もなく、視界も悪く、満喫できず。

バスに乗って飛行場の端へ移動。
炎天下の中、きびきび動いているスタッフさんたちを観察。
かっこいいな。
雨の日も風の日も、凍える日も。。。

飛行機に乗り込む時、操縦室のパイロットがちらりと見える。
自分が命を預ける人を確かめる。
メガネの三浦友和似の小柄な男性。
今日はスチュワーデスがアナウンスをしていたが
機長がするときは、その声やグルーブから、操縦技術の見当をつける。
離陸も着陸もゼリーのようになめらかだった。


高知龍馬空港は雨が上がったばかり。
むおわ~~~っと湿気がお出迎え。

バスで中心地へ。
帯屋町のアーケードではよさこい祭りの練習中の連がいて。
鳴子を鳴らし踊る若い踊り子たち。
夏やねえ~~。

誘惑は多々あれどホテルへ直行。
露天風呂でのびのび。。。

とうもろこし畑

8/4(水) 晴れ 雲がぐんぐん流れる

三塁打の題名が出た。
けど、もう少し考えよう。


インスピレーション「きらり~ん」を期待しつつ
東京国立近代美術館へ。

建築はどこにあるの?
7つのインスタレーション

体感型で、写真も撮ってOK。
建築って、実は人間が主役。

中村竜治氏の「とうもろこし畑」よかったな~。
繊細な三角形の連続で、その隙間から向こう側を見ようとすると
ぐおおおおお~~~~って
ワープするみたいな濃度の音楽が聴こえてくる。
いろんな角度でその先へ意識を向ける。
飽きない。。。

「とうもろこし畑」はおいらの頭の中で「さとうきび畑」に
変換されていた。
宮古島の360度海の気配のするさとうきび畑が
落ちて来そうなくらい青い空に
かき混ぜられるようにゆれている。

カフェでビールを飲みながら流れる雲をぼへ~んと眺める。
夏の午後。。。
空間そのものを楽しめる場、やっぱり好きだな。
来てよかった。

明日から高知か。。。
暑いな。。。
高知城下の、冷やしあめ飲みたい。
あ。
アイスクリンも食べたい。

これから、、、

8/3(火) 晴れ じりじり~

ん?
うなじ、蚊に刺された?
なななんと~。

暑さで死ぬ人が増えている。。。
子どもの頃、キスの天ぷらを揚げているのを見ていて
その夜、自分が天ぷらにされる夢を見たのを想い出した。


自転車こぎこぎ。
夏の花といえばサルスベリ。
臙脂色や純白のフリルみたいな花びらが風にゆれている。
ふわ~んふわ~ん。。。

あちこち工事してて、迂回する。
警備員のおじさん、暑かろ~。
松本賭至氏の事務所へ。
昨日の続き。
(秋公演の作品の題名を絞り込む)

ブレインストーミングしつつ視野を広げてゆく。
しか~し、ヒットは出てもホームランが出ない。
難産ぞなもし~~~!

夏目漱石の小説
『それから』
すんばらしい題名よね~。
ラストシーンで、主人公の視界のすべてが赤く染まって
ぐるぐる廻る「動」の先に続くのが、そう
それから。

こちらはこれから。。。
これから~~~!
(唄っている)



待て~!

8/2(月) 晴れたり曇ったり

風が気持ちいい~~。
相模大野のLisa高校へ。
ここまで来ると、箱根の温泉に行きたくなるよ。。。
事務所ではんこを押して、吹き抜け空間のテーブルで考え事をする。
風通しがよくて、最高。。。
っていうか、風になりそう。。。


公園を通り抜ける。
赤とんぼがすお~~~いと飛んでいる。
遠くから「待て~」とベタな台詞が聞こえてきた。
子どもたちが網を振り回してトンボを追いかけている。
鳩の歩みものっそり。
蟻たちが息絶えた蝉を運んでいる。

夏はひとつひとつの出来事がまぶしいな。。。


グラフィックデザイナーの松本賭至氏と打ち合わせ。
作品の内容を説明し、候補の題名いくつかを出して意見を聴く。
チラシにどんな文字が並ぶかで、お客様の心を動かせるかが決まる。
昨年の題名『垂る』も、動詞でよいネーミングを一緒に考えてくれたり
漢字にするか、ひらがな、カタカナにするか、など意見を交わしたり。
今までに試してない題名が浮上したきた。
今日は保留。
明日また打ち合わせ。


道で従妹とばったり!
「やすちゃん~」
「あさおちゃん~」
「遭いたかった~」


衣裳デザイナーの工藤恵子嬢から
「お好み焼き食べたい!」と誘いを受けてお店へ。
テーブル席が満席でカウンターへ。
(あ~あ。自分で作れない。。。)
お互い獅子座なので、ぶっちゃけ話大爆発。
今年乗り越えた様々な困難を報告し合う。
ある意味、戦友だにゃ。

この店、自分でたこ焼き作れるんだ。。。
今度こそテーブル席へ!

今夜の月は、溶けかけのアイスみたい。。。


純愛の

8/1(日) 晴れ

伸びてきた爪が気になるが
もう少しして切ろうと気にしないことにする。

近藤史恵著『エデン』を読み終わる。
『サクリファイス』の続編。
自転車ロードレースのプロチームに所属する主人公の
成長にぎゅんぎゅん。
両作とも、死を選ばざるを得ない選手たちの描かれ方にもぐっとくる。


秋公演のことを考えている。


近所の映画館で『借りぐらしのアリエッティ』を観る。
視界の変化や、純愛の手前の感覚、世界の美しさ、堪能した~。

大きな流れの中で、この命が今、生かされていることに感謝。。。

月を見上げながら歩いて帰る。

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